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4564「風使いの旅」第四話・おじいさんチバ3/10 21:7:332182cfWMZvxp/2IkE
前回までのあらすじ

グランデュール王国太陽山に住んでいたエルリは代々騎士の家柄のアクリールス家の出身。父の反対を押して風使いになり修行のため旅に出ることにしたのだが、父のアイルにみつかってしまった。そしてアイルからなくなった母エイリが自分がまだ1歳のころ家族でズパングへの船の旅行をしていて船の大破の事故にあい、おぼれていたエルリを助けた後に、自分の息が切れてそのまま息を引き取ってしまった。『命を無駄にしないで』そういう言葉を残して・・、そして父のアイルは旅を許可した。エルリはそのまま紙に『一、二年ほどたったら帰る』と書いてそのまま旅立った。

では第四話スタートです!

チバ3/10 21:9:72182cfWMZvxp/2IkE||445
小説過去ログ

第一話・http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4488.html
第二話・http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4518.html
第三話・http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4541.html

チバ3/10 21:9:332182cfWMZvxp/2IkE||75
日テントをたたみ、パスポートで再び入国。城下町の方向に向かい歩いていった。
修行の旅といっても行く当てがないから、どこかいい場所はないかと先に進んでいくだけだった。
そして気付いたときにはいつのまにか、首都のグラン城下町についたのであった。
エルリ「懐かしいなぁ、一年ぶりだったっけ。」
確か一年程前に来た思い出がある。それ以前も何度もきたことがあるのだが、
何度見ても人の多い町という印象だけがあるのだ。その時隣から声がした。振り向いたら老人が一人いた。
おじいさん「あのー。そこのぼうや、東町はどこかい?」

チバ3/10 21:10:332182cfWMZvxp/2IkE||182
東町は城下に隣接している町である。南町にも隣接しているので便利である。
エルリ「あっちです。あの北に向かう通りを右に曲がるとあります。」
おじいさん「そうかい、どうも・・・ゴホッ。ゴホッ!」
するとおじいさんは急に咳き込んでしまい、その場にうずくまってしまった。僕はあせった。
エルリ「だ・・大丈夫ですか!?」
おじいさん「グッ・・エホッ、ちょっとした肺炎でね。今家帰る途中に病院に寄ろうと思うのだよ。なに案ずる事はない、私はこれで・・・。」

チバ3/10 21:10:392182cfWMZvxp/2IkE||712
だが、顔が青くなっているのを見ておどおどしていた僕は言った。
エルリ「顔色が悪いですから、送っていきましょう。」
おじいさん「送ってもらえるならうれしいが、どうやってだい?」
エルリ「・・・風です。ビッグウィンド!」
そう杖を取り出して叫ぶと・・・、大きな風(竜巻形)ができて、人を3人ほど乗せられる大きな風となった。
おじいさん「これは・・・、すごいな。ぼうや、風使いかい?」
エルリ「はい・・・、そんなことはいいから、早く乗ってください、10分で消えてしまいますから。」
おじいさん「わかった、ありがとうよ」
そういうと二人で東町までのり、病院の近くまで付いたのである。

チバ3/10 21:10:532182cfWMZvxp/2IkE||61
おじいさん「ありがとう。ここからは私一人で行ける、お礼にこれをもらってくれないか?」
そういうとリュックから取り出したのは一つの卵だった。
おじいさん「私はもう年でな。この子を育てられる能力はない。すまんがよろしく頼む。」
エルリ「分かりました、いいですよ。」
そういうと僕は「では、さようなら」といい、そのモンスターの卵を慎重に持ちながら城下へと歩いていった。

チバ3/10 21:11:492182cfWMZvxp/2IkE||558
以上です。感想などご自由に。

次回、第五話・目指す場所は・・・?をお楽しみに・・・。

アスターテア3/10 22:3:272191cfbAFGxCqAg2g||263
お待たせしてしまい、大変申し訳ありませんでした・・・。
早速、評価に移らせていただきたいと思います。

<評価の見方>
ランクは
B→B+→A→A+→S→S+→SS
となっております。

アスターテア3/10 22:4:412191cfbAFGxCqAg2g||921
<ストーリー> A+
『エルフ』『風使い』等々世界観に工夫が見られました。
また、冒険の動機などもしっかりと決められていて、良いと思います。
それに、色々と予測のつかない展開が繰り広げられるので、次が楽しみでもあります。
ただ、少し展開が唐突過ぎる所が気になりました。

アスターテア3/10 22:5:52191cfbAFGxCqAg2g||205
<キャラ>   A
主人などの設定も分かりやすく、しっかりと寝られていると思いました。
ただ、難を言うなら、性格があやふや(?)なところですかね?(訊くな)
もう少し個性を出して見ても良いかもしれません。

最も、恐らく、これからもどんどん登場人物は増えて行くでしょうから今の段階ではあまり言えないのですが・・・。

アスターテア3/10 22:5:232191cfbAFGxCqAg2g||666
<描写>    B+
ある程度、話を掴めるだけの描写は入っていますし、話の流れもスムーズです。
でも、ストーリーの所でも書いたように少し唐突すぎるきらいがあるので、もう少し丁寧に要れて行ったほうが良いと思いました。
また、母親の死などの話では、もう少しキャラの心情に突っ込んで欲しかったな、と思いました。


アスターテア3/10 22:5:482191cfbAFGxCqAg2g||858
<総評>    A
少々厳しい評価のようにも思えますが、今回はこういう評価をつけさせていただきました。
と言うのも、まだ始まったばかりなので、少しの材料で判断しなければならず、作者さんの力量が把握しにくいためです。
(長編の場合は特に・・・)
ですから、もう少し進んでからだとまた変化すると思われます。
特に、世界観の設定はお上手なので、これから主人公の身辺にどんな事が起こるのか非常に楽しみです。
ですから、諦めずにまた(まだやるつもりなのか、私は;)チャレンジしてみてくださいね^^
今後に期待しています。
頑張ってくださいね。

チバ3/11 18:46:272182cfwd.MO6Pi.KM||160
アスターテアさん>評価どうもありがとうございました、

チバ3/11 18:48:362182cfwd.MO6Pi.KM||22
現在第十一話(題名秘密)制作中。


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