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4410〜オバちゃんはエージェント!?〜第九話〜OBATYAN2/21 21:55:212192cfSsjm/.A8kSA
今回は異常にスレ流れるの早かったですね〜。気合入れて書きます!

OBATYAN2/21 22:6:352192cfSsjm/.A8kSA||967
〜第九話〜
ルノー「私の娘のアリスです。」
アリス「こんにちは。アリスです。」
広子「CIAの河嶋です〜。宜しくお願いします。」
アリスはドレやアクセサリーで着飾り、いかにも金持ちの娘といった風貌だ。
広子「いよいよ今日ですね〜。気合を入れて頑張りましょう!」
ルノー「頑張りましょう!」

OBATYAN2/21 22:43:02192cfSsjm/.A8kSA||827
夜6時:大食堂
司会「みなさんこんばんは!いよいよ今日、ジャックルノー氏が所有する、『人魚の涙』を披露したいと思います。では、ルノー氏から一言言って頂きます。」
広子は目立たない様に客に混じっていた。警備員が扉という扉を見張っていて、客に混じって見張る警備員までいる。見るからに物々しい。
ルノー「この『人魚の涙』は私が数ヶ月前に古美術商から買い取りました。この美しさに一目惚れしたのです。」
確かに、眩いばかりに輝いている。大粒の真珠と18金のチェーンで出来たネックレスだ。

OBATYAN2/21 23:3:242192cfSsjm/.A8kSA||439
ルノー「私はその時・・・」
キャ〜!!
船のプールの辺りで悲鳴が聞こえた。
警備員「いくぞ!」
広子も同行した。プールサイドで掃除夫が腰を抜かしている。
掃除夫「あ、あれを・・・」
広子「うわっ・・・」
プールの真ん中に蜘蛛の巣に掛かったハエの様に、ロープで死体は縛り上げられていた。そして水面は血で染まり、周りは毒蜘蛛で覆われている。

OBATYAN2/21 23:13:562192cfSsjm/.A8kSA||222
そして死体の胸の辺りに『ツミブカキトガビトハ、ジゴクノナニオイテサバキヲクダシタ。 ジゴクノキジュツシ』というカードが張られていた。
広子「奇術師・・・」
警備員「酷いな・・・」
死体の顔は判別がつかない位に叩き潰されていた。

OBATYAN2/22 18:16:592192cfSsjm/.A8kSA||900
広子「一番近い港に船を着かせるんや。」
船長「無理ですね。この船は今、太平洋の真ん中に居るんです。一番近くてハワイですが、それでも5日は掛かるでしょう。」
広子「そうでっか・・・」
客A「なんだって!殺人鬼が乗ってる船で寝泊りしろって言うのか!?私はごめんだ!」
客B「そうだ、そうだ!」

OBATYAN2/22 18:32:392192cfSsjm/.A8kSA||321
広子「誰でも不安やねん!!勝手なこと言わんといて!」
船員「皆さん披露は後日しますので、今日は部屋にお戻り下さい。しっかり鍵を掛け、出来るだけ部屋の外に出ない様にして下さい。」
客はブツブツ言いながらも部屋に戻っていった。
ルノー「こんな事になってしまうなんて・・・私がこんなパーティを開かなければ・・・」
広子「ルノーさんは悪くないですよ。元気だして!!」

OBATYAN2/22 18:43:162192cfSsjm/.A8kSA||724
ルノー「はい・・・」
夜11時:アリスの部屋
アリス「早く目的地に着かないかしら・・・」
警備員「アリスさん異常はありませんか?」
アリス「大丈夫よ。」
警備員「何か有ったら・・・ウッ!」
警備員が倒れた音がした。
アリス「何かあったの?ちょっと!」
ブィ〜ン!ブィ〜ン、ブブブブ・・・

OBATYAN2/22 18:49:242192cfSsjm/.A8kSA||790
扉が瞬く間に叩き切られていく・・・
アリス「何よ!冗談はよして!」
アリスは泣きそうになりながら、父から貰った護身用の銃を構え、ベットにしゃがみ込んだ。
奇術師「フフフフ・・・キミモツミブカキトガビトダヨ。ジゴクノナニオイテショケイスル・・・」
アリス「あなたは誰?やめて!!」
奇術師は構わずチェーンソーを振りかざして進んで来る。

OBATYAN2/22 19:35:02192cfSsjm/.A8kSA||120
アリス「来ないでよ!撃つわよ!」
奇術師は笑っている。
バアン!バアン!バアン!バアン!バアン!
アリスは所構わず撃ちまくった。
弾はの足と腕に当たったらしく、奇術師は倒れている。
客「何かあったんですか?」
奇術師は起き上がり、再びチェーンソーを持って客に切り掛かった。
客「何をする!ウワァ〜!」

OBATYAN2/22 19:50:162192cfSsjm/.A8kSA||343
奇術師は男の胴体を切り落とした。辺りは血の海になり、絨毯が真紅に染まった。
奇術師「ヨクモボクヲキズツケタネ。コンドコソ・・・」
広子「動くなっ!!地獄の奇術師!見つけたで〜!窃盗及び殺人、殺人未遂の現行犯で逮捕する!」
奇術師「CIAノエージェントカ。ドケッ!」
奇術師は広子の隙を突き、部屋を逃げだした。
警備員「待て!」
警備員と広子が追い詰めて行く。そして遂に船の甲板に出た。

OBATYAN2/22 20:36:532192cfSsjm/.A8kSA||318
広子「もう逃げられへんで〜!奇術師。お縄に掛かってもらおか〜!!」
警備員と広子は一斉に銃を奇術師に向けた。
奇術師「ボクガシンデモトガビトノウンメイハカワラナイ。」
広子「なんやと?」
奇術師「タノシカッタヨ、エージェントサン・・・」
奇術師はそのまま海に身を投げた。
広子「あっ!」
暗い海から奇術師の面が浮かんで来た。
警備員「奴もこの冷たい海の中で生きるのは無理でしょうな。念の為、ボートで巡回しますがね。」

OBATYAN2/22 20:51:102192cfSsjm/.A8kSA||827
広子「でもアイツやったら何処かで息を潜めててもおかしくないですよ。」
広子は腑に落ちない顔をしながら部屋に戻った。
船員「目的地のオーストラリアに到着しました。順番に下船して下さい。」
何事も無く目的地であるオーストラリアに着いた船は、一週間滞在し、またアメリカに戻るのだった。
広子「肉食い過ぎた〜。」
広子は満面の笑みで船に戻った。バーベキューで一番肉を食べたのは広子だ。

OBATYAN2/22 21:11:222192cfSsjm/.A8kSA||541
アメリカに戻った広子は早速マークに一部始終を聞かせた。
マーク「大変だったな。ご苦労だった。」
広子「いやいや、肉もいっぱい食べれたし楽しい仕事やった。」
マーク「だが本当に奇術師は死んだのか?」
広子「そうやろ〜。あの化け物が死ぬ訳ないねん。そこだけが煮え切らんねん。」
マーク「まぁいい。一様これで一件落着だ。」
広子「殺人鬼の死をもって事件解決か・・・売れへん推理小説みたい。」
マーク「言い忘れたが事件のカタがついたから一端日本に帰ってもいいぞ。」
広子「久々の休暇やな〜。今回の山はヤバかったわ〜。子供の顔でも見て休むか・・・」

OBATYAN2/22 21:14:42192cfSsjm/.A8kSA||486
奇術師が仮死亡し、事件は一様解決した。しかし広子が帰国しても、事件は続くのだった。

OBATYAN2/22 21:14:292192cfSsjm/.A8kSA||803
ここで切ります!感想よろです♪

長ネギ2/22 21:22:22191cfLIpVOief5nk||875
広子はん本間にご苦労さんでした。
帰国してからの広子の活躍も少し期待。

さの2/22 21:23:132111cfQrA8nV6KmTE||545
パチパチパチー
書くのうまいねー♪
よぉOBATYAN師匠

OBATYAN2/22 21:31:572192cfSsjm/.A8kSA||640
感想ありです!!帰国してからは事件より大阪のオバちゃんの生活を描きたいと思っております。>長ネギ様
そこまで褒めて頂けるなんて光栄です。>さの様

アルテ2/22 21:34:442222cf.dRNbOALyK.||207
少し前から見ておりますが・・面白いですw
(;´∀`)肉食いすぎたって・・事件終って(?)開放感がでたのやらw

OBATYAN2/22 21:48:342192cfSsjm/.A8kSA||293
アルテ様お初です!広子はデリカシーが無いんですよ。ホントに。良い様に言えば嫌な事や悩み事はすぐ忘れて楽しい事に熱中するんです。これは殆どのオバちゃんにも言えますが・・・感想ありです!!

鳳城亮2/24 8:50:162192cfZtTL.aTZ5b2||170
久しぶりの休暇
日本に帰ったら
おばちゃん軍団でバーゲン行ってたりして・・・

OBATYAN2/24 18:52:342192cfSsjm/.A8kSA||397
感想ありです!!それもイイね〜。ネタに追加しようかな?>亮様


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