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4771思いつくままにファンタジー胃液の中の御飯粒3/25 2:10:112191cf2sML4iIQ.4w
「フフ…ついに掘り起こしたぞ破壊神ゲルドレイデス!」
暗い墓地の中、怪しげな老人が墓を掘り起こし、不気味に微笑んでいる。
「後はわしの蘇生術で蘇るだけだ!…ハアアアァァァァァッッ!!!」
墓地をまばゆい光が照らし、蒼い閃光がほとばしった。
「グオオオォォォォォッッ!!!」
漆黒の鋼のような体に大きな翼と鋭い牙をもった怪物が現れ、唸り声をあげた。

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「フフフ…今日は記念すべき日だ。破壊神の復活、そして世界滅亡のな!
さぁゲルドレイデス、この世の全てを消し去れ!こんな腐った世の中は滅ぶべきなのだ。もう、以前のようにお前を止めるものは何もない。さぁ行け!全て消し去るのだ!無論このわしもな!ハァ〜ハッハッハッハ〜!!!」
老人は震えながらも、嬉しそうに言った。

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「ちくしょ〜、ルナの奴どこに隠れやがったんだ?全然見つかんね〜よ〜。」
ソラは妹のルナとかくれんぼをしていた。
「はぁ〜、疲れた〜…ちょっと休もう。」
ソラは大きな木を見つけると、その木陰に腰を下ろした。
「ふぅ〜、ホントどこ隠れたんだろ?アイツが隠れそうな場所は全部見たんだけどな〜
…ん?なんだあれ?」

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少し離れた所にある木の葉っぱの密集した場所の下から足のようなものが見える。
「木に登ってやがったのか。流石に上には目がいかなかったな。」
ソラはその木に駆け寄っていった。
「ルナ〜っ!見つけた…ぞ?」
近くで見ると足のようにみえたのは足ではあったが、灰色の毛に覆われた獣の足だった。

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獣は木から飛び降りソラの前に立ちはだかった。
顔や毛は狼のようであったが、二本足で立ち、爪が異常に長く鋭かった。
「な…なんだよ、お前!!!」
「グルルルルルルゥゥゥゥゥ…!!!」
灰色の獣はソラに襲いかかった。

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ガキィィィン!!!
鋭い金属音が鳴り響いたと思うとソラの目の前に近所のおじさんがいた。
どうやら、手に持った盾で獣の攻撃を防いだらしい。
「はやく逃げろ、ボウズ!村長の家に避難するんだ!」
「あ…ありがとう。おじさん!」
ソラは走り出した。ふと周りを見ると同じような怪物が数匹、村の大人と戦っている。
ソラはさらにスピードをはやめた。

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村長の家についた。ソラの他にも村の女、子供、老人が避難していた。
「おぉ、ソラ無事だったか。」
村長がオロオロした様子でソラを出迎えてくれた。
「ルナはどうした?お前とルナだけがまだここに来ていなかったんで、皆心配しておったんだぞ。」
「え?ルナ、来てないの?」
「あぁ、どこにいるか心当たりはないのかい?」

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「いや、さっきまでかくれんぼしてて、見つからないうちにあの怪物が現れたから…」
「そうか、どこかに隠れているなら怪物達も見つけられんかもしれんが、心配だのう。」
「…オレ、探してくるよ!」
「ば…馬鹿なことを言うんじゃない!怪物に襲われたら、子供のお前じゃ敵わん!
大人達に任せておきなさい!」
「大丈夫だよ。見つからないように気をつけるから。」
「ま、待て!ソラァ〜!!!」
ソラは机の上にあった小型の剣を持って村長の家を飛び出していった。

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幸い近くに怪物はいなかった。数ヶ所、木で造られた家が怪物に壊されていた。
村長の家は頑丈な金属でできているから、大丈夫だろうと思いながらソラは怪物に見つからないように、物陰の多い道を走っていった。

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「フフ、ここなら絶対に見つからないわ。」
ルナは村のはずれにある森の中の洞窟に隠れていた。
洞窟といっても岩壁が窪んでいて多少、雨風を防げる程度の場所だ。
「お兄ちゃんだって、前に森の中に隠れてたことあったし、反則じゃないわよね。」
ルナは地面に寝転がりあくびをした。
「ふぁ〜あ、ゆうべはよく眠れなかったから今ここで寝ちゃお〜っと。」

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〜中略〜

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ソラはゲルドレイデスを倒した。世界に平和が戻った。おわり。

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最後まで読んでくれた人、すみません。いないかもしれないけど。

せいしん3/25 4:33:592202cfXm9rB2dcaJQ||247
いちおうみましたよ

アマグリ3/25 14:56:492220cfp2NKIFzL5ZM||994
斬新ですね・・・!でも、最近物語を書く人って、こういう斬新さが欠けてる人っていますよね!ものすごいです。

エドワード43/25 17:46:36112cfM4WuPS5sT4.||150
けっこうおもしろかったです

胃液の中の御飯粒3/26 1:11:292191cfATglWT9wuqE||61
ありがとうございます


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