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5068桃太郎と鬼退治HANKU4/18 18:59:582221cf61CbKaqysbQ
前回までのお話
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第2話
桃太郎はお婆さんの代わりに川で洗濯をしていた。
洗濯を終えて家に帰ると、桃太郎の目にとんでもない景色が飛び込んできた。
なんと、村が火事になっていたのである。
 桃太郎はしばらくの間、ただ呆然とそこにつっ立っていた。
助けてくれーっ!という叫び声で桃太郎は我に返った。(助けなきゃ!)


HANKU4/18 19:0:362221cf61CbKaqysbQ||315
桃太郎は走った。驚くほど速く、そして燃え上がる家々の前まで来て、桃太郎の脳裏にある言葉が駆け巡った。(自分に何ができる?助けようとしても、ただ死ぬだけだ。そうだ、他に助けを呼べばいい、そうした方がいいに決まってる。)
もちろん、誰も来るわけが無い。桃太郎も分かってるつもりだった。
(どうしよう、早くしないと・・・・)
「助けてーっ、誰か助けてーっ!」桃太郎は声の限りに泣き叫んだ。

HANKU4/18 19:1:22221cf61CbKaqysbQ||804
・・・・・・・・・・・・・・・グスッ
桃太郎の叫びはむなしく響いた。答えてくれるのは、炎があげる音と家が崩れる音だけ・・・
桃太郎は皆を助けたかった、助けたくてしょうがなかった。でも、恐怖で動けない・
・・・・
「助けてくれーっ!」また叫び声が聞こえてきた。今度はさっきよりも小さくなってしまっていた。でも、はっきりと・・・・・・・・・・・・
(僕が助けに行くしかない、そうしなければ皆死んでしまう・・・・・そうだ、どうせ、お婆さんに拾われていなければ今生きてはいなかった。お婆さん達は僕の命を救ってくれたんだ。今度は僕が助ける番なんだ!)

 桃太郎は火の海の中に飛び込んでいった。

HANKU4/18 19:3:252221cf61CbKaqysbQ||592
第3話
 桃太郎は燃えさかる炎の中、助けを求める声だけを頼りにすすんでいた。
「助けてー、・・・・・・・助け・・・・て・・・・す・・・・・て」
声はどんどん小さくなっていく、(今助けにいくから待ってて!)

 ・・・・・もう、ごうごうという音しか聞こえない。桃太郎ももう、息が苦しくなってきた。
 もうだめかと思ったその時、声が聞こえてきた。最後に振り絞って出した声なのであろう。「・・た・・・て・・助けて!」(近い!もうすぐだ!)桃太郎がそう思ったその時、バリバリという凄い音がした。そして・・・柱が倒れた音・・・断末魔
「たす・・け・・・うわーっ

HANKU4/18 19:5:372221cf61CbKaqysbQ||386
作者からのお願い 感想書いてくださーい

パロぱろす4/19 13:1:452191cfVgTZZgI34Q.||538
よォ^^
ハンクの話はいいねw
凄くいいよw


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