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4749〜オバちゃんはエージェント!?〜第二十話〜OBATYAN3/24 13:35:212192cfSsjm/.A8kSA
もう二十話ですね〜。頑張って書き続けます。それではスタート!!

OBATYAN3/24 13:55:432192cfSsjm/.A8kSA||649
〜第二十話〜
メルセデス「どんな関係なんですか?教えて下さい。」
マダム「貴女がそこまで言うなら教えてあげるわ。あのエージェントに会ったのは私が駆け出しの悪だった頃。高校を中退して小さなマフィアに所属していたの。でも半年ぐらいしてやっと取引の警備を任されて、大喜びしていた所にCIAが取引を潰しに来たのよ。その担当をしていたのが例のエージェントって訳よ。」
マダムは葉巻を吹かしながら成り行きを話した。
メルセデス「へぇ〜、そんな事が有ったんですね。」

OBATYAN3/24 14:4:52192cfSsjm/.A8kSA||62
マダム「仲間は全員ムショ送り。私は未成年だから少年院に入れられたわ。少年院を出ても親に監禁されて、20歳になるまで出してくれなくてとっても辛かった。あのエージェントに復讐してやろうと思ったけど、そんな余裕なんて無くて生きて行くのが精一杯だったわ。この会社を設立して、地べたを這うような苦労をしたけど、何とかここまで来てお金もそれなりに有るようになって、あのエージェントを探し回ったわ。人生をぶち壊した、あの女を・・・」
マダムは葉巻を灰皿で潰した。
マダム「少年院から出た後、組織から追放された私をあのエージェントはこう言ったのよ。」

OBATYAN3/24 16:26:302192cfSsjm/.A8kSA||552
マダム「人生何度でもやり直せる。あなたは若いんだしって言ったのよ。私は内心殺してやろうかと思ったわ。いつか見つけてこの手で殺してやろうってね。その苦労が今、報われたわ。」
マダムは嬉しそうに笑った。
メルセデス「私でも手こずった位ですから気を付けて下さい。」
マダム「大丈夫よ。これでも鍛えてる方だから。」
マダムは腕を撫でた。


OBATYAN3/24 17:34:542192cfSsjm/.A8kSA||788
同時刻:CIA本部
マーク「一連の事件の犯人は、地獄の奇術師、地獄の猛獣、地獄の踊り子と名乗っていて、いずれも皆、レッドスコーピオンと言う犯罪グループに所属しています。」
今、CIAの会議が始まった所だ。この所異常殺人や殺人未遂が多発している為、CIAも黙っていられなくなって捜査本部をニューヨーク市警と提携して事件の解決に全力を尽くした。また、この会議にはペンタゴンから副国防長官やニューヨーク警察署長も出席している。
マーク「まず最初の事件を起こしたのが、地獄の奇術師と名乗る者です。彼は手始めにスカイスターと言う宝石を盗み出しました。」

OBATYAN3/24 18:14:522192cfSsjm/.A8kSA||228
マーク「その宝石は未だに見つかっていません。次に派遣した二名のエージェントの内一人を残酷この上ないやり方で殺しました。その後もスカイスターと言う宝石を盗み出し、計三名を殺害しました。逃げ場を失った彼は、海に身を投げ自殺したようにも見えましたが、ニューヨークの大富豪ジャック・ルノー氏の娘、アリス・ルノーさんを殺害、私の部下に復讐と称して部下の娘を誘拐しました。幸い、二人のエージェントによって人質は解放され、奇術師は工場に火を放ち、今度こそ本当に死にました。」
国防長官「なるほど、そいつが盗んだ宝石は世界に1つしかないそうだが?」
マーク「そうなんです。CIAでは現在、宝石を捜索しています。」

OBATYAN3/24 23:0:312192cfSsjm/.A8kSA||559
副国防長官「続けて。」
マーク「次に地獄の猛獣。彼は既にこの世を去っています。彼がやってのけた事はアラン上院議員殺人未遂、そして私を殺そうとしたのも彼です。その後、刑務所で仲間の女に日本刀で斬り殺されました。その為、彼からは何も聞きだせず、この世を去ってしまいました。」
副国防長官「裏切られたと言う事か。」
マーク「そうです。その女によって多数の警官、スワット隊員が殺されました。」
マークは渋い顔になったが話を続けた。

OBATYAN3/24 23:57:482192cfSsjm/.A8kSA||396
マーク「最後に地獄の踊り子。この女は地獄の猛獣と共謀し、アラン議員殺人未遂にも関わっています。私の殺人未遂にも関わっています。この女は未だ逃亡中です。これで私の報告を終わります。」
マークは壇上から降り、席に着いた。
副国防長官「ご苦労。逃亡中の地獄の踊り子、そして刑務所に乗り込んできた女、付き添いの男を指名手配をした。奴らが捕まるのも時間の問題だ。」

OBATYAN3/25 9:46:522192cfSsjm/.A8kSA||238
マーク「そうですね。」
会議はその後一時間ほど続いた。
広子「会議はどうやった?」
マーク「進展は余り無しだ。しかし指名手配と非常線を張った。これで大丈夫だ。」
広子「そうやと良いけどな〜。」

OBATYAN3/25 10:19:402192cfSsjm/.A8kSA||796
同時刻:レッドスコーピオンアジト
シンディ「首領宛てにファックスが来てる。」
メルセデス「渡して。」
メルセデスはファックスを読みながら苦笑いした。
首領「出掛けるわよ。貴女も来て。」
シンディ「はいはい。何処でも着いて行きますよ。それよりジャックはどうするんです?」
首領「彼は大丈夫よ。私が一目置いてるんだから。すぐに戻ってくるわ。」
二人は車に乗り込み、走り出した。

OBATYAN3/25 13:32:132192cfSsjm/.A8kSA||178
同時刻:ニューヨーク総合刑務所
ジャック「そろそろ戻るか・・・」
もうすぐ刑務所の昼ご飯である。看守がワゴンで昼ご飯を持って来た。
看守「入るぞ。」
扉の電子ロックを開けて看守が入ってきた。
ジャック「速く鉄かせを外してくれ。」
看守「解かった。」
看守は鍵で鉄かせを外した。その瞬間、ジャックは看守に蹴りを入れた。
看守「グハッ!」
看守が倒れたら、ジャックは服を脱がし、看守の服を着た。

OBATYAN3/25 13:39:552192cfSsjm/.A8kSA||63
看守に囚人服を着せ、鉄かせをはめ、扉に鍵を掛けて何食わぬ顔で出て行った。
ジャック「チョロイチョロイ。」
ジャックは囚人私物保管室に入った。
ジャック「これこれ。」
一番奥の棚にあった斧を取り、悠々と外に出た。
ジャック「パトカー借りるぜ。」
パトカーを盗み、全速力で逃げた。

OBATYAN3/25 13:46:312192cfSsjm/.A8kSA||580
同時刻:ロサンゼルス・何でも屋
マダム「メルセデスとシンディをCIAに送り込んだわ。それでも無理なら私が出向くしかないけどね。」
部下「ボス、これをお使い下さい。」
部下は赤いサソリの刺繍がされている黒い日傘を渡した。
マダム「これを使うのも久しぶりねぇ〜。出来るだけ使いたくないけど・・・」
マダムは傘を撫でた。
部下「今、CIAに着いたとメルセデス様から連絡がありました。」
マダム「どうなる事やら・・・」
マダムは薄笑いを浮かべた。

OBATYAN3/25 13:46:572192cfSsjm/.A8kSA||690
ここで切ります。書くの遅くなりましたが感想お願いします。

Hiroki313/25 16:3:142021cfUNCb6NQcBh6||925
メルセデスってグランドセフトオートバイスシティのおばちゃんパクッタロ?

OBATYAN3/25 18:45:62192cfSsjm/.A8kSA||717
違いますよ〜!メルセデスベンツをパクッただけですよ〜!ベンツ好きなんです。

OBATYAN3/25 18:46:572192cfSsjm/.A8kSA||106
どう思われようと良いですけどね。

長ネギ3/25 21:12:92182cfZ3cfT29lL6g||557
ちょっと見ていない間にものすごいことになってますね
でもこれからも期待して読まさしていただきます。

OBATYAN3/25 22:30:462192cfSsjm/.A8kSA||1000
これからも読んでください!!どんどん凄い事になりますから・・・>長ネギ様


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