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4949滅亡へのカウントダウンモギャン4/7 20:5:572199cf1CcJTuW2UDc
プロローグ


「畜生・・弾も残り少ないし・・仲間もほぼ全滅とは・・。」


6月20日

犯罪者達が1つの国に集まり、一斉に国の大都市を襲った。
何千もの警察が集まり、抵抗したが、突如として奇襲をかけた完全武装した犯罪者には到底勝ち目が無かった・・。


そんな中、少年たちはグループを作り、犯罪者達に抵抗し続けていた。


登場人物

窪田 裕輔 (くぼた ゆうすけ)



18歳

西赤 夕日 (にしあか ゆうひ)



17歳

モギャン4/8 20:29:446111cfHOlzrrgJiWs||409
ドン


大砲がまた一発、発射された。
俺は、その度に胸が痛む。
俺がなぜ胸が痛むのかと言うと、犯罪者の砦に大砲を撃ち込むだからだ。
それは捕虜までをも犠牲にすることを意味しているのだ。


俺、窪田裕輔は残り少ない対抗少年グループの1人だ。
俺はハンドガンを持ちながら、大砲の様子を見つめていた。

大砲を発射している者は涙を流しながらも無表情だった。

戦いに勝つには、感情を捨てなければならない。

だが、俺の友人の西赤は感情を決して捨てずに、俺と共に行動している。

モギャン4/8 20:46:16111cfHOlzrrgJiWs||260
西赤「・・隠れろっ!戦車だ!」
西赤がいきなり大声を出し、迷彩色の戦車の方に指を差した。


俺にもなんとか姿は確認できたが、時既に遅し。


砲台は爆音と共に木端微塵になった。

一人の少年の首がこちらに飛び、地面に転がった。


窪田「・・くそっ!」

俺はハンドガンをやみくもに撃ち続けた。

何人もの犯罪者の断末魔の悲鳴が聞こえてきたが、俺は撃ち続けた。

情け無用・・まさに俺は吹っ飛ばされた砲台担当のあいつらと一緒だな・・。

グチャッ

激痛が俺の右足に走った。

モギャン4/8 20:54:106111cfHOlzrrgJiWs||465
窪田「うぐっ!」

俺は倒れるまでに何発もの弾を撃ち、マカジンを空にした。

その時、もう俺は何も感じなかった。


痛みがどんどん薄らぎ、意識も無くなっていく・・。

これが死にゆく人の感じなのか・・。


西赤「うおぉぉぉっ!」


西赤は意識がほとんどない俺を担ぎ、浅い堀まで運んでいった。


・・西赤、お前はやっぱおせっかい好きだな。
・・ハンドガンで撃たれるやつの気持ちも・・痛いほどわかったぜ・・。

俺の記憶はそこで途切れた。


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