441 | アウト | マジュニア | 5/26 18:40:22 | 2031cf3bsMkaB7C7. |
世界の情報を得ることができる職業があった・・・ その職業を人々はシーカーと呼んだ・・・ ライム島の少年ジムはモンガおじさんに13歳まで育てられた。 ジムはグリーン山で小屋を見つける。その小屋には本がたくさんあった。 シーカーに関する本を見つけモンガおじさんに読んでもらったのだが・・・ |
マジュニア | 5/26 18:47:48 | 2031cf3bsMkaB7C7.||975 | ||
ジム「モンガおじさん?」 そばにいたポッドは不思議そうな顔をして言った。 ポッド「なんでシーカーになりたいの?」 ジム「なんか面白そう。兄ちゃんを探すんだ」 モンガ「シーカーはダメだ。今のお前じゃ無理だ」 ジム「でも・・・なりたいよ」 モンガ「死にたいのか。情報を得た後は自由だ」 モンガ「しかしシーカーになるには試験があるんだ」 ポッド「じゃあ僕もなりたい。一緒に行くよ」 モンガ「シーカーは1万人に10人なれるか分からないんだぞ」 ジムはポッドを見て笑った。 |
マジュニア | 5/26 18:54:11 | 2031cf3bsMkaB7C7.||834 | ||
ジム「ねえ、ポッド。10人になろうな」 モンガ「お前は何を考えてる。多くの受験者は命を落とす」 モンガ「便利な職業だから有能な人材を求める。お前には難しい」 ポッド「うん。おじさん?行かせてよ」 モンガ「お前ら二人は何を考えているんだ」 ジムとポッドは怒られて静かになった。 モンガ「・・・二人共、もう少し大人になれ。今のままじゃ無理だ」 ジム「じゃあ大人になるよ」 モンガ「とりあえず今日は寝るんだ。もうこんな時間だからな」 時計の短針は10時になる寸前だった。ポッドは家に帰り、次の日に親に 相談しようとしていた。ジムは二階に戻って、布団を敷いて眠った。 |
マジュニア | 5/26 18:58:14 | 2031cf3bsMkaB7C7.||94 | ||
その日の深夜、モンガおじさんは一人で考えていた。 ジムが兄を探したいと言っていることが心のどこかで引っ掛かっていた。 今まで可愛かったジムが大人へと成長していたからだ。 兄は今生きているか分からない。ジムがこのままライム島で 平和に暮らすことを願うモンガおじさんの目に涙が浮かんだ。 そしてモンガおじさんはずっと考えた結果、答えを出した。 その日、モンガおじさんにとって長い一日となった・・・ |
マジュニア | 5/26 19:2:53 | 2031cf3bsMkaB7C7.||410 | ||
次の日、ポッドは木刀を背負って鍛冶屋に来た。 鍛冶屋にはモンガおじさんとジムが立っていた。 モンガ「二人とも気をつけるんだよ。」 そう言うとモンガはナイフを取り出してジムに渡した。 モンガ「このナイフはフラットナイフ」 ジム「僕の名前のナイフ?」 モンガ「ジムの兄、ブレイド・フラットのナイフ・・・」 ジムの兄、ブレイドは旅立つ前にモンガの元へ来ていたのだ。 |
マジュニア | 5/26 19:9:27 | 2031cf3bsMkaB7C7.||574 | ||
今から7年前・・・ 茶色のマントの男が鍛冶屋に来た。この男がジムの兄である。 ブレイド「モンガさん」 モンガ「君はフラット家の子だよね」 ブレイド「ああ。今日は弟のことで話がある」 モンガ「ジム君のこと?」 ブレイドは親のかかった病気を調べる為に旅に出ると説明した。 そしてジムを育てて欲しいと頼んだ。するとナイフを取り出し言った。 ブレイド「俺が作ったナイフだ。弟が旅立つ時があったら渡してくれ」 そう言い残し、ブレイドはナイフを渡し、旅立つのだった。 ジムはその話を聞き、真剣な顔でナイフを見つめた。 |
マジュニア | 5/26 19:12:22 | 2031cf3bsMkaB7C7.||820 | ||
ジム「これが兄ちゃんの作ったナイフ・・・」 ポッド「かっこいいナイフだね」 切れ味の良さそうなナイフはジムの顔を刃に写した。 ジム「これで僕には兄ちゃんがついてる」 モンガ「命を落とすんじゃないぞ。また帰って来い」 ジムとポッドは村の住人に知らせることなく船着場に向かった。 モンガは二人を見送った後、涙が止まらなかった・・・ |
マジュニア | 5/26 19:17:40 | 2031cf3bsMkaB7C7.||900 | ||
二人は無事に船に乗った。そして大陸に着いた。 ポッド「ここがサマルトルだね」 サマルトルに着いた二人は駅に向かって歩いていった。 すると大男が二人の前に現れた。 大男「君達、保護者は?」 ジム「二人でライムから来ました」 大男はポッドを持ち上げて行った。 大男「こいつは弱そうだな。俺は弱い者を鍛えている」 ポッド「ううう。放してください」 大男「少年、悪いな。この子を連れて行くぞ」 ポッドは大男に鍛えられる(?)ことになった。 |
マジュニア | 5/26 19:24:14 | 2031cf3bsMkaB7C7.||53 | ||
ジム「都会は危ないんだな〜」 大男はポッドと共にどこかへ消えてしまった。 ジム「あ〜あ。駅行かないと」 ポッドが連れていかれたことを忘れて、ジムは駅に向かった。 ジム「あれ?ポッドはどこだ?」 ???「バ〜カ。さっき連れて行かれただろ〜が」 ジム「あ、そうだ〜。やばいぞ困ったな〜」 ジム「君は誰?」 銀色の目、銀色の少しはねた髪の男の子がジムの後ろにいた。 |
マジュニア | 5/26 19:30:1 | 2031cf3bsMkaB7C7.||462 | ||
???「わりぃ、俺はカーフェイ・ブラック」 ジム「僕はジム・フラット。ポッドが〜」 カーフェイ「僕?俺って言えよ。この辺で見ない格好だな〜」 ジム「俺?分かった。君の名前長いからカフェって呼ぶよ」 カフェ「ああ・・・。ていうか勝手に友達になってるし」 ジム「友達だよ〜。ポッドを探さないと」 カフェ「ポッドとかいう子は大丈夫だ」 ジム「なんで大丈夫なの?カフェ?」 カフェ「あの男は有名な武道家だ」 ジム「でも俺(?)達はシーカーになりたいんだよ」 |
マジュニア | 5/26 19:37:6 | 2031cf3bsMkaB7C7.||445 | ||
カフェ「強くなりたいんじゃないの?」 ジム「ううん。シーカーになりたいんだ」 サマルトルは強くなりたい者が集まる街だった・・・。 カフェ「ここは強くなりたいから来るんだよ?」 ジム「カフェは強くなりたいの?」 カフェ「違う。ちょっとな・・・」 いきなり暗い表情になった。 ジム「どうしよ〜ポッド」 カフェ「しょうがない。置いて行こう」 ジム「友達だぞ。置いて行けるか」 カフェの一言にジムは激怒した。 |
マジュニア | 5/26 19:37:53 | 2031cf3bsMkaB7C7.||951 | ||
第二話「銀の少年」 終わりです。 感想お待ちしています |
熊#熊 | 5/26 19:39:33 | 2195cfTbIiVy/SP9U||845 | ||
目の疲れを我慢して良く頑張った!感動した! |
マジュニア | 5/26 19:45:9 | 2031cf3bsMkaB7C7.||169 | ||
ごめんなさい。ありがとうございます |
花枕 | 5/26 20:39:52 | 2202cfvevsRjSUqH6||972 | ||
おもしろいです〜 |
マジュニア | 5/26 20:51:24 | 2031cf3bsMkaB7C7.||298 | ||
これから話を広げていきます |
いおり♪ | 5/28 17:24:21 | 2184cfLLIShuLI3Y6||219 | ||
がんばってください! |
特殊文字 by.チビファンタジー |