4489 | Good-Bye:Angel | 美玲 | 3/1 22:57:12 | 2191cfoR3vvKqbZjo |
Opening 信じるな、愛するな。 そう決めたのはいつだっただろう? 自分のあまりに冷めた決意は実衣をたまに寂しくさせる。 今日も空がもう赤く染まっている。 赤い空を背に何かが飛んでいる。 しかもこっちを目指して飛んでいる。 この時からもう全ては始まっていた。 |
美玲 | 3/2 17:59:25 | 2191cfoR3vvKqbZjo||623 | ||
前書き(何故ここで!?) 僕は美玲といいます。 こういうところに書き込むのは初めてです。 よろしくお願いします。 1 「ね、実衣ってさ。」 「ん?」 実衣と呼ばれた少女が顔をあげる。 キレイでストレートな黒髪、漆黒の瞳。 それなりに整った顔立ち。 「何でそんなにフェミニストなの?」 「現代社会の流れに沿ったからだ。」 実衣はそっと顔を伏せた。ホントは嘘だった。 そして質問した友達…真昼の顔を思い浮かべそれに心の中で語りかけた。 ゴメン、それだけは言えない。 実衣はそれ以上その事を考えるのをやめた。 代わりに絵を描き始めた。 |
美玲 | 3/2 18:1:11 | 2191cfoR3vvKqbZjo||529 | ||
二つ縛りのピースした少女を描き、その下に「男女共同参画社会!」と書いた。 「やっぱり実衣は絵上手くていいなぁ〜…」 「美術部ですから♪」 「最初は吹奏楽だったんでしょ?何で変えたの?」 「え…やりたい楽器が出来なかったから…」 これもホントは嘘だった。この質問は予想していなかったからかなり慌ててしまった。 「実衣ってさ、ミステリアス、だよね。」 |
美玲 | 3/2 18:1:22 | 2191cfoR3vvKqbZjo||106 | ||
いつもほわわ〜んとしている真昼からまさにミステリアスな発言が出た。 かわいい子犬が狼のような遠吠えをしたようだ… 「何か昔にあったでしょ?」 真昼が見つめてくる。こんな時だけ鋭いなんて… クッションに触ったらナイフがあったかのようだ… 「ないよ。」 と答えながらまた実衣は目を伏せた。 |
美玲 | 3/2 18:2:32 | 2191cfoR3vvKqbZjo||384 | ||
完成してないのに完了ボタンっぽいの押しちゃいました・・・ 大丈夫かな・・・? |
美玲 | 3/3 19:55:26 | 6121cfVzxZPrHgEfQ||781 | ||
2 家に着いた実衣は空を見ていた。 真昼の言葉で思い出したことが頭の中を駆け巡る。 自分の部屋に一人、重い静寂。 いつまで続くのだろう? 孤独が静寂の上にまたのしかかる。 空が赤く染まっていた。 その夕焼けはいつもと違う気がした。 いつもの夕焼けはオレンジのグラデーション。 優しい炎のように空を包み、やがて夜空色に染めていく。 |
美玲 | 3/3 20:2:43 | 6121cfVzxZPrHgEfQ||142 | ||
でも今日の空は違った。 血のように赤い気がする。 グラデーションではなくただ、赤一色。 実衣は絵を描くせいかよく周りの景色を見ているのだ。 それに絵の世界に入っていればツラいことは忘れていられる。 訝しげな実衣の目に何かが飛び込んできた。 赤一色の背景に、白い物。 翼を広げて飛んでくる。 というか降臨してくるかの様に見える。 それは実衣の元に飛んでくる・・・ どんどん近づいてくる。 もう近眼な実衣にも正体は見えた。 その正体は・・・ |
美玲 | 3/3 20:3:32 | 6121cfVzxZPrHgEfQ||997 | ||
微妙にコメント 感想とかないのに一人で書いてていいのかな・・・? う〜ん・・・ |
美玲 | 3/5 20:56:50 | 6121cfrLBqQVCooGc||46 | ||
明らかに、どう見ても天使だった。 黒髪に少し青い瞳。 多少目つきが悪いがここはキリリとしている、と言っておこう。 顔立ち的に少年のように見える。 実衣も165と背は高い方だがその天使(?)は175くらいある。 サラサラと髪がなびいている。 あの実衣が見てもまあカッコいい、と思えた。 上下黒でそこは天使には見えなかった。 でも背中には白い羽があった。 「・・・誰?」 実衣は呆然としながらも呟いた。 「あ、俺 天使。」 少年はニコリと言った。 |
美玲 | 3/6 13:44:18 | 6121cfrLBqQVCooGc||325 | ||
「・・・天使?」 「そうエンジェル。」 「その天使が何か?」 「無愛想な姉ちゃんだな。警戒のパトロール中だ。」 実衣はさらに無愛想な目で言った。 「じゃ、何で私の部屋に飛んでくる?」 「それは…俺の仕事だから。」 「アンタの仕事は不法侵入か。」 すると自称天使はため息をついた。 「俺の仕事は人間を幸せにする事だ。確かにここあたりからHelpが聞こえたんだ。」 「じゃ、それは間違っているのさ。」 |
美玲 | 3/7 22:54:49 | 6121cfrLBqQVCooGc||578 | ||
実衣は天使に向かって貼り付けた笑みを見せた。 天使はまたため息をついた。 「で、アンタ誰?」 「だから、天使。」 実衣は最高の目つきの悪さで言った。 「・・・天使に名前はないわけ?」 「あっ。」 天使は今気づいた!という感じで頷いた。 「有真。」 「ユーマ?言いづらい名前だな・・・」 「そういうお前の名前は?」 「実衣。 岡野実衣。」 「じゃ、ヨロシク!」 その言葉に実衣はハァ?っとユーマを見る。 「アンタここにいるつもり?」 「他にドコにいろというんだ。」 ユーマは当然の如く頷いた。 「空に帰れ!」 実衣も当然の如く言い放った。 |
美玲 | 3/7 22:55:20 | 6121cfrLBqQVCooGc||837 | ||
「仕事放り出せと!?」 「ならせめて他の家に行け。」 「ここが職場になってしまった。」 ユーマはふと真面目な顔をして言った。 「そもそも何でお前はそんなに俺を拒絶するんだ?」 「何でわざわざ少女の部屋に居候するか!!」 「職場だし。居候したらマズいのか?」 「異性なんか居候させられるか!!」 ユーマは不可思議な表情をした。 「イセイ・・・?」 「アンタ男じゃないの!?」 |
美玲 | 3/7 22:55:29 | 6121cfrLBqQVCooGc||470 | ||
「あぁ、なるほどな。俺は天使だから性別などない。」 へぇ・・・ と実衣は一応思ったがどう見ても少年のナリをしているソイツは少年にしか見えなかった。 でも仕方ないので別の説得を試みた。 「私は幸せだから諦めなさい。」 「ホントかな?」 青い瞳をキラキラさせて言うユーマ。 ・・・コイツには隠せないかも・・・ 「ホントだけどいさせてやろう。」 実衣はユーマに認めなかったけど諦めることにした。 |
美玲 | 3/10 21:28:30 | 6121cfrLBqQVCooGc||421 | ||
3 実衣はユーマを問い詰めていた。 「で、何でアンタは私が幸せじゃないと思うわけ?」 「職業柄だ。」 「職業なのに腕が悪いね。」 「コイツまだ認めない・・・」 ユーマはため息をついた。 ・・・自信なくなってきたなぁ・・・試すか。 |
美玲 | 3/10 21:35:35 | 6121cfrLBqQVCooGc||565 | ||
ユーマはサッと実衣に近づいた。 道を歩けば振り返られそうな顔をスッと近づける。 実衣の長いマツゲと琥珀色の目をジッと見る。 「何見てんだよ・・・変態っ!!」 相変わらずかなりの目つきの悪さで実衣は言った。 でもユーマは見逃さなかった。 一瞬かなり怯えた表情になったと。 ・・・やっぱり俺は間違ってないな。 ゴメン、と一言実衣から離れながらユーマは心の中で呟いた。 |
美玲 | 3/15 20:43:51 | 6121cfrLBqQVCooGc||360 | ||
「どうしたの?いきなり。」 かなり怪訝な表情で実衣が訊く。 「ちょっとな。」 「ホンットにやめてよ・・・」 「ホントにゴメン・・・。」 ユーマは髪をサラッと揺らして頭をペコリと下げた。 「ま、俺は真面目な天使だから。何かあったら言ってくれ。」 「ヤダ。」 またかよ・・・とばかりにユーマはため息をついた。 「何で・・・?」 「男なんぞ信用できるか!」 「・・・だから俺は天使だから性別ないんだけどな・・・」 |
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