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4481バトルロワイアル連載―エラー―李亞2/28 21:17:502182cfPPkTUCF2dqo
こちらにある小説は、俗に言う『バトルロワイアル』を自分流に再現してみよう、という小説です。
生と死の重さがまだ解らない方は(いや、私も完全には解ってませんが)
読むのを止めた方がいいでしょう。

また、こちらにある小説はグロイ、という種類に分類されます。
血が流れます、痛いです、人が死にます。
そういったことが苦手な方も、読むのをやめましょう。

まだ15にもならないガキが書いているので15禁ではなく12禁にでもしておきます。

途中でのレスはお控えください。
一気に書く気が失せます。

参加者の名簿及び以前の作品は「http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/」にて。

李亞2/28 21:18:512182cfPPkTUCF2dqo||706

今、この場で、オレにできること――

        
オレにしかできないことを遣り遂げたかった。

           

だから、まだ死なない。

           
                  

・・・無論、まだも何も、寿命までは死ぬつもりないけど。

李亞2/28 21:19:312182cfPPkTUCF2dqo||326



エラー


―六章―


 

李亞2/28 21:19:482182cfPPkTUCF2dqo||572
「・・・なあ洸、今なんか足音しなかったか?」
「そう?」


二階に位置するこの教室―パソコン室―には二人、男子生徒が居た。


一人目、扉の前で聞き耳を立てている神宮寺 翔悟。

二人目、一番奥の教員用のパソコンで只管にキーボードを叩いている杉本 洸。


その教員用のパソコンのディスプレイには、数字やアルファベットが連なり、
異質な雰囲気を醸し出していた。

李亞2/28 21:20:52182cfPPkTUCF2dqo||539
「・・・・・・ほら、なんか聞こえるだろ?」
「翔悟は扉の前に居るから聞こえるだけで、オレには何も聞こえない」
「ちぇっ、乗ってる奴だったらどうするんだよ」


自身の武器だったバタフライナイフを構えた。
足音が過ぎ去ればそれでよし、だが、
もしもこのゲームに乗っている生徒が此処にきたら一気に・・・

李亞2/28 21:20:282182cfPPkTUCF2dqo||941

          

―――・・・・一気にどうすればいいんだよ。


     

李亞2/28 21:20:562182cfPPkTUCF2dqo||196
翔悟の脳裏にそんな言葉が過ぎったが、
とりあえず後ろで今もキーを叩いてる友人さえ守れればいい。
彼さえ守れれば、一紀や智、他の乗っていない生徒も助かる可能性が生まれる。


        
キュッ キュッ


             
運動靴が廊下を擦る音が聞こえた。
今度は洸にも聞こえたらしく、キーボードから手を離して机の中へと隠れる。
もしも戦闘になった場合の事を考え、二人で決めた行動だ。


「一紀か智だといいんだけどな・・・」
「世の中そう上手くいくわけないでしょ」
「うっわ辛辣」


足音はコチラへと近づいてくる。

李亞2/28 21:21:252182cfPPkTUCF2dqo||387
「あーもう、どっか行けっつーに」
「これから殺しあうかもしれないのに随分余裕だね?」
「未だに殺りあう実感の沸かない自分がなんとも能天気に思える」


コレは本音。

普通に生活していく中でクラスメートと殺しあうなんてありえない。
それをつい昨日まで「お土産なんにする?」なんて笑いあってた彼らと殺し合い?

確かに怖い気持ちもあるが、彼はどちらかと言うと楽観的に物事を判断する。
ヒロミが殺された時は流石に目を見開いたが、
どうにかなるだろう精神で此処まで正気を保ってきた。

李亞2/28 21:21:372182cfPPkTUCF2dqo||837

だが、此処で乗ってる生徒が出てきたらどうしようか。

長めの髪をグシャグシャと掻き、頬を軽く叩いてバタフライナイフを握りなおした。
息を大きく吸い込み、吐く。

李亞2/28 21:21:512182cfPPkTUCF2dqo||489


ガラッ



李亞2/28 21:22:152182cfPPkTUCF2dqo||656
音を立てて開いた扉の向こうに立ってたのは、


「み、水原ぁ?」
「・・・・・あ・・・」


赤と黄色に彩られたピコピコハンマーを握り締め、
いつになく蒼白な顔をした水原 都だった。

少々予想外な人物に、翔悟も素っ頓狂な声をあげる。


「・・・・あ、あー・・・・・ぶ、武器、それなのか?」


警戒するように、半ば自分のペースを取り戻すように尋ねた翔悟の手には、
未だバタフライナイフがしっかりと握られていた。
都はおずおずと頷き、それから自分に向けられているナイフを見た。

李亞2/28 21:22:322182cfPPkTUCF2dqo||113
「こ、洸・・オレ、どうすればいい訳?」


ナイフを下ろすべきか下ろさないべきか迷い、
結局はいつもの様に助言を求めた。


「知らない、翔悟が決めれば?」
「コラコラコラ、そこでそうやって逃げるなよ。
物事から逃げてばっかだと成長するもんもしなくなるぞ」
「・・・・・血の臭いしなければ入れてもいいんじゃないの?」


洸の言葉に、鼻に神経を集中してみるが、
特にコレといってあの鉄臭い臭いはしない。

李亞2/28 21:22:482182cfPPkTUCF2dqo||589
「えっと・・・さ、お前、これから乗ろうとか考えてる?」


翔悟が騒がしい性格の所為か、どうにもこの様に大人しいタイプは苦手だった。


「・・・乗りたくない、けど・・・・」
「けど?」


自分より幾分か下にある彼女の顔を覗き込む。

李亞2/28 21:23:12182cfPPkTUCF2dqo||484


「死にたくもない」



李亞2/28 21:23:142182cfPPkTUCF2dqo||673
少し長めの前髪越しに見えた目は、
とてもじゃないが嘘をついているようには見えなかった。


「んー・・・オレは大丈夫だと思うけどなァ・・・武器、ピコハンだし?」
「ならいいんじゃない?水原、ちょっとこっち着て」


洸は埃っぽいカーテンを力尽くでビリビリと千切り、埃をはらった。
その間に都は洸のほうへと歩いて行く。

李亞2/28 21:23:322182cfPPkTUCF2dqo||269
「ちょっといい?」


千切れたカーテンを持ったまま首輪に手を伸ばす。
ビクッと都の身体が震えたのは気にせず、
そのままグイグイと首と首輪の隙間にカーテンを入れた。
そして、自分のポケットからハンドタオルを取り出すと同じように隙間に入れる。
都越しに見える翔悟も同じ行動をしていた。


「・・・何?」
「首輪で盗聴されてると思うから、一応」


そうだという保障はない、映画で知った知識だけにかなり不安だ。
声をできる限り潜めて話しだす。

李亞2/28 21:24:102182cfPPkTUCF2dqo||862
「オレは・・・あ、翔悟も、このゲームを滅茶苦茶にしてやろうと考えた。
まあ・・・そこで、オレの得意分野だ。」


パソコンを顎でしゃくる。


「オレは今現在、政府のコンピューターに侵入させるウイルスを作ってる」
「・・・ウイルス?」
「・・・簡単に言えば政府のコンピューターを壊すためのプログラム。
もしもそれが完成して、侵入にも成功したら、全員助かるかもしれないわけ」
「どうやって?」


目の前の少女は、機械分野には疎いのか、あまり意味が飲み込めていない様子だった。

李亞2/28 21:24:392182cfPPkTUCF2dqo||219
「だからな、首輪はきっとコンピューターで管理されてる。
で、そこのコンピューターを壊せば首輪の無理に引っ張れば爆発ってのも無くなる訳で。
いや、必ずしもそうだとは限らないけど、オレはそれに賭けたい。
翔悟はそれに協力してくれてるから此処に居る。
できれば水原にも、協力を仰ぎたいところなんだけど・・・」


ここで彼女の様子を伺う。


「・・・・助かるかもしれないの?」
「そりゃあ、成功すりゃ助かるだろ?」


翔悟が後ろから声をかける。
少し除け者状態が寂しかったのだろうか。

李亞2/28 21:24:522182cfPPkTUCF2dqo||583
「協力する場合・・・私は何をすればいいの?」
「・・・パソコン使えないらしいし、コレといって手伝ってもらえるような事はないと思う。
だから・・・見張りとか、そういう危ない方で協力してもらう事になるね」


嘘を言っても仕方がなかった。
此処より、校舎の何処かに隠れている方が安全なのには間違いない。

だが、彼女の答えは自身にとって安全な方ではなく――

李亞2/28 21:25:72182cfPPkTUCF2dqo||464
「・・・解った」
「へ?」


驚いたのは二人とも同じ、だが、声をあげたのは翔悟だった。


「協力するから、ちゃんとそのウイルスっての作ってね?」


威圧感が少しばかり感じられる笑みで微笑んだ彼女に対し、


「勿論」


洸も自身に満ち溢れた笑みで返す。

李亞2/28 21:25:212182cfPPkTUCF2dqo||288


生存者 18人



李亞2/28 21:25:532182cfPPkTUCF2dqo||656
いや、うん、今回は復帰作品なのであまり描写は入れず。
寧ろグロ皆無です、死亡者も居ませんね。
しかも、書きやすい人ばっかり書いちゃってます。
でも水原嬢と杉本氏の口調は自分でよく解りませんでした。

ちなみに、私はウイルスについての知識は全くありませんので、
奇妙な描写が混じってるかもしれません。
そこはまあ・・・長い目で見て流してやってください。
ウイルスの作り方とか、全然出てこないんですよねorz
ホントにアルファベットとか数字が並んでるんでしょうか・・・

まあとにかく、尻切れトンボとは正にこのこと・・・

李亞2/28 21:28:332182cfPPkTUCF2dqo||566
前回感想を述べてた雷ちゃんへ

いや、穴という穴から出てくるっつーの聞いたときは流石にσ(´∀`*)もひきましたよ。
でもこれはいいことを聞いた、とすかさずノートの後ろにメモメモ・・
友人に何メモってんの、とか変な目で見られたのは秘密です。

いや、だってたかが中二の考える殺され方なんて似たようなもんさ。
似てるだとか突っ込まない突っ込まない。

アイヴィス3/1 13:19:396119cfTIJ3xv//bPQ||25
政府のパソコンにウイルスですか・・・なかなか面白い展開になってきましたね・・・
生意気なことを言いますが、3人で協力をして、ウイルスを作るという設定はなかなか良いと思います。
ぜひとも、神宮寺君、杉本君、水原さんにはがんばっていただきたいです。

多少身勝手ですが、そろそろ「遠野 聖一」を出していただけたら・・・と思います。別に無理をして出していただく必要性はありませんが・・・。

では、七章以降もがんばってください。

3/1 18:34:372102cfOEu42peHwGo||909
3話おきに感想を述べる、都でございます(笑)
毎回、どきどきしながら小説を読ませていただいておりますw
しかも、今回は私(?)が出演していて…いつも以上にどきどきしてしまいました(*ノノ)
アルス様の神宮寺君とも共演でしたし…w

殺し合いに乗った生徒達のストーリー、そして、反旗を翻す生徒達のストーリー…
これらの糸が、どの様に絡み合い、そしてどの様な作品を織り上げるのか…楽しみでなりません♪
李亞さんの紡ぎ上げる文章に、益々夢中にさせて下さる事を、心より期待致します^^

李亞3/1 19:32:592182cfPPkTUCF2dqo||432
アイヴィス殿へ

政府のパソコンにウイルス・・・オンラインの本格的なBRパロでは定番な展開でしたorz
ぬーん、3人かどうかは解りませんよ、頑張れば他の人も出てくると思いますし。
でもまあ、恐らくあの3人は主要キャラとして動いてもらう事になると思います。

うーん、遠野氏は天田氏を殺されて精神の状態が不安定、と勝手に決めてたりするのですが、
他のシーンを書きたくなったりする、と言うヒロインさん、主人公さんと
全く同じ理由で出番後回しになってます。
スイマセンorzorz

七章以降も頑張らせていただきます。

李亞3/1 19:39:432182cfPPkTUCF2dqo||261
都殿へ

あら、σ(´∀`*)ってば都殿から三話おきに感想いただいてるんですかね。
いや、もう書いてる方もドキドキ状態です。
小学生たくさん居ますからね、グロイの抑えないと最終的には叩かれそうでorzorz

水原嬢の性格、σ(´∀`*)の中ではまだ完全に把握できてないので、
多少不思議っ子になる可能性有です、ゴメンナサイ○| ̄|_

乗る人と乗らない人は、はっきり別れちゃうと思うんですよね。
σ(´∀`*)、中立ってのが書けないんです。
期待に応えられるよう頑張りますw

アルス3/1 20:33:82181cfrDPjHepeSNU||811
うぉうぉ〜〜〜(?)こんばんわ李亞様w
かな〜りドキドキはらはらして読んでましたw
いや、本当にですよ^−^さ〜て印刷印刷w明日、好評がかな〜り飛んで来ますねw
翔悟君の武器はバタフライナイフかぁ…自分は、てっきり筆程度の雑魚武器で瞬殺されると思っていました^^;
バタフライナイフはハズレですか?それともあたりですか?
あぁ〜〜早く続きが読みたい!!興奮し、ドキドキはらはらですw^^
都様のキャラと出れて感激です!!
都様を守れると良いんですが…
では、次の七章を楽しみに待っています^−^(⌒0⌒)/~~~ ほんじゃね!

李亞3/2 20:1:302182cfPPkTUCF2dqo||642
アルス殿へ

まず最初にお詫びを・・・神宮寺氏が妙にお気楽キャラになって申し訳orz
好評っつーより不評が飛んでくる気がするんですがねェ
流石に筆じゃ人は殺せないでしょう。
喉に突き刺すとかができれば別ですが・・・
バタフライナイフははずれと当たりの中間?
σ(´∀`*)もよく解りませんw

続き・・・日曜あたりにupできたらいいなー、的な・・・
でもまだ何も書いてないというワナ・・・orz

水原嬢との競演(ぁ)は急遽決まったことでして、
やはり毎回毎回一話に2人ってのも芸がないな、と思いましてね。

アルス殿の期待を見事に裏切るようなヤカンがいたしますが、
とりあえずさよならですw

アルス3/2 20:30:162181cfrDPjHepeSNU||144
李亞様へ…

やっぱり来ましたわ…学校では、とっても好評でしたw
『この作者絶対小説家かなんかになれる!!』
『このシナリオすげーなぁ…この作者が女はちょっとありえねぇ…』
『マジドキドキしたぜ!!心臓バクバク!!』
等とっても好評でした(言い方荒っぽいですがお許しを)
『これじゃ不評なんてくるわけねぇ』等の言葉も来ました
日曜ですか…かなり面白いシナリオは時間掛かるんですね…
では、日曜を楽しみに致してます\(^o^)/

李亞3/4 17:4:282182cfPPkTUCF2dqo||839
アルス殿へ

え、来たんですか?そりゃまた吃驚だ。
不評が飛び交う物だとばっかり思ってました。

小さい時は小説家目指した物です。もう諦めましたが・・・
でも、まだパロディしか書いたコトがないので大変です。
これからどうしようか、ちょっと頭の中で葛藤中です。

日曜、ってのに意味はありませんね、きっと。
ですが、月曜には恐らくupしないと思われます。
誕生日にバトロワに関わるのはちょっと自分で嫌ですorz

面白いシナリオ・・・いや、ただ単にネタが無いだけです(ぁ)
上に書いたとおり期待裏切る事必至ですが、まあ、とりあえず書いて見ます。

雷木3/4 23:49:312118cf.CAQIaOP4OQ||249
もっかいでっかい津波来ないかな(・∀・)とかいってみる。
そんなこといってたら被害にあった人にぼこぼこにされますね。はぃ。

前回が、グロかったので今回もグロイと思いきや違いましたねw
もう、「今度はどッから液体出るのかな」とか思いました
俺も、ウイルスのことはぜんぜん知らないですね。つうか、政府に送ろうとしている
子すごいね、俺だったらラブレター送ります。嘘です。

全然感想になってないけどまぁいいやーヽ(´∀`*)ノ

李亞3/5 16:16:02182cfPPkTUCF2dqo||407
(*´∀`*) あ、雷ちゃんいたの?(ぁ)
津波はもういいよ、σ(´∀`*)海沿いだからもしかしたら持っていかれるorz

そう、今回はグロくないのだよ明智君。
液体はもうお腹イッパイです、首絞めはきっとやりません。
刺されたり撃たれたりした箇所からじゃないと液体でません。
あ、いや、下と口からは出るけど・・・(ぁ)

あ、雷ちゃんも知らないか。(*´∀`人´∀`*)<仲間だワッショイ
杉本君はパソコンマニアですからできるんです。
でも恋愛面ではダメダメなのでウイルスは送れてもラヴレターは送れません。
寧ろ送り方知らないんzy(ry)

全然返信になってないけどまぁいいやーヽ(´∀`*)ノ(ぁ)

鳳城亮3/12 15:52:242192cfPna/myQsXk6||860
うまいですすね
三回程度しか読んでませんが
うまいです


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