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4613「風使いの旅」第六話・ぴのこ村の秘密(前編)チバ3/14 19:43:232182cfpMAwrKRjMLI
今までのあらすじ

グランデュール王国太陽山にすむエルリは騎士のアクリールス家の出身。父ノアイルに反対されつつ風使いになり修行のためこっそり旅に出ようと試みるがアイルにばれた。アイルはエルリを呼び出して事故の為に息子のエルリをかばい数日後息を引き取った母の話をする。そしてエルリに旅の許可を与えた。そしてぐったりしていた老人を助けたお礼にモンスターの卵をもらい、そのまま旅を続けていた。これから行く道をズパング方向か、それとも半獣方向か決めかねていた最中に偶然占い屋に入り、「ぴのこ村」に行けということになった。

それでは第六話スタートです!

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店を出てから、しばらく歩いているとフォルク平原という場所で、マシュル森との分かれ道があり、そこから分岐している道があった。
看板には『マシュル森、ここから先ぴのこ村直結の道』と書いてあったので、そのままマシュル森に歩いていった。
すると二、三名の大人の男の人たちがすれ違うときにこうささやいたのであった。
「結局何もないじゃないか!?どうなっているんだよ!」、「知るか!」、「じゃあ、あのうわさはやっぱり嘘なのか!?」
・・・、あの噂とはなんだ?、一瞬そう思ったのだが、悩んでいても仕方がない。とにかく行ってみるしかない、そうおもった。

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だが、もう夜も遅い。気が付いてみたらもう8時30分である、ここらでテントを張って寝ることにした。
そして翌朝・・・。何度となく歩いていると、突然人の数が増えていることに気付いた。
一体なんだろう・・・と思い、聞いてみることにした。
エルリ「すみません、何で人が多いんですか!?」
そういうと男は邪魔な顔をしてこう答えた。「そんなこと自分で考えろ、邪魔だからあっちに行ってろ!」
その言葉に僕はさすがに冷静の糸が切れた、ムカッとした顔をしてそのまま歩き出した、
エルリ「まったく、なんだあの人!口悪すぎだよ!」

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そうブツブツ文句ばかり言っていると急に背負っていたリュックが動き出した。
エルリ「な・・・、なんだ!?」
急におどおどしていたが、理由がすぐに分かった。あの老人からもらった卵が動き出したのである。
いままで背負っていたのでよく理解していなかったのだが、これはもうすぐ生まれそうな気がした。
エルリ「いそがなきゃ!」
なぜかそう思った、そしてそのまま駆け走った。そしてそのまま、ぴのこ村についた。
エルリ「な・・・、なんじゃこりゃあああ!穴ぼこだらけじゃないか!」

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そうなのである。あちこちの地面を50センチほどの穴がいっぱい溢れている。
あっけに見とれているうちに、どこかから『うわぁ〜』とか言う変な泣き声がする。リュックの卵ではない。
僕はそのまま、その泣き声のする方向へと走り出した。

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以上です。感想などをご自由に。

次回、第七話・ぴのこ村の秘密(中編)をお楽しみに・・・。

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小説「風使いの旅」過去ログ

http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4488.html 第一話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4518.html 第二話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4541.html 第三話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4564.html 第四話
http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4585.html 第五話

・・・作者より・・・
これから長いぴのこ編に入っていきます。どうぞご覧ください。
(ここだけの話、現在作っている第十四話もぴのこ編です。)


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