5104 | drops | みりん | 4/23 10:13:0 | 2191cfz63Z6mBYrMM |
懲りずにまた小説もどき、その上少し長くなるようで。3回くらい続いたり(ぁ アトガキモドキまで読んで頂けたらと思います。 drops[赤い日記帳] |
みりん | 4/23 10:13:29 | 2191cfz63Z6mBYrMM||809 | ||
いつの日か、思えば記憶に君は居た。 |
みりん | 4/23 10:13:57 | 2191cfz63Z6mBYrMM||618 | ||
[赤い日記帳] |
みりん | 4/23 10:14:59 | 2191cfz63Z6mBYrMM||90 | ||
始まりは日記帳。 疲れ果てた僕、学校から塾へさらには数学専門塾。どれだけ頑張ったって、凡人は凡人でしかなく、ただただ平凡な人生を送るんだ。 寂しさと暗さにどうしようもない不安と恐怖を感じたから。 紛らわすようにつけたテレビ、離せないリモコン。 |
みりん | 4/23 10:15:57 | 2191cfz63Z6mBYrMM||854 | ||
手元の感覚は硬質のグリップで鈍くなっていて、そこを鮮やかにしていた赤には気付かなかった。 重々しい溜息をひとつ。ついてみたところで爽快感なんて一滴も感じられないのに、けれど堅苦しさに耐えられず漏らす無声音。 より一層暗さを光らせて、蛍光灯を無視させた溜息。 独り、というワードがなぜか詩的な言葉を連想させる。 |
みりん | 4/23 10:17:28 | 2191cfz63Z6mBYrMM||975 | ||
こつん、という固い感触に少しの慣れを感じていた彼だったが、どうも柔さに気付いたようだ。薄気味悪い雰囲気には腐っても似合わない程に、その日記帳は綺麗に思えた。 どうしてこんなものがここにあるのかは知らないが、どうにも匂う優しさに一種の安らぎを感じてしまった。 |
みりん | 4/23 10:29:44 | 2191cfz63Z6mBYrMM||806 | ||
よく見ると年頃の女の子には似合わないような、そんな事ばかりが並べ連ねられた一枚の紙。 |
みりん | 4/23 10:30:32 | 2191cfz63Z6mBYrMM||175 | ||
捲っていくページの中に埋もれた言葉は、可愛らしい雰囲気には似合わない。 |
みりん | 4/23 10:33:19 | 2191cfz63Z6mBYrMM||260 | ||
『女の子』もとい彼女は、どうやら重い病気の持ち主のよう。 詳しい病名を知らないのはもちろんのこと大まかな部分すら分からないけれど。 今までに経験した事のない感情を抱いた。それは同情でもなければ・・・ 何分か考えると、彼は鉛筆を手に取った。そして『死にたい』と書かれたページの隅に、『君は誰ですか』と書いた。どうしてそんな事をしたのかは分からないが、淡い好奇心が彼を動かしたらしい。 |
みりん | 4/23 10:34:22 | 2191cfz63Z6mBYrMM||648 | ||
『死にたい』と書かれた一番新しいページ・・ |
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