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4812fantasy.of.secretアマグリ3/28 9:24:482220cfp2NKIFzL5ZM
「ふぅ。これで準備が整った。」そう言うと祥騎は、自分の部屋に入り、テレビをつけた。「そうだな。今なら、いつ殺しても良いんじゃないか?」宇龍はササっと言った。「うん。もう勿体つける必要は無いね。」祥騎は不適に笑いながら、アウト・クロックを見た。「さて、これでまずは死ぬ時間を設定。そして、ターゲットを設定。んで、アウト・クロックを額に当てる・・・!!(想像する)」『死ぬ時間は、10:10きっかり・・・。今10:09 57秒・・・。58・・・59・・・。』10:10。「・・・ホントに死んだのだろうか?」祥騎は怯えながら言った。「そうだ。お前の行動にミスは無い。間違いなく奴は死んだ。

アマグリ3/28 11:25:532220cfp2NKIFzL5ZM||253
ちなみに第一章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4761.html です。

アマグリ3/28 11:33:472220cfp2NKIFzL5ZM||656
「・・・確かめてみないとわからない。僕は、相田がダンプに引かれて死亡したのを想像した。」祥騎はそっけなく言った。「その通りになってるさ。そんなに知りたいなら、市役所に行って見れば良い。」宇龍は言った。「そうだな。とりあえず行って見よう!」祥騎は死んでる訳が無いと思った。バスに揺られている間、ずっと不安だった。怖かった。祥騎は今まで死んだ人間を見たことが無い。本当に死んでいるのなら、自分は殺人犯になる。すぐに市役所についた。一歩一歩踏みしめる足と共に、胸も心拍数を徐々に早くなる。そして、ふと、隣の通りを見た。そこにはなんと、救急車とダンプ、それと真っ赤になっている一人の男性が在った。

アマグリ3/28 11:47:432220cfp2NKIFzL5ZM||592
「うっ・・・。」初めて死体を見た祥騎はその場から逃げ出した。「やっぱりこうなっちまったか。」隣で宇龍は言った。「気にすんな。いつの間にか死体にゃ慣れるからよ。」『こんなのに耐えるだと!?』祥騎は思った。まだ後4人もいるのか・・・。「イヤだったらやめちまえばいい。俺は{同特者}を探す。でも次の奴は四人しか殺さないで済む。だが世界を自由に操る力は無くなる。俺の依頼人以外にも殺して良いんだ。なぜならアウト・クロックはお前のものだからな。」宇龍は言った。世界を操る力。もし僕がやめたら次の奴。待てよ。僕以上の天才など居るのだろうか??僕以外の人間はできるのか?「いや・・・やってやるよ。必ず。僕の世界を・・・作り上げるんだ!!!!

アマグリ3/28 13:54:462220cfp2NKIFzL5ZM||110
カタカタ・・・祥騎はパソコンに向っていた。「さっきから何してるんだ?」宇龍が聞いた。「次のターゲットはモデルだろ??ならホムペ見といた方が良いだろ。」祥騎はページを開いた。「おっ!!これだな。18歳か。俺と同じ歳か・・・。」「そのようだな。モデルは近づき難いぞ。」祥騎は悩んでいた。『宇龍の言う通りだ。マネージャーやスタッフが居て近づき難い。何か作戦を考えねば。』「どうすんだよ祥騎。」「仕方ない。変装するしかないよ。」祥騎は溜息混じりに言った。「結構適当?」宇龍は笑いながら言った。「まぁね。結構ベタなさ苦戦の方が効果的だったり・・・。」

アマグリ3/29 11:14:272220cfp2NKIFzL5ZM||22
エドワード4さんありがとうございます!ホムチャの許可も済みました!

アマグリ3/29 11:27:242220cfp2NKIFzL5ZM||759
「南区三丁目。ココか。」祥騎はメモを見ながら言った。「ココが次の撮影場所だよな?」宇龍も言った。祥騎は記者っぽい服装で来た。「さて・・・後10分でモデルが到着する。撮影準備は出来ている様だな。」ソコにはカメラの準備が万端だった。ドンッ「うわ!」祥騎は、突き飛ばされた。「ゴメンなさい!」祥騎にぶつかったのは、マネージャーだった。「いいんです。僕が悪いんです。」「いえ・・・。どちら様でしょうか?」祥騎はギクっとしたが、態度には出さなかった。「地元のマイナー記者です。お気になさらずに。」その時、祥騎はハッとした。相手の腕にはなんとアウト・クロックが有ったのだ。自分は付けている。もしや−−−。

アマグリ3/29 11:36:182220cfp2NKIFzL5ZM||525
『コイツ!!アウト・クロックを付けてる!!コイツもイレイザー!!?』祥騎は自分の時計を隠した。そして祥騎は、さっとその場を離れた。「・・・どういう事だ?」祥騎は宇龍に話しかけた。「簡単な事さ。アイツもイレイザーなんだよ。」宇龍はサラっと言った。「もしかしてなんだが・・・イレイザーのターゲットが被る事ってあんのか??」祥騎は訊いた。「・・・つまりお前が言いたいのはあのマネージャーがモデルを殺すと言う事が言いたいのか??」「全くその通りだ。もしそうだったとしたら・・・僕の手を汚すまでも無いという事だ。他人が殺してくれるのだから。」「だが祥騎。それはそんな場合があったらと言う場合。実際は有り得ない。」宇龍は笑いながら言った。「だろうな。」祥騎は苦笑いしながら言った。

アマグリ3/29 13:23:412220cfp2NKIFzL5ZM||856
「来たぞ。」宇龍に言われて祥騎は気づいた。ずっとマネージャーの動きを観察していたからだ。車の中から、モデルが出てきた。「フーン。アイツか・・・。」祥騎は呟いた。ふとマネージャーを見ると、居なかった。「ドコ行ったんだ!?アイツ!!」祥騎は、マネージャーが居た場所に走った。「祥騎!!アイツって誰だよ!?マネージャーの事か!?」「それ以外に誰が居るんだよ!!」ある壁の一角に入った所だった。ボソボソと声が聞こえる。「なぁ祥---」「シッ!!!!」どうやら声の主はマネージャーとモデルだった。「コレ。預かっといたわよ。」マネージャーが言った。「ありがと!ユリ!!」モデルはニッコリ笑って言った。「カナ、何でそんな面倒臭い事、引き受けちゃったの??」ユリは言った。「だって・・・スガが困ってたんだもん。あたしは見捨てられなかったから・・・。」

アマグリ3/29 13:33:112220cfp2NKIFzL5ZM||221
「スガ・・・。ハンターの名前か・・・。」祥騎は戻ってから言った。「なぁ祥騎。ホムペ見たから、名前は分かってるんだろ?顔も見たし、早速殺っちゃえよ。」宇龍はウズウズしながら言った。「馬鹿。奴はイレイザーだから、自分の名前を隠してたろが。ホムペに載ってる物はモデルでの偽名だ。カナというのが、恐らく本名だ。んで、ユリってのがアウト・クロックを預かってる・・・。」祥騎は考えた。『奴はかなりのやり手だ。アウト・クロックの特性も良く分かってる。偽名を使ってる奴には本名を聞き出しづらい・・・。関係を親密にするしかないのか・・・??僕は女が苦手なのにな・・・。天気のようにコロコロ変わる・・・。』溜息を付きながら椅子に座った。「こんちは!!」誰だ??そう思いながら顔を上げると、カナが居た。

アマグリ3/29 13:33:262220cfp2NKIFzL5ZM||696
感想じゃんじゃん待ってます(^∀^)

エドワード43/29 13:46:526112cfM4WuPS5sT4.||370
もっと読みたいです〜

エドワード43/29 13:47:56112cfM4WuPS5sT4.||955
たのしかったです

アマグリ3/29 13:58:02220cfp2NKIFzL5ZM||854
ありです!もっとがんばります!!(^∀^)

アマグリ3/29 14:6:482220cfp2NKIFzL5ZM||941
祥騎は言葉が出なかった。なぜなら、ターゲットに不意打ちされたからだ。「・・・あれ?取材の方じゃないんですか??」しまった!!祥騎は思った。今が名前を聞き出すチャンスじゃないか!!「あ・・・はい。あまりにも綺麗な方だったので、見惚れてしまいました。」「あはは!おもしろーい!!あなた、名前は?結構若いよね?」「あ、はい。僕の名前は「青葉轄泰」(アオバカツタイ)です。高校は行かないで働いてるんです。あなたと同い年ですよ。さて、取材の準備はよろしいですか?」「はい!!」「貴方のお名前は?」祥騎は最初からズバリと訊いた。「ハイ。井上華波(イノウエカナ)です。」祥騎はエエエ!?と思った。正直に言ってるじゃないか・・・。

アマグリ3/29 16:10:322220cfp2NKIFzL5ZM||511
「有難うございました。」祥騎は言った。「いえいえ。ありがとうございました!!」華波も言った。そして、祥騎は時計をチラ見し、さっきセットした時間を待った。「あの・・・?」「なんでしょう?」祥騎は笑顔で答えた。「時計がどうかしましたか??何か御用でも??」祥騎は時計をもう一度確認した後言った。「仕事ですよ。」「また取材の??」「貴方と同じです。イレイザーです。」「え・・・。それってどういう意味・・・。」そう言った直後、華波は体ごと反対方向に向かせ、走り去っていたT。「さよなら。井上華波さん。」祥騎は走り去る後姿を見ながら呟いた。「どうしたんだ??」宇龍が訊いた。「自殺させたんだ。」祥騎はひょうひょうと言った。「残酷な奴だな。お前・・・。」

アマグリ3/29 16:36:162220cfp2NKIFzL5ZM||487
乾燥待ってますんで〜

魔剣士スパーダ3/29 20:58:392211cftevxmFHjHNA||144
とてもいいです。どんどん書いてください

魔剣士スパーダ3/29 21:8:472211cftevxmFHjHNA||668
次書いてくれるのをまってます

アマグリ3/30 15:33:202220cfp2NKIFzL5ZM||362
ありですー


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