4887 | fantasy.of.secret | アマグリ | 4/3 12:3:46 | 2220cfp2NKIFzL5ZM |
第一章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4761.html 第二章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4812.html 第三章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4834.html 第四章は http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4857.html です。今後もヨロシクΣd(ゝω・o)★ |
アマグリ | 4/3 12:11:38 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||24 | ||
「青山のドジだったんだ。」松本は言った。「違いますよ!!だって私はあんな所に手帳を置いていないんですよ!!職員室に置いたんです!!!!」青山は必死に訴えていた。「青山さんの言う事が正しければ・・・誰かが盗ったという事に。」富樫はチョコを摘みながら言った。「でも、それだとおかしいよな。職員の机の中漁ってたらバレるだろ。」山本はツッコんだ。「そうなんです。青山さんの言う事は多分間違ってない。私も手帳は持ち歩かないようにと指示してるんですから。どうやって生徒が手帳を盗ったか・・・。」富樫は口を拭きながら言った。「ともかく!!東邦高校はチェックを入れておくんだ!!」福田は意気込んでいった。「見ていろX。絶対お前を死刑台へ送ってやる・・・!!!!」 |
アマグリ | 4/3 15:10:15 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||235 | ||
「僕は何かマズイ事をしたか??いやしていない。でも何なんだこの胸騒ぎ・・・!!」祥騎は嫌な感じがした。「もしかしてサツから東邦高校がチェックされてるとか・・・!!」宇龍はフザけて言った。「やめてくれよ・・・。冗談じゃない。」祥騎は小さく言いながら、教室に入った。「・・・え!?」祥騎は驚いた。何と警察が教壇に何人か立ち、生徒は全員席に着いていたのだ。呆然と立っている祥騎に気づいた警察は、早く座ってくださいと促した。「な・・・何で・・・。」祥騎は言った。「実はこのクラスの担任だった青山とは、殺人鬼X捜査本部の者だった。この学校の調査結果、幾つか怪しい点があったため、直接捜査する事になりました。」松本は言った。 |
アマグリ | 4/3 15:21:10 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||291 | ||
『チッ・・・。早速かよ・・・。』祥騎は心の中で舌打ちした。「そう言う訳なので、まぁ・・・ヨロシクお願いします。あまり詳しくは話せませんが、Xがこの学校に潜んでいる可能性があったという事です。」青山が答えた。「困ったな宇龍・・・。」祥騎は誰にも聞こえないように言った。「そうだな。」宇龍は答えた。そして二人のやり取りを見ていた生徒が居た。名は{来章波図武}(キショウ ハズム)だった。祥騎は校庭に出た後、宇龍と打ち合わせした。「つーかよォ。俺と祥騎が幽体浮遊になって殺る事になったんだぞ??」宇龍は言った。「ああ。実に面倒だ。」祥騎が言い終った時だった。「やぁ聖海君。隣のツレは・・・ああ。奥池宇龍というんだね。」 |
アマグリ | 4/3 15:31:48 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||808 | ||
「ハァ??」祥騎は演技でとぼけた。「ツレって何だよ来章君。僕はココでボサっとしていただけさ!!」祥騎は言った。「君は嘘が上手いな。僕が{スイーパー}なら騙されてたね。」来章はニッコリして言った。「ス・・・スイーパー??何だ?そりゃ!」祥騎は訊いた。「君はハンターだね宇龍。そして聖海君はイレイザー。僕はスイーパー。ハンターとイレイザーのチームを壊す、正統な派閥さ。」来章は言った。「と言う事は・・・宇龍が見えるんだな??」祥騎は疑いながら言った。「もちろん。僕は天才掃除屋だもの。霊力も高い。でも君も僕に負けない位高いね、聖海君。特がかなり高いに違いない。」来章は推理するように言った。「スイーパーなんて聞いてないぞ宇龍。」祥騎は横目で宇龍を睨みながら言った。 |
アマグリ | 4/3 15:33:4 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||553 | ||
↑ミス。来章のセリフです。 ×「君は嘘が上手いな。僕が{スイーパー}なら騙されてたね。」 ○「君は嘘が上手いな。僕が{スイーパー}じゃなかったら騙されてたね。」 |
アマグリ | 4/3 15:42:19 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||719 | ||
「ま・・・待てよ。と言う事は、君は僕らを倒しに来たんだろ??」祥騎は尋ねた。「勿論さ。手加減はしないよ・・・!!」来章は何やら杖を取り出した。「雷罪砲!!」来章が叫ぶと、金色の光が杖の先に集中した。次の瞬間、それが真っ直ぐ祥騎に向かって飛んできた。「ぅわ!!」祥騎は寸での所で避けた。「おい!!どうやって幽体浮遊するんだよ!!」走りながら宇龍に尋ねた。「わかんねぇけどとにかく魂を抜こうとするんだ!!」宇龍は適当に言った。 「ナンだよそれ!!まぁ良いか・・・。やってみるよ!!」すると祥騎は目をつぶった。『抜けろ、抜けろ、抜けろ、抜けろ!!!!』目を開けると、走ったまま魂が抜けたので、壁に突っ込んだ祥騎の体と、自分と同じ状態になった宇龍が居た。 |
アマグリ | 4/3 15:58:38 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||458 | ||
「イツずるいよな!?なんで武器持ってんだ!!」祥騎は幽体になっても走っていた。「級持ってる正統なスイーパーなんだ!!」宇龍は必死になって言った。「ちくしょう!!これじゃラチが明かない!!!」すると祥騎は走るのを止めた。「待てよ祥騎!お前逃げないとモロに喰らうぞ!!」宇龍が叫んだものの、もう既に来章の攻撃を受けた祥騎が倒れていた。「ち・・・くしょぉ・・・!!」祥騎は呟いた。「なぁ、幽体の状態で死んだらどうなるんだ??」祥騎は訊いた。「心臓と魂は同じ命。魂は言わば第二の心臓。どちらか一方が死にゃ片方も死ぬ!!今はそんな場合じゃないって!!」そう言い終ると共に、宇龍は祥騎を抱えて飛んだ。「何か武器ねぇのかよ。」祥騎は言った。「無い!!肉弾戦だ。」宇龍は言った。 |
アマグリ | 4/3 16:11:0 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||855 | ||
「武器よ・・・いでよ!!」祥騎は叫んでみたものの、現れるはずも無かった。「こうなったら!!大王様!!僕たちの使命を果たすために、二人分の武器をお与え下さい!!!!」宇龍は叫んだ。「ホントに大丈夫なのか??」祥騎は横から尋ねた。宇龍は無視して、必死に祈っていた。すると、祥騎の手にいつの間にか大きな刀が有った。「ぅわ!!ナンだこれ!?」祥騎は驚いた。「大王様!!有難うございました!!」宇龍の手には銃が握られていた。「ナンだこの刀・・・。斬蒼刀(ザンソウトウ)・・・?」「白虎銃・・・と黒虎銃・・・。」二人とも呆然としていた。「隙が多すぎるぞチーム!!重厚層!!」来章がそう言うと、大きく、厚く、太く、そして層になっている壁が二人の頭上に現れた。「ぅわあああぁ!!!!」「ギャアアァ!!!!」 |
アマグリ | 4/3 16:37:36 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||858 | ||
二人はそれぞれの武器を使い、何とか大きな壁を持ち上げていた。「行くぞ宇龍。せぇの!!」二人は息を合わせ、壁を退けた。「来章!!お前など、この斬蒼刀でブった斬ってやる!!!!」祥騎は叫ぶと、来章に向かって走った。「祥騎!!後ろ!!!」宇龍も叫んだ。「な!!」金色の竜が祥騎の背中を取っていた。「バカ野郎!!」宇龍銃で何度も金の竜を撃った。すると、竜は砕け散った。「うりゃぁ!!」祥騎は大きく刀を振った。「グワッ・・・!!」来章は避けきる事が出来ず、肩を祥騎に斬られた。「やってくれるね、聖海君。一時休戦だ。教員が僕たちの体を見つけて保健室に持って行ったらしい。戻らないとまずいな。」来章と祥騎、宇龍は走った。 |
アマグリ | 4/3 16:46:33 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||514 | ||
「痛ぇーーーー!!!!」祥騎は体に戻った後叫んだ。声こそは出さなかったものの、悲痛な顔をしていたのは来章だった。「コリャいかんな・・・。」二人の体を見て、介抱していた保険医も言った。「一体何だって言うんだ??こんな怪我して授業サボるなんて・・・。優等生の二人が・・・。」教員も言った。「何があったのかは聞かん。が、今後はこんな事が無いように、気を付けるんだぞ。」そう言われた後、二人は急いで教室に戻った。「あの二人・・・何してたんでしょうね??」松本が訊いた。「わからんが・・・二人は優等生としか目に写ってなかった。何かがあったのだろう。」青山が答えた。「気になる!!富樫に連絡だ!!」 松本は早速携帯で連絡した。 |
アマグリ | 4/3 16:53:46 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||642 | ||
「ハそうですか。わかりました。適当に観察しといて下さい。」松本から連絡が入った富樫は言った。「なにか、新しい情報ですか??」山本は聞いた。「イエ。大した情報では有りません。もしかしたらドーデモイイ物になるかもしれません。」富樫はボーっとしながら言った。「ヤッパリ、東邦高校は白なんじゃ??」山本は言った。「まだ分かりません。これ以上の調査が必要ない、という実績が残せるまで絶対に続けます。まだXは潜んでいるのかも知れませんから。」富樫は答えた。「そうですよね・・・。でも未だに捜査を続けているのは東邦高校だけですよ??」山本は聞いた。「そうですね。定石ってもので考えるとこの学校が黒としか言いようが・・・。」 |
アマグリ | 4/3 17:33:1 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||86 | ||
「待て待て祥騎!!なんでそんなに早く帰るんだよ!!」宇龍は言った。「決まってんだろ。来章が追っかけてくるからだ。」祥騎は念仏のように調子一つ変えずに言った。「家、分かってるんじゃないのか?」宇龍は訊いた。「確かに。」祥騎は答えた。「ササっと倒すか??」宇龍は訊いた。「・・・むりだろ。あんな強い奴・・・。」祥騎はそう言った瞬間だった。「聖海君!!ちょっと今日予定空いてる??」肩を掴んだのは来章だった。『ウ・・・。逃げるが勝ちだ!!』祥騎は来章を振り払い、一目散に駆けた。『俺は陸上部部長でもありキャプテンの聖海だ!!足の速さなら(というか全過程において)負けねぇ!!・・・にしても最近よく走るなぁ。』祥騎は騒々しくドアを開け、自分の部屋に鍵をかけた。 |
アマグリ | 4/3 18:46:1 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||831 | ||
「はぁっ!!」祥騎はどかっと椅子に座った。「ったく・・・。あんなのと戦ったらトンデモねぇっつの・・・。今はそんな事より、どうやったら警察を追い払えるか・・・だ。殺した方が良いのかな??」祥騎は宇龍に尋ねた。「そうだな・・・。ココまでしつこく調査するという事は、ココにXが居るという事を決定付けたに違いない。もう居所がバレるのを承知で攻撃を仕掛けるか・・・。」宇龍は答えた。「そうだね。青山って奴の名前は下まで分かってる。それが偽名だという事も。確か本名は・・・。」祥騎は引き出しから小さなメモをを取り出し、広げた。「え〜っと・・・青山良太か。武じゃなかったんだな。」祥騎はフッと思った。 |
アマグリ | 4/3 18:52:5 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||726 | ||
「なぁ、宇龍。もう僕はアウト・クロックを使わない。と言う事は、名前と顔は必要無いんじゃないか??」祥騎は魂を抜きながら言った。「イヤ、そうもいかないんだ。イレイザーの規則っつーモンがあってな、相手を殺す際、相手に表す敬意として、奴の名前を奴の首に彫るんだ。」宇龍は言った。「でも、今まで僕はそんな事してないじゃないか。」祥騎は答えた。「アウト・クロックがしてくれてたんだ。でも今からは違う。お前が特殊な術で彫るんだ。」宇龍は言った。「祥騎ーー!!お友達よーー!!」下から母親の声がした。「誰?」祥騎はドアをあけて言った。「来章波図武くんよー!!」「ふざけるな・・・・・・!!!」祥騎はそう言うと、窓から飛び出した。 |
アマグリ | 4/3 19:1:11 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||620 | ||
祥騎の部屋は2階だったが、天才祥騎には何て事は無かった。ダンッ!!!!祥騎はアスファルトの上に着地した。色んな事を想定しておき、靴は2足分部屋に置いていたのだった。そして、走った。「ドコ行くんだ!?祥騎!!」宇龍は訊いた。「学校!!」祥騎は笑いながら答えた。「ナンデ!!!!」宇龍は訊いた。「警察も居るからトバッチリで死んでくれるかも知れないし、広くて戦いやすいからだ!!」祥騎は校門を登り、サっと降りた。「職員室へ急ぐぞ!!」祥騎は職員室のドアをそーっと開け、入り込んだ。「来い!!来章・・・。」案の定、来章は職員室目掛けて雷を落とした。「守鶴層!!」宇龍が叫び、銃を交差して撃った。祥騎と宇龍の周りをバリアが包んだ。 |
アマグリ | 4/3 19:2:58 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||451 | ||
感想待ってマース!ってかホントにこないよなぁ・・・・。感想・・・・。だれかキテーー!! |
エドワード4 | 4/3 19:52:6 | 6112cfM4WuPS5sT4.||687 | ||
だんだんブリーチと混ざって・・・・・・・・・ おもしろかったです!! |
アマグリ | 4/3 20:16:27 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||204 | ||
イタイトコロツカナイデクダサイヨ |
アマグリ | 4/3 20:16:54 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||514 | ||
イチパーセントテイドッスヨ |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ | ||||
![]() |