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4455青い空を見つめて〜序章第2話『目覚め』アスターテア2/26 20:25:482191cf5um/lJt53yE
お久しぶりです。
・・・といっても大分日があいているので、分からない方が多い、と言うか分かる方はいらっしゃらないでしょうが(爆)
と言うわけで、改めましてご挨拶をw

一応、これはこのゲームでの体験(?)を軸に勝手に妄想してできた煩悩の世界です。
最も、序章はとてもそうには見えませんがw

次からはもっと早く書けるようにしたいと思っておりますので、気長にお付き合い頂けると嬉しいです。

以前のはここからどうぞ。
序章 第1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-2095.html

アスターテア2/26 20:27:22191cf5um/lJt53yE||345
序章 第2話『目覚め』

どこかで、火がぱちぱちと燃える音が聞こえる。
そして、その傍で、ボソボソと話をしている声も聞こえてきた。

・・・?

ふと、目を開ける。
眩しい太陽の光が飛びこんでくる。
再び眼を閉じ、今度はゆっくりと開いて行った。
目の前にはクリーム色の天井があった。
そこでは、薄翠色のファン(羽根)がゆっくりと回転しているのが見えた。

・・・ここは・・・?

少女は、その時はじめて自分がベッドに寝ていることに気が付いた。
何故こんな所にいるのだろう?
少女は記憶をたどって行った。

アスターテア2/26 20:27:322191cf5um/lJt53yE||296
・・・えっと・・・確か、私は、モンスターに襲われて・・・。

だんだん記憶がはっきりとしてくる。

それで、慌てて走って逃げて・・・。
そうだ・・・その後、私は・・・どうしたのだっけ?

ちょうど、モンスターに襲われたところまでは覚えているのに・・・。
その後の事となると、さっぱり分からない。

まぁ、これ以上、分からない事を考えてたって仕方がないか・・・。

少女は、諦めにも似た溜息をついた。

アスターテア2/26 20:28:362191cf5um/lJt53yE||319
そこに、トントンという軽い足音が近づいてきて、少女の顔を覗きこんだ。

「あ、気が付いたみたいね。気分はどう? 痛む所はない? ・・・で、あなたは誰? どこから来たの?」

明るく、はつらつとした声で1人の黒髪の・・・少女より2,3年かさ位の女の子が少女の顔を見るなり、たて続けに質問してきた。

「ええっと・・・そんなに一度に言われても・・・」

少女は、面食らって目を白黒させながら言った。

アスターテア2/26 20:29:32191cf5um/lJt53yE||89
「あ、そっか。 ごめんね」

娘は、てへっ、と軽く赤い舌を覗かせて軽く肩をすくめた。
そして、2人で顔を見合わせて微笑む。
それだけで少女はふっと気が緩むのを感じた。
気が合いそうだな、何となくそう思った。
まず、黒髪の女の子が口を開いた。

「えっと・・・まず、自己紹介しとくね。 あたしはレイシア。 レイ、って呼んでね。 
んで、ここはグランデュール城下町のあたしの家よ。 ・・・で、あなたは?」

促されて少女も口を開く。

アスターテア2/26 20:29:362191cf5um/lJt53yE||745
「私はアスターテア、です。」

「あ、アスティ・・・?」

長い名前のため一度で聞き取れなかったのであろう。レイシアは目を白黒させた。

「ふふ・・・アスターテアです。 ・・・呼びにくかったら、ティア、とでも呼んでください」

レイシアはこっくりと頷いた。

「ん、分かった。 じゃあティア、あなたどうしてあんな所に倒れてたの? ・・・見た所、冒険者って感じでもないし」

アスターテア2/26 20:30:402191cf5um/lJt53yE||494
レイシアの疑問も最もであった。
最近、モンスターが狂暴化してきたためある一定の資格を持つものしか、街を出入りができないようになっているのだ。
そして、それらの資格を持つものは『ギルド』に所属し、一般には冒険者と呼ばれている。
それなのに、アスターテアのような娘が1人で出歩くと言うのはまず有り得ない事なのだ。

アスターテア2/26 20:31:12191cf5um/lJt53yE||598
「あ、それは・・・」

少女は言いにくそうに口篭もる。
レイシアはただ黙って答えを待っていた。

「私達の住んでた村が・・・モンスターの大群に襲われて・・・それで・・・」

ぎゅ、っと拳を握り締めて、涙を必死にこらえながら言う。
そんなアスターテアの脳裏にその時の状況がまざまざと甦ってきた。

アスターテア2/26 20:37:112191cf5um/lJt53yE||215
タグを利用すれば良かったと今更後悔(遅
次から気をつけます;

・・・と気を取りなおして。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
このようなへたれ&マイペース物書きの文章にお付き合い頂き、本当に嬉しく思います。
これからものんびりと(ぉぃ・・・次は一月も空けずに更新したいと思います。(遅い
ですので、これからも宜しくお願い致します。


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