4429 | 「ムゲンの世界」 | ミラル | 2/25 15:32:0 | 2182cfKXok5A/j8Yc |
このお話は、私が見た夢を元に書いたお話しです。 見た夢はほとんど覚えてないんですが、夢で見たところもちょっと入ってます。 |
ミラル | 2/25 15:32:52 | 2182cfKXok5A/j8Yc||868 | ||
「瑠璃、明日も早いんでしょ?もう寝なさい」瑠璃の母は言った。 ちぇ、と思いつつ「リョーカイ」と言うと、瑠璃はテレビをパチッと消した。 「お休みー」そう言って、部屋のドアを勢いよく閉めるとベットに入っていった。 * * * 瑠璃は、誰かにゆすぶられて目を覚ました。 「瑠璃!」 |
ミラル | 2/25 15:34:16 | 2182cfKXok5A/j8Yc||270 | ||
「うーん……!?」なによぉ、と目を開けるとそこは、上下左右後が金属の壁になっていた。 そして、前は、鉄格子。どうやら、閉じ込められてるみたいだ。夢かな? その中には瑠璃のほかに、幼なじみの顔が、三つ。 「竜也?梨香?星羅?」 「ああ」と竜也。竜也は、黒髪の男の子。いつも黒っぽい服を着てる。 「そうだよ」と梨香。梨香は、黒髪の女の子。結構男の子っぽい服装。 「うん」と、星羅。星羅は、長い黒髪の女の子。結構おっとり。 どうやら、夢ではないようだ。だってみんなと話ができるんだから。 |
ミラル | 2/25 15:35:0 | 2182cfKXok5A/j8Yc||54 | ||
一応ほっぺをつねって見ても、やっぱり眼は覚めなかった。 「で、ここどこ?」と、瑠璃が聞くと、みんなは首を振った。 「それが、私たちにも分かんないんだよね」と、梨香。 「シッ、誰か来るみたい」星羅が、小さい声で囁いた。 耳を澄ませてみると確かに、コツコツと、足音がする。 足音がだんだん大きくなってきて、そして誰かが鉄格子の前まできた。 何人かの、鎧っぽい奴と、灰色のボスみたいな人だ。 |
ミラル | 2/25 15:35:33 | 2182cfKXok5A/j8Yc||261 | ||
ながーい灰色のマントに、灰色の服とフード。なんか見覚えがあるみたいな……。 「お目覚めか?」そいつは言った。 「……フェクダニハル」竜也が、言った。瑠璃たちも灰色の奴の名前は其れに間違いないと分かった。 「覚えているのか。それとも、なんとなく分かるだけか?」と、フェクダニハル。 「なんとなく分かるだけ」竜也は、いつも口数が少なく答えなかったので瑠璃が言った。 |
ミラル | 2/25 15:35:55 | 2182cfKXok5A/j8Yc||233 | ||
灰色マントは、鎧の奴と目を合わせた。(鎧の奴の目なんか見えないけど) 「プログラムは順調のようだね」 「プログラムってなに?」と、星羅。 「仮想現実プログラム。覚えていないようだな。また忘れるだろうが教えてやろう。 お前たちがいた世界は現実ではなく、プログラムだ。 あんな<学校>なんてものは、ここには無い。わかるか?」 |
ミラル | 2/25 15:36:18 | 2182cfKXok5A/j8Yc||282 | ||
「母さんたちは、すべて幻想って事か」と、竜也。 「でも、どうして私たちは、こんな所に?」と、梨香。 「……私たち反逆者だから……」と、星羅が言った。瑠璃たちはハッと星羅を見た。 「そうだった……」瑠璃は呟いた。 「思い出し始めているな。これは反逆者に対する罰でも軽いものだ。 仮想現実の中で自由に暮らすことが出来るからな。またすぐにプログラムを開始する。 そうすれば、ここの事も、夢になる。」 |
ミラル | 2/25 15:37:16 | 2182cfKXok5A/j8Yc||11 | ||
灰色マントは、鎧の奴らに目配せした「念のためだ、お前はここに残れ」 そう言うと、残りの鎧の奴らと、フェクダニハルは去っていった。 鎧の奴をよく見てみると……。 「ロボットだ」竜也は言った。 「これ、やっぱり夢じゃなくて現実だよね?」と、梨香。 「だって、夢ならあたしたちが出てきたりしないっしょ」瑠璃は言い、梨香のほっぺをつねった。 「いったー」 「ほら、さっきあたしだってほっぺつねってみて覚めなかったんだよ」 |
ミラル | 2/25 15:38:9 | 2182cfKXok5A/j8Yc||990 | ||
「これからどうしたらいいんだろ」と、瑠璃が言った、そのとき。 鎧のロボットが倒れた。そして、何か小さいのがその回りを飛んでる。 それが、ちょっとずつ大きくなって、鉄格子に止まった。 すると、鉄格子があいた。そして、小さいのがさらに大きくなった。 丸い、ロボットみたいだ。真ん中へんに、黒い長四角があって、それを彼らの方に向けている。 「よかった。目覚めたって言うから来たんだ。……て、わかるか?」その丸いのは言った。 「あー、……A(エース)」星羅が思い出していった。 「オッケ、それじゃ、逃げるぞ。誘導は任せとけ」Aは言った。 |
ミラル | 2/25 15:38:39 | 2182cfKXok5A/j8Yc||351 | ||
彼らは廊下を走っている。Aの誘導で、入り組んだ通路を迷うことなく進んでいる。 「ゲッ」と、梨香が悪態をついた。その辺の壁から、警告音らしき音がなり始めた。 「まずいな」とA。 そして、まもなく例の鎧ロボットがあちこちに出没するようになった。 「ついたぞ!ここのドアから出られる」Aが言った。 「ロックされてる」竜也が、ドアを開けようとしていった。 「オッケ、まってろ」Aは、見えないほど小さくなった。 どうやら、ドアの隙間から外に出て、ロックを解除するようだ。 |
ミラル | 2/25 15:39:3 | 2182cfKXok5A/j8Yc||456 | ||
「発見!」声がした。後ろを見ると、鎧ロボットが走ってくる。 「反逆者4名。セクションC、21。外に出る気だ!」 どんどん近づいて来る。と、Aの声がした。 「開けたぞ!」 竜也が、すかさずドアを開ける。 すると、目の前には鎧ロボットと、灰色マントがいた。 Aは、捕まえられている。 灰色マントが、何か機械を持っている。そして、他のロボットもだ。 |
ミラル | 2/25 15:39:41 | 2182cfKXok5A/j8Yc||422 | ||
彼らはロボットに押さえつけられた。 「お休み」灰色マントはそう言った。 そして、竜也、梨香、星羅の目をふさぐように機械が取り付けられていく。 暴れていた彼らは、動かなくなる。そして、瑠璃にも。 * * * ジリジリと音がなっている。 「おきなさい!瑠璃」母さんが言った。 |
ミラル | 2/25 15:41:18 | 2182cfKXok5A/j8Yc||609 | ||
************************END******************* こんなお話でしたー。楽しんでいただけましたか? 次回作はまだ未定です。今、全く新しい世界を創作しようと奮闘しています。 |
ダニエル | 2/25 16:40:38 | 2191cfL0eHVdqqfL.||189 | ||
一人でやっててたのしい? |
ミラル | 2/26 9:43:25 | 6121cfG21wJgbLi1c||611 | ||
>ダニエル様 自分で好きで書いているので、別につまらなくは無いです。 |
エルロイド | 2/26 17:4:16 | 2191cfMyXd1swMxuA||84 | ||
こんにちわ〜 おぉ〜・・・w 何か、映画か小説 にでもありそうな感じですねw 応援します〜w 壁┃^^)/~~では |
ミラル | 2/26 17:8:5 | 2182cfA8wzvI5l/IQ||360 | ||
>エルロイド様 また、読んでくれてありがとう^^ こうやって感想を書いてくれる人がいるととても嬉しいです^^ |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ | ||||