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4467チビファンタジーの世界へ迷い込んだら?第22話ミー♪2/27 17:5:142181cfK2g.Hp6q8lk
☆前回までのあらすじ☆
普通の中学生実沙は、ひょんな事からチビファンタジーの世界へ迷い込んでしまった。
何も知らない実沙の前にアラシという少年が現れ、二人は共に行動することに。
輝く草原で謎の男に襲われたが、危機一髪助かり、ゲムル川へ。
その後も、何度も危ない目に遭ったが、チバ・梨恵・ニック・みつる☆という
仲間が増えた。
一行は、城下町に戻ったが、アラシのペットが盗まれ・・・

ミー♪2/27 17:8:552181cfK2g.Hp6q8lk||279
前回までの話をまとめたので、よかったら見てください^^
http://misatate.exblog.jp/

前回レスして頂いたデニスさん、チバさん、ニックさん、マスター零さん、
有難うございました^^
とても励みになりますw

ミー♪2/27 17:14:332181cfK2g.Hp6q8lk||12
【第二十二話:迷い】

「ねぇ、アラシ。クマさんはどうしたの?なんでまた裏道に行くの?ねぇ・・・」

「うるせぇ!仕方ないんだよ!!」

「はぁ?何言ってんの?訳わかんな・・・・・!?」

そこまで言うと、実沙とアラシは立ち止まった。
実沙の前にはコートを着た見覚えのある男が立っていたのだ。

「あ・・・あなたは・・・。」

ミー♪2/27 17:21:142181cfK2g.Hp6q8lk||44
「よぅ。久しぶりだな。異世界の女。」

実沙は驚きのあまり声が出なかった。
前、輝く草原で戦った男にまた遭う事になるなど予想もしていなかった。

「な、なんで此処に!?」

男は少し間を置いた後、冷たい笑みを浮かべて話した。

「なんでかって?そんなの決まってんだろ?お前を消すためだよ!!」
そのために、アラシ君にお前を連れて来て貰ったのさ。」

「・・・!?」

ミー♪2/27 17:26:182181cfK2g.Hp6q8lk||588
実沙は男の言葉に耳を疑った。
今まで口喧嘩を何度としたが、必ず実沙を守ってくれたアラシが
敵に実沙を渡すなど信じられない。

「アラシ・・・本当なの!?ねぇ、嘘でしょ!!嘘だよね!!」

アラシは複雑な表情を浮かべたまま、ただただ黙っている。

「ねぇ!アラシ!!何か言ってよ!!」

「・・・ごめん・・・。クマさんを助けるためには仕方無いんだ・・・。」

「!!!?」

ミー♪2/27 17:32:242181cfK2g.Hp6q8lk||705
「おぃ、女。聞いただろう?アラシ君は、ペットの方が大事なんだってよ!!」

男が不適な笑みを浮かべて話す。
その言葉に実沙は反応しない。
数秒経った後、小さく口を開いた。

「・・・そうだよね。クマさんの方が大事に決まってるもんね。仕方無いよね。」

実沙は笑顔を作ったつもりが、実沙の顔に笑顔は無かった。
かといって、怒りの表情も無い。

「アラシ・・・本当に少しの間だったけど楽しかったよ。チバさん達にも
有難うって言っておいてね。・・・あと、アラシ・・・私・・・ッ。」

ミー♪2/27 17:36:172181cfK2g.Hp6q8lk||861
もっと何か言いたいのだが、これ以上は声が出なかった。
胸が何か詰まった感じがして苦しくて仕方がない。
泣きたくないのに、涙が溢れて止まらない。

「まぁ、せめてもの救いに、アラシ君にお前を殺して貰うよ!」

「「な・・・!?」」

男の言葉に実沙とアラシは目を見張った。

「ふざけんな!!んな事できるわけないだろ!!」

ミー♪2/27 17:40:332181cfK2g.Hp6q8lk||623
「なら、このペットを殺すまでだが。」

「クッ・・・。」

風が一つも吹かない。
空の雲も流れていかない。
この場の時が全て止まってしまったかのように感じる。
そんな沈黙の空気を破り、実沙が口を開いた。

「・・・アラシ・・・。いいよ。私を倒して・・・。」

「・・・!?お前、何言ってんだよ!!」

ミー♪2/27 17:44:362181cfK2g.Hp6q8lk||749
実沙の言葉にアラシは思いっきり怒鳴った。
声の大きさに驚き、実沙は一瞬体を奮わせた。

「だ・・だって、クマさんが・・・」

「だからって自分から言う馬鹿がどこにいるんだよ!!」

アラシの言葉に、まだ治まったばかりの涙が零れてくる。

「うっ・・・。わ・・私だって死にたくない!でも、クマさんを見殺しに
するなんて事も出来ないよ!!」

ミー♪2/27 17:47:502181cfK2g.Hp6q8lk||471
「女の言うとおりだぜ?アラシ君。」

男はそう言いながら、クマさんにナイフを突きつける。

「アラシ!お願い!!・・・私、どうせ殺されるならアラシに殺されたい!!」

「でっでも・・・。」

「いいから!お願い!!」

「・・・・・。」

ミー♪2/27 17:50:292181cfK2g.Hp6q8lk||839
実沙の言葉に覚悟を決めたのか、アラシは剣を抜いた。
スッと実沙の上に上げる。
実沙はギュッと目を閉じた。

「ごめん!!!」

アラシはそう言い、スッと剣を振り下ろした。


【二十三話へ続く】

ミー♪2/27 17:53:352181cfK2g.Hp6q8lk||58
☆あとがき☆
つ・・・疲れました・・・orz
過去ログを一気に整理してたら、かなりの時間が・・・
しかも今回、三人しかキャラが登場してないですし。。

高校受験が終わったので、これからは続きをどしどし書きたいと思ってます(待

チバ2/27 21:19:492182cfwq9BqhIKWxk||172
お久しぶりでございます。うおおお!気になりますな。頑張ってくださいませ、期待してますよ。なお、今回自分も新小説を立ち上げることにいたしました。
「風使いの旅」という題名で25日から書いて、今第三話までできています。
結構いい話なのかもしれないのでできれば見てくれたらうれしい限りです。

ミー♪2/28 16:48:442181cfK2g.Hp6q8lk||468
チバさん、お久しぶりです^^
感想有難うございます!!とっても嬉しいですww
ハィ!頑張ります!!
なんと!チバさんも新小説書き始められたのですね。
とっても楽しみです(>w<)
是非、読ませて頂きますね^^

チバ2/28 19:46:262182cf0wcmnjxT0M.||80
はい。前回の物語(確かルイとかいうのが主人公)はパソコンのデータ損失により中断になってしまいましたから、今回はフロッピーかなんかに保存しておきます。

デニス3/1 13:25:52191cftrsPWrvtGcU||465
こんにちわ、また読ましていただきました。
高校受験だったんですかおつかれさまです。
今回は、アラシが実沙かクマさんのどちらを選ぶかで終わったけど僕は、話の続きがまったくつきません。次たのしみにしています。

美玲3/1 22:50:482191cfoR3vvKqbZjo||713
はじめまして。僕は美玲といいます。(美玲に僕、はあわない気が・・・)
このページと最初の方を読ませていただきました。
実沙が天然(?)で読んでて楽しいです!
でもこのページではシリアスな事になってますね・・・ちゃんと他も読みます。。
これを読んで僕も小説に挑戦してみようかな?と思います。
ありがとうございました!

マスター零3/2 20:15:142031cfM4imPKT.2rs||87
おつかれ様です^^
高校受験って事は中学生だったと^w^
頑張ってかいていってくださいな♪
自作お待ちしています^^

マスター零3/2 20:15:392031cfM4imPKT.2rs||983
自作って><
次作です^^;

せいしん3/3 22:36:172221cfPBceh5.sgao||634
最高です最近過去ログとかで読んでます

ミー♪3/5 18:9:372181cfK2g.Hp6q8lk||75
・デニスさん
こんにちは^^
感想ありがとうございます!!とっても嬉しいですw
高校受験、終わってしまうと気が楽ですねぇ(^^
今回だと、アラシはクマさんを選んじゃいましたね。
次回で、本当の結果がわかるかもです(ぇ

・美玲さん
初めまして^^
感想ありがとうございます!!とっても嬉しいですw
最初から読んで頂き嬉しいです(≧▽≦)ノヮーィ
実沙は天然&鈍感キャラですね。いわゆるボケキャラに入るかと(ぉ
小説、是非挑戦してみてくださいねw

ミー♪3/5 18:9:542181cfK2g.Hp6q8lk||890
・マスター零さん
感想ありがとうございます!!とっても嬉しいですw
ハィ。実は中学生でした(^^
でも、もう後何日かしたら高校生ですけどねv
面白くなるよう頑張ります!

・せいしんさん
感想ありがとうございます!!とっても嬉しいですw
さっ最高ですか!!
嬉しすぎます(>w<)
過去ログ読んで頂き感謝感激ですvv

美玲3/19 12:32:346121cfrLBqQVCooGc||24
小説、挑戦しちゃいました♪(何
楽しい話ですねvv
僕の書いてる話は少し暗いですが・・・
また頑張って下さい♪


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