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4585「風使いの旅」第五話・目指す場所は・・・?チバ3/12 15:37:22182cfjyVA3doTLIA
前回までのあらすじ

グランデュール王国太陽山に住んでいたエルリは騎士の家柄のアクリールス家の出身。父アイルの反対をおしきり風使いになり、こっそりだまって旅をしようとしたらアイルにばれ、死んだ母エイリの話をした。10年前にズパングの事故で自分よりも先に息子エルリを助けてそのまま最後の言葉を残し数日後なくなってしまった。そしてアイルは旅を許可した。翌日城下について病気の老人を病院まで運び、お礼としてモンスターの卵をもらい、老人と分かれた。

では第五話スタートです!

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このとき僕は正直なやんでいたのであった。実は、これから行く道はどちらにしようかと・・・。
ズパングは母さんが僕を助けた場所である。だから、行くのは僕にとってはつらい。
だが、半獣方面は強敵が多いかもしれない。僕は悩んだ。だが、悩んでいても仕方がない。
エルリ「えい、もうしょうがない!しばらく城下で風使いの呪文でもしながら修行しよう!」
そう考えた、いやそう考えるしかなかったのか。すると突然雨が降り出した。
エルリ「おわっ・・・、いきなり雨が降ってきた、ひとまずあの店に行って雨宿りをしよう。」

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そして店に隠れたのである。その店は占い屋だった。
店主「いらっしゃいませ、占いは一回100Gです。いかがいたしましょう?」
ハッとして気付いたが、何もしないで出て行くには悪いと思うので、ついでに占ってみた。
エルリ「じゃあ、今僕が半獣方面か、ズパング方面のどちらに行ったらいいか、占ってください。」
店主「はい、分かりました。お名前は?」
エルリ「エルリ・アクリールスです。ミドルネームはパワーズです。」
店主「承知しました。ではこの水晶で占ってみます・・・。汝この少年の行くべき道を示せ。

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キエーーイ・・・。♭〒*?!○&×$#?#а@♪★αеж・・・。」
そのなんともいえない不気味な声がした後少し、店主は目をつぶったままシーンと静まり返った。
そして紙とペンを取り出して一文字ずつゆっくりと字を書きはじめた。
店主「見えました水晶に映し出された言葉は・・・、い・ま・い・く・べ・き・み・ち・は・ぴ・の・こ・で・あ・る・」
『今行くべき道はぴのこである。』そう店主が言うとおりに水晶では表示されたようなのである。
エルリ「ぴのこ・・とは・・・、一体何処のことでしょうか?」

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店主「知らないでしょうか?おそらく半獣国フォルク平原を越えた所で小さな集落がありまして、その村の名は『ぴのこ村』というんです。
おそらく、そこではないでしょうか?ぴのことかいうモンスターの名前が由来らしいです。」
エルリ「ぴのこ村か・・・。あっ・・・、代金を・・・。」
店主「もう取ってあります。ありがとうございました。」
「えっ・・・!?」と思い、ポケットをのぞいてみると確かに財布から100Gが抜かれていた。

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以上です。感想などご自由に。

次回、第六話・ぴのこ村の秘密(前編)をお楽しみに・・・。

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現在第十三話制作中。急ピッチで進めてまいります。

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小説「風使いの旅」過去ログ

http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4488.html 第一話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4518.html 第二話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4541.html 第三話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4564.html 第四話


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