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4712〜オバちゃんはエージェント!?〜第十九話〜OBATYAN3/22 13:42:312192cfSsjm/.A8kSA
風邪をこじらせたのですが、回復しました!頑張って書きますので宜しくお願いします。でわスタート!

OBATYAN3/22 13:48:42192cfSsjm/.A8kSA||649
〜第十九話〜
隊長「何てこった・・・」
百戦錬磨のスワットの隊長と言えども、か弱そうな女が怪力でナイフをへし折るなど想像もしていなかったようだ。
首領「フッフッフ。女だからって力が無いとは限りませんわよ。」
そう言いながら隊長の腹に強烈なストレートを喰らわせた。
隊長「クソ!やらせて置けば!!!」
隊長も負けじと対抗した。どちらも引けを取らない。
首領「もう終わりですの?まだまだ行きますわ!」
隊長の顔面に蹴りを入れ、アッパーも喰らわせた。

OBATYAN3/22 13:52:502192cfSsjm/.A8kSA||946
さすがの隊長も力尽きて倒れた。
隊員「大丈夫ですか?」
隊長「大丈夫だが・・・あの女は強敵だ・・・気をつけろ・・・」
隊長は気を失ったが隊員たちは勇ましく女に向かっていった。
首領「容赦しないわよ。」
広子はジャックを見張りながら事の成り行きを見ていた。
広子「あの女、只者や無いな〜。」
広子は敵ながら感心していた。
女は刀を拾い、数人を斬り倒した。

OBATYAN3/22 14:7:372192cfSsjm/.A8kSA||850
隊員「ウワ〜!」
斬られた隊員は奇声を上げ、成す術も無く血を噴いて死んでいった・・・
首領「掛かってらっしゃい!怖じ気付いたの?」
隊員達も引き下がる訳にはいかない。銃を構え、引き金を引いた。
広子「ウワッ!」
広子が驚くのも無理は無い。怒涛の如く銃弾が女目掛けて一斉に放たれたのだ。恐ろしい轟音が、皆の耳を突いた。

OBATYAN3/22 14:14:342192cfSsjm/.A8kSA||993
これだけの弾が当たればさすがの女も死ぬだろう。誰もがそう思った。しかし女は天井に隠れていた。ひらりと降りてきた女に隊員の数人が切り殺された。
首領「簡単に死ぬわけ無いでしょ!あんた達と遊ぶのも終わりよ。行かせてもらうわ!じゃ・・・」
女は素早く外に出た。
隊員「待て!お前は包囲されている!」
外は警官やスワット隊員で埋め尽くされていた。
首領「空から来てもらうのよ。さようなら〜!」
ヘリコプターから梯子が渡され、女はあっと言う間に消え去った。

OBATYAN3/22 14:41:352192cfSsjm/.A8kSA||353
警官が撃つ銃弾も、殆ど当たらず空に消えていった。
隊員「クソ!また逃がしちまった。」
広子「でもこいつも捕まった事ですし、そんなに気落としする必要ないですよ。」
隊員「そうですね。とりあえず一人確保できて良かったです。」
広子はスワットの隊長と警察関係者に挨拶してからその場を去った。

OBATYAN3/22 15:3:582192cfSsjm/.A8kSA||933
同時刻:ロサンゼルス・カジノ
???「今日は当たらないわね〜。ついてないわ〜。」
カジノ街であるロサンゼルスの中でも一際大きいカジノ『マリブクラブ』で、一人の中年の女が、もう1万ドルも使い込んでスロットに挑んでいた。他にもたくさんの客が居るのだが、彼女は一際目立っている。何故なら高そうな黒と白の毛皮のコートに黒いブーツ、赤のサソリの刺繍が入った大きな帽子には何カラットものルビーやダイヤ、サファイアが散りばめられている。そして大きなサングラスをかけ、厚化粧をして、全ての指に美しい指輪をしている。大きなトルコ石で出来たイヤリングも特徴だ。

OBATYAN3/22 15:35:12192cfSsjm/.A8kSA||599
首領「マダム、使いすぎはいけないわ。」
マダムと呼ばれた女はうっとしそうに振り返った。
マダム「あら、良いじゃないの私のポケットマネーなんだから。息抜きよ、息抜き!」
首領「でも当たってないみたいですね。」
マダム「メルセデス、貴女もやる?」
女の本名はメルセデスと言う名前のようだ。
メルセデス「遠慮しておきますわ。」

OBATYAN3/22 15:43:72192cfSsjm/.A8kSA||789
マダム「貴女がやらないんだったらこれ以上損するのも嫌だし、帰ろうかしら。迎えを呼ぶわ。」
マダムは入り口に立っている男に声を掛け、男は車を取りにいった。
メルセデス「仕事は忙しいですか?」
マダム「いいえ。部下が上手くやってくれてるからね。使えない奴は居ないわ。貴女の方は手こずってるみたいだけど?」
メルセデス「CIAのエージェントが仕事を邪魔して来るので仕事がはかどらないのが現状です。」
マダム「私が本来、レッドスコーピオンを仕切らなければならないんだけど、他の仕事があるから貴女に代理してもらってるのよね〜。迷惑掛けるけどお願いね。まだ仕事があるから・・・」

OBATYAN3/22 15:55:92192cfSsjm/.A8kSA||757
メルセデス「幹部の総会にも出てないんですか?幹部達が言ってましたけど・・・」
マダム「仕事が忙しい時は出られないけど会議の内容は秘書に教えてもらってるから大丈夫。車が来たわ。貴女も着てちょうだい。」
リムジンに乗り込むと早速マダムは葉巻を吸い始めた。
メルセデス「相変わらずヘビースモーカーですね。」
マダム「これとギャンブルだけは止められないわ。」
数十分走ると目的地に着いた。
マダム「アジトが変わったのよ。前のは警察に知られたからね。」
メルセデス「そうだったんですか。」


OBATYAN3/22 16:9:522192cfSsjm/.A8kSA||868
そこは寂れた漁港でボロ屋やハーレムが近い、立地の悪い所だ。小さい小屋の鍵を開け、マダムは入って行った。
マダム「アジトは地下にあるの。良い所よ〜。」
奥の階段を下って行くとまた扉があり、呼び鈴を押した。
警備員「何方ですか?」
マダム「ボスよ。開けてちょうだい。」
オートロックのドアは自動で開いた。
部下全員「マダム、お帰りなさいませ!!」
マダム「ただいま。仕事ははかどってる?」
部下「はい。殆ど終わりました。」

OBATYAN3/22 16:33:52192cfSsjm/.A8kSA||16
マダム「残りの仕事も頑張ってちょうだい。そういえば今日は集金の日だったわね。皆払った?」
部下「それが洗濯屋のボブが払わないんです。今から強行に行こうと思っていた所です。」
マダム「洗濯屋のボブ?あいつは確か元刑事だったわね。気を付けてちょうだい。金だけ奪ってズラかるのよ。」
部下「解かりました。行って来ます。」
ここの仕事は金貸し、殺し、合法ドラッグ、不動産など、いわゆる何でも屋である。
この会社を立ち上げ、会長の座にいるのがマダムである。

OBATYAN3/22 16:57:332192cfSsjm/.A8kSA||204
マダム「メルセデス、こっちに来て。」
一番奥の会長室にメルセデスは誘われた。
マダム「貴女の邪魔をするエージェントって女?」
メルセデス「はい。でもなんで解かったんですか?」
マダム「日本人のエージェント?」
メルセデス「ええそうです。」
マダム「見つけたわ〜。私をムショ送りにしたあの女・・・」
マダムは持っていた葉巻を飛んでいたハエに押し付けた。
マダム「相手が見つかったら話は早いわね・・・」
メルセデス「マダム、どうしたんですか?」
マダム「個人的なことよ。」

OBATYAN3/22 17:3:562192cfSsjm/.A8kSA||941
マダムは未だに引きつった顔をメルセデスに向けた。
マダム「こんな時に会うなんて何かの縁ね、エージェントさん。」
マダムと広子には何らかの関係があるようだ・・・
                       

OBATYAN3/22 17:4:372192cfSsjm/.A8kSA||863
ここで切ります。前は中途半端で終わりましたが今回は終わらせました。感想などお願いします。

鳳城亮3/22 19:6:12192cf8PtVyXioTKA||549
どんなカンケイだろうね


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