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4881―闇から誰かが囁いて―李亞4/2 21:7:72182cfPPkTUCF2dqo
コチラに置くのは、学校にて友人にネタを提供してもらって書いた小説です
第一部は流血要素、第二部からはギャグ要素が思いっきり
でも、どちらも恋愛要素満載です
それらに不快感を感じるような方は、これ以上読むのを止めましょう

この連載はBRが書けるようになるまでの短期連載です
書けなくなった理由は、はっきり言って更新を急かされることですね
HOMEにまで手紙送りつけてくるなんて全く律儀な方ですこと

なんて戯言はおいといて…

「あとがさ」を書く前のレスは何が何でも禁止です
数週間後じゃなかったの?なんて突っ込みは却下

李亞4/2 21:7:212182cfPPkTUCF2dqo||34
―第一部―
第一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4764.html
第二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4785.html
第三話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4828.html
第四話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4849.html


―イラスト―
美沙姫さん http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/e/misaki.jpg
レイスさん http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/e/reisu2.jpg

李亞4/2 21:7:422182cfPPkTUCF2dqo||617


「えーっと・・・」
「・・・」


レイスさんのところ―闇―に来て、数週間も経った。
レイスさんが住んでるお屋敷の広さには未だ慣れないが、
唯一のメイドであるジュリさんとお茶のみ友達になれた。
闇って言っても、街は結構活気あるし、
名称だけで雰囲気を決めちゃならないってことを覚えた。

そんなときだった。


レイスさんに、両親に会ってくれないか、と言われたのは。

李亞4/2 21:8:92182cfPPkTUCF2dqo||528


―闇から誰かが囁いて・5―



李亞4/2 21:8:322182cfPPkTUCF2dqo||187
「私は、構わないけど・・・」


人間だから、とか言って追い返されたりしないんだろうか。

そんな思いが先立った。

ジュリさんに聞いたのだが、此処の人たちは人間の外見をしているが、人間とは全く違う生物らしい。
人間界の方では悪魔とか呼ばれてるらしいわね、なんてジュリさんは笑ってた。

笑い事じゃないよ、悪魔は立派な畜生用語だよ。

なんて突っ込みを入れるコトもできず、私はそのまま引きつった笑顔を浮かべた記憶がある。

李亞4/2 21:10:142182cfPPkTUCF2dqo||507


「あ、えっと・・・多分平気だよ、父上も母上も人種とかきっと気にしないから」


私の顔を見てそれを察したのか、レイスさんは私の肩にぽん、と手を置いた。

・・・それより、言葉の中にちらほら見える自信無さ気な単語はなんでしょう?


「・・・いつ、会いに行くの?」


とりあえず、それらは自然にスルーする事決定。

李亞4/2 21:10:542182cfPPkTUCF2dqo||618


「明日の明け方に」
「へぇー、明け方か・・・もう24時間ないんだね。
あ、私朝弱いんだよなぁ・・・」
「大丈夫だよ」
「なんで言い切れるの?」
「僕がちゃんと一緒に寝てあげるか「遠慮しとくね」・・・」


レイスさんの寝言に笑顔で返すと、彼は部屋の隅で「の」の字を書き始めた。
いや、いつものことだから気にしないけど。

李亞4/2 21:11:92182cfPPkTUCF2dqo||678


「ミサキちゃん、美味しいクッキーがあるんだけど、一緒に食べない?」


そこへタイミングよくドアから顔を覗かせるはジュリさん。


「クッキーですか!?今直ぐ行きます、絶対行きます、光の速さで食いに行きます。
いや、丁度小腹が空いてたんですよコレが」


そう言って私はジュリさんの元へと駆けて行く。


落ち込んだレイスさんを慰めるより、
私はクッキーをとりました。

李亞4/2 21:11:302182cfPPkTUCF2dqo||575


「レイスさん」
「・・・」
「・・・レイスさん」
「・・・」
「・・・・・・レイスさん」
「・・・何?」


数十時間後、私とレイスさんは田舎道を馬車で走っていた。
馬車で、そう、馬車で。
何だか中世ヨーロッパを思い出すが、コレはコレで楽しい。

だが、レイスさんは私が彼よりクッキーを取ったことを根に持っているらしく、口数は少ない。

李亞4/2 21:12:02182cfPPkTUCF2dqo||486


「ごめんね、あの時はどうにもクッキーが魅力的に見えて・・・」
「・・・どうせ僕はクッキー以下の魅力しか持ち合わせてない男ですよ」
「・・・・・・」


いじけたレイスさんはズバリ扱いに困る。
好物のショートケーキでもあれば少しは機嫌を取れるのだが、
そんなもの此処にあるわけがない。

李亞4/2 21:12:552182cfPPkTUCF2dqo||270
「あーあ、ミサキはどうせ気紛れで僕についてきたんだ。
そうやって僕の漂白剤使ったシャツより真っ白で純粋な心を弄んで楽しい?」
「(あ、純粋なんだ・・・)楽しいともッ!・・・なんて半分本気な冗談はさて置き」
「あれ、ね、今なんか本気とか聞こえたんだけど、僕の気の所為?」
「気の所為じゃないよレイスさん。
ただね、ウケを狙うにはそれくらいしなきゃって、
頭の中のお花畑から不思議な声が聞こえたからそれに従ってみたの」
「・・・なんかキャラ違うよ?寧ろ電波?」
「レイスさんほど電波じゃないから大丈夫」
「・・・」

李亞4/2 21:13:262182cfPPkTUCF2dqo||184

レイスさんをおちょくるのも段々慣れてきたかな、なんて。


李亞4/2 21:13:572182cfPPkTUCF2dqo||884



「・・・えっと、此処・・・なの?」
「・・・・・・まあ・・・」


で、レイスさんの実家に着いたわけだ。
ソコはとにかく・・・


「デカイよレイスさんッ!」


そう、デカかった。
レイスさんのお屋敷も十分大きかったが、こっちはそれよりかなり大きい。

李亞4/2 21:14:282182cfPPkTUCF2dqo||171


「あー・・・それは僕もあっちに住み始めて思った」
「・・・それまではコレが普通って思ってたの?」
「まあ、うん・・・」


今日、育ち方で感覚も変わることを覚えた。


「そろそろ、入ってもいい?」
「あ、ど、どうぞどうぞ」


逃げ腰になりつつ、大きな門が開くのを見た。
ギギィ、といかにも重そうな音がする。

李亞4/2 21:14:432182cfPPkTUCF2dqo||915


「・・・うわ・・・」


門が開ききった時、私は思わず声をあげた。
目の前に見えるのは広い庭園、芝生がものすごく気持ち良さそうだ。
思わず寝転がりたい衝動に駆られる。


「・・・ミサキ?」
「あ、あー、はい?」
「どうしたの、ぼーっとしちゃって。
父上と母上が待ってるよ?」

李亞4/2 21:15:42182cfPPkTUCF2dqo||753


レイスさんの言葉で思い出した。
そうだ、私はレイスさんの両親に会いに来たんだ。
それを思い出すと緊張する。


そんな私の気持ちを知ってか知らずか、レイスさんは私の手を取って慣れた様子で進んでいった。

李亞4/2 21:17:232182cfPPkTUCF2dqo||778
++あとがさ++

数週間後にうpるとかほざいていた物の出来上がり。
いや、なんででしょうね。
きっと文章保存したフロッピーディスクが踏まれたら大変だ、とか無意味に心配性になってみたからです。

ここで一気に美沙姫さんが電波になりました(ぁ)
いや、ヒロインさん壊すのはホント楽しいですね、げへへ
でも大丈夫、日々脳内妄想繰り広げてるレイスさんのほうが電波入ってますから(マテ)

4/2 21:58:66041cfuJrRizU1jiU||984
お初?です^^毎日チェックしてますょw小説ね〜w
ぃゃ〜wいつ読み直してもおもしろぃですねw
6話待ちきれませんねw

Mr・X4/3 9:26:102204cfc99zkUIclhU||87
アラマ エッチィなリアチャンが一緒のベッドで寝かさないなんてww
まぁいつかレイス殿を切れる設定にしたほうがいいよ。

あと一話前と今回の話がまったくもって変わってるけど楽しかったよぅ

李亞4/3 10:35:492182cfPPkTUCF2dqo||661
ヾ(*・ω・*)ノ彗殿お初です。
毎日チェックされてたんですか、そりゃ吃驚。
読み返さないでください、恥ずかしいですから。

6話はなんだか変態がでます(ネタバレ)

李亞4/3 10:38:112182cfPPkTUCF2dqo||411
ヾ(*・ω・*)ノXたん、σ(´∀`*)だっていつも変態してるわけじゃないんだよ(ぁ)
レイスさんは常にミサキさんに弱い設定w
あーでも・・・あれの主導権は握ってると思うよ(待てコラ)
いつかHPにレイスさんとミサキさんのあれなお話置こうかな・・・
メモ帳機能直らないとどうにもならないけどorz

一話前は第一部だもん、これは第二部だから話がガラリと変わるのですw

4/3 22:21:176041cfuJrRizU1jiU||515
変態ってまさか・・・もぅそこまで関係かぃ?!


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