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5037海の蜃気楼第一話〜転校生〜リーナ4/16 11:56:182191cfkA0te56SMTo
ある日突然、その子はやってきた。前はどの学校だったのか、どこに住んでいたのか、今の家は何処なのか。誰も、何も知らない…。

リーナ4/16 12:10:02191cfkA0te56SMTo||555
僕は有馬 勇。(ありま ゆう)海原中学校の、3年生だ。ごく普通の中学生で、ごく普通に中学を卒業するはずだった。 ある日、先生から何も言われていないのに、僕のクラスに突然、転校生がやってきた。彼女の名前は、麻衣都 海良。(まいと かいら)無口で、声が小さい女の子だった。まるで何かに呪われているみたいに、顔色が悪かった。その子の席は僕の隣だった。僕は、思い切って話し掛けた。「はじめまして。宜しく。」と言うと、「宜しく、勇。」と言った。僕は驚いた。自己紹介もしていないのに、僕の名前を言い当てた。その時は少し怖かったが、なぜかほっとして、彼女を「海良」と呼ぶことにした。

リーナ4/16 12:29:142191cfkA0te56SMTo||347
授業が始まった。教師が問題を出したが、海良は予想通り手を挙げなかった。答えはわかっているのに、発言はしない。そんな子は多い。海良も、そんな子なのかな、と思った。教師がプリントを配った。「始め!」僕はちらっと、海良の方を見た。カンニングしたわけじゃない。海良は、ちゃんと問題ができているようだ。しかも、驚くほど解くのが速かった。問題文を読んで、約3秒。すらすらと答えを書いた。授業が終わり、休憩時間。海良は、女子生徒に囲まれて、話をしていた。僕も話をしたかったが、話し掛けられなかった。こうして、不思議な少女と普通の少年の物語が始まった。

リーナ4/16 12:34:12191cfkA0te56SMTo||578
ここで第一話は終了です!初めて小説に挑戦…。始めのうちはイマイチかもしれません(汗)でも、多分だんだん面白くなってくると思いますので…(多分…?)コメントやアドバイスをください!(^▽^)


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