4988 | 「天と地の彼方~受け継がれし力」 | ミラル | 4/10 16:40:12 | 6121cfb1WboGOyBsU |
http://yaplog.jp/fantasy-land/ 今までのお話はこちらに。 今回は前回と同じ舞台。ここら辺でお話の流れが固まってくる!? ※第十章くらいになると幻獣もでてきそうです(予定) |
ミラル | 4/10 16:41:23 | 6121cfb1WboGOyBsU||468 | ||
「そう、あなたも天と地を移動できました。わかりますね? これは、あなたが<繋がりをもつ者>であると言うこと、守り手だと言うことです」 ルーイに衝撃が走った。自分が国を守るものだなんて信じられない……。 「そう信じられることではないでしょうね」ベリィはルーイをいたわるように見た。 「本来ならば、タイヨウ様がこの役目を負うはずだったのです」マノンが言う。 「しかし、彼は亡くなった。娘であるあなたがその役目と、力を受け継いだのです」 |
ミラル | 4/10 16:43:7 | 6121cfb1WboGOyBsU||361 | ||
「まだ分からないことが多いでしょう。今はそんなに深刻に考えないで」アルルが言った。 「でも……」 「どうすればいいのか?」オルタが言葉を引き継いだ。 「あなたの家系は宝石魔術士です。あなたも訓練すれば使えるようになる。 あなたの中にある血の力が手助けしてくれるはずです」そう言って肩を叩いた。 「さて、さっきのように獣に襲われた時何も出来ないと困るからね、 力を持った石を渡しておきましょう。こんな時のために採っておいたんです」 アルルはそう言うと、隣の部屋に入っていった。 |
ミラル | 4/10 16:44:8 | 6121cfb1WboGOyBsU||990 | ||
しばらくゴソゴソ、ガシャガシャ、音がしていた。 「どんな魔法がいいでしょうかー!!」とアルルは大声で叫んだ。 「えっ、どんなって?」とルーイは三人に聞いてみた。 彼らは顔を見合わせた。「ええっと、中心になるのは防御と攻撃です」とベリィが言った。 ルーイはしばらく顔をしかめて考えた「防御も攻撃もちょうどいいようにしてください!」 「分かりました!」と大きな返事が返ってきた。 |
ミラル | 4/10 16:44:38 | 6121cfb1WboGOyBsU||834 | ||
またしばらくしてアルルが皮の袋を持ってやってきた。 そしてその中から指輪と腕輪を出して説明を始めた。 「まずこの二つの腕輪。片方の黒い石は黒曜石で、闇の獣の封印に関する石。 もう片方は属性の石で四種類あります。あなたの場合は水のアクアマリンです。 指輪もそれぞれ少しずつ違う力を持つけれど簡単に言えば、 青色系は水、赤は火、緑や黄色は、地、白や透明は風。中には例外もありますけどね」 オルタがああと声をあげた。「それで思い出しました。これを」 |
ミラル | 4/10 16:45:7 | 6121cfb1WboGOyBsU||928 | ||
「天と地の彼方」 第七話 終 つづく |
ミラル | 4/10 16:46:24 | 6121cfb1WboGOyBsU||413 | ||
はい、焦らします、焦らします。こんな所できるかってところできります。 次回は短いです。舞台はまた別の場所になるでしょう。 それでは、誤字脱字、感想よろしく! |
グー者 | 4/10 18:47:11 | 2199cfecS0adbISr2||797 | ||
ふむふむ・・・どうやらオルタは話の鍵を握っているようですねwやっぱ会話文の繋ぎうまいですね。密かに尊敬w次回も頑張って下さいw |
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