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4561リンリンと零式さん〜エターナル〜特別編リンリン3/10 19:30:252192cf7ErwugDvzTo
ハァハァと荒い息を出し、その北の洞窟へ行く途中
「ゼロさ〜ん」
と女の声がした
彼女はミューズ、深く青い髪に澄んだ青の瞳、痩せ型で魔法使いだ
だが、一部記憶喪失らしく自分が何処から来たのかは不明だ
「ミューズ、リンリンを見なかったか?」
とゼロがミューズに声を掛ける
「いえ・・・というか息荒いですよ、どうしたんですか?」
ミューズが心配そうに言った
「実は・・・ここ最近物騒な事件起きているのは知ってるか?」
「物騒・・・?あぁ、何か北の洞窟に住んでる山賊の事ですね、それがどうかしましたか?」
ミューズも知っているようだ・・・だが彼女はさらわれていないのは何故だろうか・・・?

リンリン3/10 19:35:402192cf7ErwugDvzTo||452
魔法で片付けた、それしか頭には入らなかった
「リンリンがさらわれたかもしれん、だから俺はあの洞窟に行く途中なんだ」
「へぇ〜私もお供しましょうか?足手まといは多分ならないと思いますから」
いや、ミューズが居れば安心だ
何せ召還魔法が出来るからだ
「じゃあ、行くぞ」
ゼロとミューズは北の洞窟へと向かった
薄暗い廊下にたいまつがずらりと並んでいる
牢屋だろうか・・・上に溜まっていた水滴がポチャンと音をたてながら落ちた
「う・・・うん・・・」
黄色い髪が眩しく見える

リンリン3/10 19:39:592192cf7ErwugDvzTo||869
彼女が立ち上がると思わず目を疑った
「・・・ほえ?ここは何処?」
彼女はリンリンだった、山賊達に捕われてしまったのだ
風が届かない・・・
そうとう奥に閉じ込められてしまったのだろう
「ちょ・・・ちょっと!ここ何処なのよ〜!!」
リンリンは鉄の部分を手で持ちながらガシャガシャと音を立てた
・・・と足が聞こえてきた
「お嬢ちゃんそう喚くなよ、すぐって訳じゃないが必ず開放してやるからよ」
緑のバンダナを身につけ、いかにも山賊の格好をしていた
「あんた!ここから出してよ!ゼロ何処よ!」

リンリン3/10 19:42:452192cf7ErwugDvzTo||155
「ゼロ・・・?だりゃそりゃ、お嬢ちゃんを捕らえた時、1人だったが?」
山賊は頭をポリポリとかきながら言った
「え・・・何で!?」
リンリンは口を大きく開けながら言った
「俺に聞かれてもしらねーよ!!まあ、親分がもうすぐお帰りになるから、その時にまた話してやるよ、あばよ」
こう言葉を残して、山賊はコツコツと音を立てながら消えていった・・・
「ゼロ・・・何処にいったのよ〜・・・もうっ!」
リンリンは壁に凭れながらズルズルと座った

リンリン3/10 19:43:162192cf7ErwugDvzTo||93
第2部終わりですw
感想などお待ちしております


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