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4750「天と地の彼方〜夢か現か」ミラル3/24 13:46:32182cf48r2UzUXlZI
笑いと涙と、冒険の物語に出来るといいなあ、と思っていますがなかなか出来ない^^;;
まあ、とにかく続きを載せますね。まだ話はそんなにファンタジーな感じになってきませんが、
どうぞよろしくー

ミラル3/24 13:47:392182cf48r2UzUXlZI||541
第一章 夢か現か


あれから、5年。

今まで一年以上も戦が続くことはなかったのに……。
ムーンは戦により荒れ果てた土地を高台から見下ろしながらそう思った。

エヤズは何百年も暗黒の国と呼ばれる隣国キカワイと、いがみ合っている。
ここ五十年ほどは二、三年おきに国境の付近で小さな戦が起こっていた。
だが、今回の戦は5年以上も続いていた。大きな戦が徐々に広がっていったのだ。

ミラル3/24 13:48:322182cf48r2UzUXlZI||95
もう他の三部族でも大きな被害が出ているのだろうか……。

エヤズには、エハミ、リキツ、エバク、クエヨの四つの部族がある。
ムーンはクエヨ族の長の息子タイヨウの妻だった。タイヨウが他の部族と連絡を取り合っていたが、
彼は暗黒の国との戦で5年前に命を落としてしまった。
戦が激しさを増したこともあり現在では全く連絡が取れないのだ。

ムーンはため息をつくと高台を去った。

……覚悟を決めなくては。

ミラル3/24 13:49:202182cf48r2UzUXlZI||55
「母さん、何処へ行ってたの?」家に戻ってきたムーンをみてルーイが言った。
ムーンは軽く微笑むと言った。「ちょっと気分転換に。少し静かになっていたから」

「ところで、お父さんの墓参りに行かない?」ムーンがそう言うと、
「えっ……」ルーイは口をあんぐりあけた。今までムーンはそこを忌み嫌っているようだったのだ。
「そんなに驚くことはないでしょう?」ムーンはそう言うと家をでた。

あの白い石の前にやって来たふたり。

「ごめんなさい、ルーイ」

ミラル3/24 13:49:462182cf48r2UzUXlZI||513
ムーンは突然そう言うと、手をパンッとたたき目をとじた。
ルーイの周りに光り輝く記号が現れた。「トランスファー!」

えっ、な、なに!?

そう思った瞬間、ルーイは光に包まれた。そして、次の瞬間あたりは見渡す限り緑の草原。
そして、その先には――
夢か、現か……


白い石の前でムーンは涙をこぼした「本当にごめんなさい、ルーイ……」

ミラル3/24 13:50:562182cf48r2UzUXlZI||1
「天と地の彼方 第一話」
           終

                        つづく

ミラル3/24 13:58:242182cf48r2UzUXlZI||822
この話とは全く関係ありませんが、最近「ER 緊急救命室」にはまってます。
それが好きな人が居たら、それでもまたお話できると嬉しいです。

緋唯3/24 15:21:476119cfisiK2Bz8VqA||597
どうもでーす。
おや、ルーイちゃん移転?瞬間移動ですか?!
やっぱりまだまだ先が読めないですが、わくわくです。
先が読めちゃうお話なんて読んでてだるいですしね♪
続き、楽しみに待っております。

グー者3/24 17:22:152184cfyRtMEqkQjcw||606
やっぱり最後の終わり方がいいすねw
ってか毎度マイ小説への感想ありです^^
ルーイは一体どこへ飛ばされてしまったの!?次も絶対読みますw

ミラル3/25 14:13:236121cfhOSXV/qLDqg||16
おお、緋唯さんも、グー者さんもありがとうございますm(__)m

途中まで書いてあるんですが、結局最後どうしたいのかがよく決まって無くて^^;;
世界観の構築はほぼ終わってるんですけどね。


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