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488アウト〜第四話「狐の誘い」〜マジュニア5/29 5:46:502031cf3bsMkaB7C7.
世界の情報を得ることができる職業があった・・・
その職業を人々はシーカーと呼んだ・・・

第四話「狐の誘い」

サマルトルでジムはカフェに出会う。
シーカー塾の存在を知ったジムはカフェに夜まで待つように言われる。
ジムはカフェとともに夜を待つ・・・

マジュニア5/29 5:54:102031cf3bsMkaB7C7.||627
闇の匂いが漂い、街灯が白い光を放ち始めた。
白い風が二人をそっと包み込む・・・。
ジム「もう夕方だね」
二人はその場で座って待っていた。
カフェ「ああ。もうすぐこの街が顔を出す」
深い霧が街を変えていく・・・。
すると霧の中に人影が見えた。
人影「ついてこい」
ジムにそう言い放ち歩いて行った。

マジュニア5/29 5:56:312031cf3bsMkaB7C7.||967
カフェ「おい、ジム」
ジムはカフェに呼び止められても歩き続けた。
カフェはジムを見失ってしまった。
カフェ「ジムが最終的に向かうのは・・・」
しばらく考えカフェは走り出した。
ジム「ここは?」
人影はジムを少し広い公園に案内した。

マジュニア5/29 5:59:222031cf3bsMkaB7C7.||682
その人影の周りの霧がなくなり顔が見えてきた。
ジム「狐?」
人影の正体は狐の仮面をかぶった男だった。
狐男「私はシーカー塾の先生をしている」
辺りの霧は公園の外だけに広がった。

マジュニア5/29 6:3:222031cf3bsMkaB7C7.||457
サマルトルの裏の顔・・・
それはシーカー塾のことだった。
夜の霧が生徒を誘う。しかしそれだけではない。
塾にお金はいらない。なぜなら死と隣り合わせだからだ。
シーカー・・・世界の情報を得ることができる。
それは大きな危険をともなう仕事だった。
殺し屋、盗賊団・・・あらゆる危険な組織を
扱う唯一の仕事、それがシーカー・・・

マジュニア5/29 6:6:362031cf3bsMkaB7C7.||702
ジムは狐男に言った。
ジム「塾に行って、シーカーになりたい」
狐男「私の仮面を取れたらな」
ジムは狐男に向かって走っていった。
狐男「威勢のいいガキだな」
狐男は真上に飛び、ジム目がけて降りてきた。
ジム「うわっ」
ジムは肩を狐男に蹴られ、その場に倒れた。

マジュニア5/29 6:10:192031cf3bsMkaB7C7.||871
その頃、カフェはある建物の前にいた。
『シーカー協会塾』と書かれたその建物は
不気味なオーラを放っていた。
後ろから男が現れた。
カフェ「誰だ?」
猫の仮面をかぶった男だった。
猫男「君は普通の子供じゃないね?」
カフェの目つきががらっと変わった。

マジュニア5/29 6:13:122031cf3bsMkaB7C7.||155
カフェ「少しね・・・」
猫男の背後にまわりこみ、手を押さえつけた。
カフェ「このまま折るよ。」
猫男「ブラック家の子供は君だったか」
猫男は関節を外して、カフェから逃れた。
カフェ「カーフェイ・ブラック。本名だ」
猫男「塾に来ないか。強くしてやる」
カフェは何も言わず塾に入っていった。

マジュニア5/29 6:15:442031cf3bsMkaB7C7.||75
その頃ジムは必死に狐男と戦っていた。
ジム「はあ〜はあ〜」
疲れ果てたジムに狐男は言った。
狐男「そんな力じゃシーカーは無理だ」
そう言い放ち、ジムの背後にまわりこみ、殴り飛ばした。
ジム「ぐはぁ」
その場で倒れたジムにもう勝ち目は残っていなかった。

マジュニア5/29 6:16:12031cf3bsMkaB7C7.||367
今日はここまで。感想をお待ちしています

和泉直人5/29 7:51:12194cfzVhRnedxmnk||191
ジムがんば 面白いYO

zoro5/29 10:12:122191cfBq6WLyJ3TzA||578
面白いですあとロードと同じように出してください!(チョットマテ)

花枕5/29 10:13:592202cfrmK8UC.lbnA||873
おもしろいです〜

いおり♪5/29 16:28:422184cfLLIShuLI3Y6||868
がんばって書いてますね。嬉しいです。とっても面白いですよ。

マジュニア5/29 18:2:382031cf3bsMkaB7C7.||361
みんなありがとう。zoroさん次出すから見てみて。以外な人だから。カタカナにしましたが・・・


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