戻る
457SF小説っぽい小説です。いおり♪5/27 17:55:332184cfLLIShuLI3Y6
410の続きです。初めての人も読みやすいようにあらすじを書いておきます。
暇な時にでも読んでください。

あらすじ
昔々・・・じゃなくて今から遠い未来、人工民、つまり人型ロボットの技術は最盛期を向かえ、
もはや、人とほとんど変わりなく生活をしている。
そして、人間と人工民の間に生まれる「半人工民」と呼ばれる者がいる。
人間でもあり、人工民でもある存在、そしてアキラもまた、その半人工民の一人であった。

いおり♪5/27 17:57:352184cfLLIShuLI3Y6||707
アキラは見知らぬ場所のベットに寝かされていた。
「・・・ここはどこ?」
アキラはプログラムされたばかりの言葉を使う。
          −日本軍研究科、半人工民検査室−
アキラにはすでに大量のデータがプラグラムされている。それがアキラの問いに答えた。
「ふむ、なかなか、たいしたものだな」
アキラの耳にふと声が届いた。
「すでにプログラムされたデータを扱う事ができているようだ」
どうやら、アキラにデータをプログラムしたのはアキラの隣に立っている男のようだ。
「それって今までの半人工民より、はるかに凄いって事ですよね」
研究員の格好をした女の人が男に話しかけた。

いおり♪5/27 17:59:592184cfLLIShuLI3Y6||49
「うむ、今までは必ず人間か人工民の悪い部分が出てきていたが、このw−10058タイプ愛称をアキラ
 と言ったかな、この子は人間の心、機械の計算能力がうまく組み合わさって人間、人工民を超える
 能力を持っておる」
男も研究員のようだ。
「ア・キ・ラ・・?」
アキラは男が言った自分の名前らしき言葉をオウムのように聞き返した。
「そうだ、君の名前だよ。皆、君の事をそう呼ぶよ」
男は答えた。
「・・・愛称アキラ、w−10058タイプ登録名エクストランス−アキラ、ヒューマン沖田浩二と人工民
 リサの間に生まれた半人工民2450年一月一日五時二分に誕生、今から約10000分前・・・・」
アキラが急に色々としゃべりだした。

いおり♪5/27 18:0:542184cfLLIShuLI3Y6||750
「え・・・!?こ、この子たった今いれたデータを・・・もう引き出してる」
女は驚愕して言った。
「だから言っただろ?まだ生まれて一週間ぐらいしか経っていないのに、たいしたものだってね」
男は答えた。
「所長、そろそろ休憩なさっては?ずっとこの子にかまっきりじゃ身が持ちませんて」
女が提案した。
「そうだな、ちょうど一般常識もプログラムしたところだし、勝手にどっかに行ったりはしないだろう」
そう言って男と女はアキラを部屋に残して出て行く。
「・・・・」
アキラは一人ベットに横になっていた。

いおり♪5/27 18:2:192184cfLLIShuLI3Y6||354

「ただいま〜」
沖田は家に帰ってきた。
「おかえりなさい」
リサが快く沖田の帰りを受け入れた。
「アキラは?」
「まだ検査中よ。せかっちな人ね、まだ検査が始まって二日目じゃない」
リサは笑って答えた。
「ああ、そうだったね。もう何ヶ月も会ってない感じがするよ」
「ま、生まれてまだ一週間ぐらいなのに何ヶ月だなんてまるで親ばかだわ」
「親ばかで結構さ」
沖田は笑った。
「それで、権利問題は解決しそうなの?」
「全然まったくだよ。議長なんか俺に相談してくるんだ。ありゃノイローゼになるな」
「全く何のための政治だか・・・」
リサは呆れているようだ。

いおり♪5/27 18:3:552184cfLLIShuLI3Y6||113
「俺は半人工民だろうが関係なくアキラを育てるぞ。アキラだって普通の人と同じ様に生活できる
 はずなんだ」
リサはそんな沖田の姿を見て笑った。
      プルルルルル・・・プルルル・・・
急に電話がなり始めた。
「私がでるわ」
リサはそう言って電話にでる。
「もしもし、こちら沖田ですが・・・はい、ああ・・・アキラの検査役の人!それでアキラは・・・・え?」
リサの顔色が急に険しくなった。
「どうした?リサ、アキラを検査している人達からか?」
沖田は聞いた。
「それが・・・アキラが失踪したって・・・」
リサが答える。
「何!?ち、ちょっとかせ!」
沖田はリサから電話をひったくる。

いおり♪5/27 18:4:232184cfLLIShuLI3Y6||333
「どういうことだ!アキラがい、いなくなったって?」
沖田が受話器に向かって怒鳴りつけると申し訳なさそうな声が返ってきた。
「そ、それが、ちょっと目を離した隙に部屋から抜け出したそうで・・・本当に申し訳ありません。
 ただいま、軍が総力をあげて探していますので、必ず見つけだして報告します」
「アキラ・・・アキラーーー!」
沖田はおもわず叫んでいた。

いおり♪5/27 18:6:22184cfLLIShuLI3Y6||674
その頃アキラは軍本部の中をどこともなくさまよっていた。
「ここはどこだろう・・・?」
         −日本軍研究科、空間転移研究ブロック−
アキラの意思に関わらず、アキラにプログラムされたデータがアキラの問いに答えた。
           −時空間転移装置開発室−
アキラはそう書かれている扉の前に立っていた。
「時空間・・?」
アキラは吸い寄せられるように扉を開けた。アキラが部屋の中に入ると不思議な形をした機械がでっかく部屋の中央にかまえていた。

いおり♪5/27 18:7:492184cfLLIShuLI3Y6||718
アキラはこの機械を見た時、生まれて初めて魅力というものを感じた。
さっきから見てきた物は全て初めて見る物であったが、それは全部、アキラにプログラムされたデータがそれがなんなのかアキラにはっきりと教えていた。
しかし、ここにある機械はデータにない。
「これは何?」と自分に問いても、−該当データなし−という返答が帰ってくるだけで、これがなんなのか全くわからない。
アキラの人間としての一面、好奇心をくすぐるのである。アキラは謎の機械に興味を持って近づいていく。
っとその時部屋の奥に人影が見えた。
「こらぁ!それに触るな!」
男に急に怒鳴られたのでアキラはびっくりして、つい機械の電源を入れてしまう。

いおり♪5/27 18:8:422184cfLLIShuLI3Y6||965
              ウイイイイイイイン・・・・
機械が唸り声をあげる。そして・・・・機械から奇妙な空間が発生した。
「あ、あ・・・」
アキラは声がでない、自分が何かいけない事をしてしまったのがわかった。
「やばい!まだ微調整が終わってないのに電源を・・・」
男も動揺しているみたいだ。機械から発生した空間は無情にもアキラの周りとり囲んだ。
             シュウウウウウウ・・・・
「わああああああああああ!」
アキラは空間に引きずりこまれるように消えてしまう。後に残ったのは男と機械だけだった。
「え、えらい事になった・・・」
男は顔面蒼白になった。

いおり♪5/27 18:10:02184cfLLIShuLI3Y6||988
今回はここまでです。これは思いつきの小説なので話がちょっとがさつですが許してください。

ピゅナ5/28 15:39:72221cfhAEpjfXo3yw||993
主人公がロボットという設定がおもしろいですw
一体これからどうなってしまうのかが凄く気になります!(>ω<)
続きも頑張ってください♪

いおり♪5/28 18:37:212184cfLLIShuLI3Y6||911
ありがとうございます!がんばって書きます

マジュニア5/28 22:28:512031cf3bsMkaB7C7.||400
おもしろかったです。展開が楽しみです。
題名決めてみてはどうですか?


いおり♪5/29 16:24:382184cfLLIShuLI3Y6||478
そうですね!じゃあ、題名は「たった一つ」にします。
ありがとうございました。

マジュニア5/29 18:13:162031cf3bsMkaB7C7.||315
いい題名ですね

いおり♪5/30 10:47:302184cfLLIShuLI3Y6||47
ありがとうございます。

くらら6/2 17:4:212201cfmehbyJAp7CI||580
おもしろ〜い>。<

いおり♪6/13 16:59:342184cfLLIShuLI3Y6||284
ありがつとぉ!くらら


本文(<>," shift+7使用不可)
 ※メルアドや電話番号を公表してはいけません、荒らしを批判するのは「俺が神掲示板」以外は禁止!
 
特殊文字 by.チビファンタジー