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4541「風使いの旅」第三話・行って来い!(後編)チバ3/8 19:14:302182cfQaCKIjgRHJ6
前回までのあらすじ

グランデュール王国領太陽山に住むエルリは代々騎士の家柄のアクリールス家の出身。父アイルの反対を押し切って、風使い学校に入学して風使いとなった。そしてアイルにばれないように、修行の旅の準備をしていたが、アイルに見つかってしまった。アイルはなくなった母エイリの話をする。10年前にエルリ1歳になったのを記念にズパングで船旅の旅行に出た。だが、船が岩か何かに激突して大破してしまったが、エルリは生きていた。だがエイリは頭に傷を負っていて、エルリを助けた後に息が絶えて数日後に最期の言葉を残してこの世を去った。

では第三話スタートです!

チバ3/8 19:15:62182cfQaCKIjgRHJ6||184
僕は正直涙がでそうになったが、堪えてそのままにしておいた。
エルリ「最後の言葉って・・・?」
アイル「今も覚えている。その言葉は・・・、」
『私はあなたのために命をささげたのです。この命を無駄にしないで・・・、そうこの子に伝えてください。』
この言葉を言った後に沈黙が続いた。すると父さんがふいに立ち上がり、まどを見上げこういった。

チバ3/8 19:15:402182cfQaCKIjgRHJ6||988
アイル「お前を騎士にしたかったのも、私と同じ事をさせようとしたのも全てお前のためだったんだ。
それを忘れないでくれ・・・。おそらく風使いになったのもなんとなくではなく母さんからの遺伝かもな。
よし、行って来い!そして強くなって帰って来い!母さんの命を踏みにじらぬよう、精一杯頑張って行きなさい!」
その言葉に僕は胸を打たれ、立ち上がって言った。
エルリ「行ってきます。」
そういうと僕はそのまま部屋に戻り、リュックを持った。だがその前に書き記すこともある。
鉛筆と紙をもって不意にこう書いた。

チバ3/8 19:16:52182cfQaCKIjgRHJ6||162

『一、二年程たったら帰ります。そのときはいつもどおりに旅話でもしながら話しましょう。
あまり、雰囲気がかたいのは自分にあわないから。それでは行ってきます。 エルリより。』

チバ3/8 19:16:122182cfQaCKIjgRHJ6||112
こう質素に書いてから僕はドアの方向に走りながらバタンとドアを閉めた。
その時父さんは窓に映る僕を見ながら何かいっていたのかもしれないが、うまく聞き取れなかった。
おそらく「がんばれ!」といったのかもしれない、そう今なら実感できるのだ。
時間はもう夜の8時を過ぎている。出て行ったはいいが、もう寝る時間である。
ひとまずゲムル川の上流付近にテントをはって寝ることにした。
エルリ「一、二年か・・・、それまでがんばるしかないな!よし母さんのためにも頑張ろう!」
そういいながらその日は寝た。はじまりはこれからだった。

チバ3/8 19:17:492182cfQaCKIjgRHJ6||931
以上です。感想などをご自由に。

次回、第四話・おじいさんをお楽しみに・・・。

リンリン3/8 19:24:432192cf7ErwugDvzTo||33
チバさんお久しぶりです^^
長い間、芸術見てなかった物で何が何だかさっぱり・・・w
それはともかく、アイル&エルリとチバさん頑張って下さい^^

チバ3/8 19:27:222182cfQaCKIjgRHJ6||27
リンリンさん>よろしくおねがいします。なお只今第十話作成中です。

よければ過去ログもどうぞ
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4488.html 第一話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4518.html 第二話

リンリン3/8 19:39:322192cf7ErwugDvzTo||726
有難う御座います^^
さっそく見てみます

桃・太郎。3/13 10:16:302101cfC/DHKMPXJhk||515
つ、次の題名がおじいさんとは・・・・


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