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4857fantasy.of.secretアマグリ4/1 16:17:02220cfp2NKIFzL5ZM
「怒りに振回される余り迂闊な事を!!」祥騎は屈辱感も感じた。自分の攻撃はかわされたのだ。富樫が使っていたのは影武者、死刑囚だったのだ。「僕の居所がバレた・・・!!だがこちらも手を抜く訳じゃない!!探偵T。絶対探し出し始末する!!!!」祥騎は叫んだ。
「反応が早かったですね。」富樫は言った。「しかし、本物の私は殺されていない。と言う事は殺せない相手も!!田中と私の違い。一体??」富樫は松本、福田、本部の青山、山本に訊いた。「名前じゃないスか?」青山が答えた。「顔も知らない。」福田が続けた。「と言う事は名前と顔を知らないと殺せない?」松本は言った。「ですが、どちらかだけという可能性も。一応両方と考えておきましょう。」富樫はフっと笑って言った。

アマグリ4/1 16:18:412220cfp2NKIFzL5ZM||800
第一章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4761.html
第二章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4812.html
第三章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4834.html

アマグリ4/1 16:30:122220cfp2NKIFzL5ZM||30
「この案で決定します。」富樫は言った。「しかし・・・いいのか??FBIなど呼んで・・・。」福田は訊いた。「問題さえ起きなければ平気でしょう。明日、東京に潜入調査をする隊員は5名です。」富樫はリストを見ながら言った。「皆さん約束して頂きたい事があります。本部での計画、活動内容は誰にも、ましてや家族にも口外しないと。」富樫は声色を低めて言った。「わかりました。」「あたぼうッスよ!!」「わかった。」「何だか、ヤル気が出てきたぞ!!」「あと、皆さんの名前、顔を表す物は何もかも消して頂きたい。いつ殺されるのか判りませんから。」富樫は困ったように言った。

アマグリ4/1 16:52:192220cfp2NKIFzL5ZM||341
「宇龍・・・。貴様どういうつもりだ・・・?人間界では問題を起こさない事を約束にお前を人間界に降ろしたというのに・・・。」大王は言った。「大丈夫です。」宇龍は必死で答えた。「何が大丈夫なのだ!!!?約束・・・覚えているよな??」大王は言った。「ま・・・待ってください!そんなっ・・・!!」「{再取引}の刑だ。もう行け。」「・・・。」宇龍はなす術なく、大王の間を追い出された。「祥騎はもう一度取引を承諾してくれるのだろうか?いやダメだ。同じ人間と二度連続で取引するのは禁じられている・・・。リスクが伴う・・・。」宇龍は重い足取りで、祥騎の家に向かった。

アマグリ4/1 17:5:82220cfp2NKIFzL5ZM||854
「どうした??宇龍3日ぶりだな。もう取引は終了した。この家に来る必要無くなったろ??」
祥騎は言った。「違うんだ・・・。再取引になっちまったんだ!!頼む祥騎!!もう一度取引をしてくれないか!?」宇龍は土下座しながら言った。「なっ・・・!!バカ・・・。まぁいいさ。暇が出来てしまったから。」祥騎は答えた。「で、依頼内容なんだが・・・一気に10人に増えた。」
宇龍は小さくなって答えた。『このハンターは今更大事な事を・・・。』と祥騎は思った。「でも、同じ人間とに連続で取引するなんてマネ、いいのか??」祥騎は訊いた。「ああ・・・。それについてなんだけど・・・。」

アマグリ4/1 17:15:482220cfp2NKIFzL5ZM||199
「な・ん・だ・とォ・・・??」祥騎は明らかに怒りながら言った。「仕方ねぇだろ!!そういう約束なんだよ!!」宇龍は苦し紛れに言った。「ったく。」『アウト・クロックが無くなり自分が{幽体浮遊}するだと・・・!?フザけるな!!』と祥騎は思った。「・・・仕方ないな・・・。」祥騎は溜息混じりに言った。「ホ・・・ホントか!?」宇龍は喜びながら訊いた。「ああ。その代わり・・・。」「その代わり?」「僕の味方になれ。」「え!!!?」「僕とチームになってくれ。そして僕の手助けをして欲しい。」祥騎はニヤついた。「わかった。」宇龍は即答した。

アマグリ4/1 18:24:62220cfp2NKIFzL5ZM||781
「ん??」祥騎は、朝の朝礼の時、見慣れない人物を見かけた。「新任か??もうすぐ卒業は近いが・・・。」男は外人の様な顔をしていた。「・・・ハーフ?」祥騎は気になった。「それではぁみなさんにぃ紹介しなければならない人が居ますぅ。」ゆったり話す教頭に、祥騎、宇龍は毎回イラ付いていた。

アマグリ4/2 9:34:542220cfp2NKIFzL5ZM||903
「3年月組を担当する、青山武です。ヨロシクお願いします。」マジかよ・・・。祥騎は思った。
「ったく。こんな時期に担任変えるなんて校長ナニ考えてんだ??」祥騎は言った。
そして、教室に着いた。「それでは新しい担任の青山武(アオヤマ タケシ)です。短い期間ですが、ヨロシクお願いします。」青山は言った。青山は緊張していた。勿論、青山は殺人鬼X捜査本部の青山だった。「!!!!!」祥騎は何か、感じた。この青山に対して、何かはわからないが、疑り深い何かを感じた。「何で、前の担任は変わったんですか??」祥騎は尋ねた。「異動だよ。急なね。」青山はニッコリ笑いながら答えた。「どうも臭ェな・・・。」祥騎は思った。

アマグリ4/2 9:51:102220cfp2NKIFzL5ZM||633
「イヤな勘だけは当たるんだよ。」祥騎はお昼になって、校庭に出てから宇龍に話しかけた。
「俺も感じた。がお前と一緒なのか・・・?」宇龍は答えた。「アイツ、本当の教師じゃない・・・気がする。」祥騎は皮肉に笑いながら言った。「じゃあ・・・何者何だろう・・・。」宇龍は呟いた。「実は免許を取ってないとか。まぁ最悪の場合・・・」祥騎は言った。「サツだな。」祥騎は言った。「冗談止めてくれよ祥騎。証拠も無いだろ。」宇龍は言った。「証拠か。じゃあ頼みがある。」祥騎は静かに言った。「何だ??」宇龍は祥騎の口に耳を近づけた。「●△□×・・・。」「ハァ!?ムヅカシー事言うなよ!!普通に見てたらおかしいだろ!!」宇龍は叫んだ。「いいからいいから。」祥騎は宥めた。

アマグリ4/2 10:0:342220cfp2NKIFzL5ZM||879
『祥騎の奴・・・。難しい注文しやがって・・・!!』宇龍はそう思いながら職員室に入った。「青山の机・・・。」宇龍は青山の机を探した。「お、コレか。さーて一丁やるか!!」宇龍は意気込むと、引き出しを開けた。『ハンターって物触れるんだよな〜。でもハンターは能力者や{同特者}しか見えねぇ・・・。』宇龍はそう思い返しながら、ある物を見つけた・・・。「ん。なんだコリャ・・・!?」宇龍はビックリした。そして、そそくさと引き出しを戻し、ある物を持って職員室を出た。「おい!!祥騎!!!!」宇龍は祥騎を呼んだ。丁度良く休み時間だった為、トイレへ行き話が出来た。「どした??」「どした??じゃねーよ!!お前が頼んどいて・・・!!見つけたよ!!アレ!!」宇龍はアレを出した。「やっぱりか・・・!!」祥騎は笑った。

アマグリ4/2 10:18:242220cfp2NKIFzL5ZM||823
「ハァ〜どうしたもんかね。」警察手帳を手にとって見ていた祥騎は言った。「コッチから正体を表し、脅すか?それともアウト・クロックを使うか。」宇龍は言った。「いや、どれもボツだ。なぜなら、結果的にこの学校にXがいる事がバレちまう。警察がココに来てからXが反応したらマズイ。僕が疑われる事なんてあってはならないんだから。」祥騎は悩んだ。「ヨシ!!これは預かっておこう。見つかったら教室に落ちていたとでも言うさ。教員の目には僕が学校一の優等生、秀才と写っている。いくら青山が疑っても教員の人数には勝てないさ。」祥騎はほくそえんだ。「本当の名前も解ったんだ。時を見て殺るさ。」祥騎は笑っていった・・・!!

アマグリ4/2 10:29:02220cfp2NKIFzL5ZM||478
日曜日の事だった。「富樫〜!!!!」勢い良く本部室のドアが開いた。「東邦高校、怪しい者は・・・該当者なし!!」青山だった。「そうですか。あと報告が無いのは・・・。」富樫が言い掛けた。「該当者はナシなんですが・・・警察手帳が無いんです!!」青山が叫んだ。
「青山・・・そういうのを・・・」福田が言った。「異常アリと言うんですよ。」富樫が珈琲を啜りながら言った。「ヤッパリそうですか〜!?」青山はうな垂れた。「でも情報としては望ましい物です。東邦高校、チェック付けて下さい。」「ハイ。分かりました。」松本はパソコンに向かい、なにやら名簿にチェックをつけた。

アマグリ4/2 10:35:512220cfp2NKIFzL5ZM||703
「クシュン!!」祥騎はその日、風邪をこじらせ学校を休んだ。「朝から抜けないこの胸騒ぎは何だ・・・?」祥騎は宇龍に訊いた。「さぁな。東邦高校が疑われてるとか・・・。」宇龍はフザけて言った。「イヤ・・・有り得るかも・・・。もしかして警察手帳が無い事を本部に伝えたとしたら・・・・・・新しい情報が必要じゃないか!!!!」祥騎は布団を飛び出し、学校に行く準備をし始めた。「クソッ!!またミスる所だった!!本部の存在を忘れていたんだ!!!!学校に行って新情報を手に入れなければ。そして必要な事の控えを取って置いて、警察手帳を戻さなきゃ!!!!!!」祥騎は、普段全く走らない通学路を死に物狂いで走った。

アマグリ4/2 10:55:272220cfp2NKIFzL5ZM||77
「ゼィゼィ・・・。」祥騎は1時間遅れで学校に来た。「ふ〜。」そして教室に行き、青山に遅れた理由を告げた瞬間、スッと書類の下に警察手帳を差し込んだ。「一件落着・・・。」祥騎は呟き、席に着いた。「ん!?アレ・・・なんでこんなところに・・・。」明らかに青山は慌てていた。そして急に席をはずし、携帯を取り出した。「ア・・・。富樫??ありました。手帳。はいはい。スミマセン」プチッ 電話を切り、青山は戻ってきた。どの一部始終を祥騎は見ていた。「危なかった〜・・・。」祥騎はそういうと、眠ってしまった。

アマグリ4/2 22:20:382220cfp2NKIFzL5ZM||604
感想じゃんじゃんまっとるよー

エドワード44/3 8:52:306112cfM4WuPS5sT4.||138
すごくたのしいです〜


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