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528ファンタジック・ラヴ・ストーリー　　続おぐ5/30 8:18:582211cf6ehXl861bkI
少女は男から品を受け取ると、とっとと家を出て行った。
の続きからです
おぐ5/30 8:26:242211cf6ehXl861bkI||848
〜１〜　続
「疲れた。」
男の家を出るなり、琉鹿はため息をついた。
（あの様子だと、また仕事が入りそうね。）
琉鹿は思った。
人の捨てた物には悪霊がつきやすい。というより、捨てられた物の気持ちが霊化するっていうのだろうか。とにかくあの男があの悪趣味をやめなくては、またいつか悪霊のついたものを拾ってくるだろう。
琉鹿はふと、男かもらった封筒を思い出して封を開けた。
中には１５万。これは並だ、並。
おぐ5/30 8:35:112211cf6ehXl861bkI||646
お祓いは月に一回の程度で、依頼される。月給１５万だってこと。並だろう。プラス母親からの仕送り。それはだいたい月に２０万くらい。一人暮らしだから充分すぎる。
琉鹿は苦笑いを浮かべた。
（これって幸せ？）
わかんないよな。微妙、微妙。
そんな事を考えながら琉鹿は家に着いた。

綺麗なブルーのペンキで塗ってある家。ここが琉鹿の家だ。二階建て。一階は琉鹿の手作りのお守りなどが売ってある。近所の若者に人気がある。
（霊能力でこんなに儲けるとわな。）
琉鹿は郵便受けを覗いた。
おぐ5/30 8:48:542211cf6ehXl861bkI||591
中には手紙が二つ。封筒が一つ。それを片手に持って琉鹿は家に入った。部屋に入ったら、それを机の上におく。
そして制服に着替えた。実は、今日は火曜日。普通の平日。もちろん琉鹿だって学校に通う。今日はもちろん学校がある。ということで・・・琉鹿、学校へダッシュ！！

琉鹿は学校が好き。友達も好き。先生も好き。学校が琉鹿の人生の唯一の楽しみだった。今日は遅刻。学校は琉鹿が働くのを承知している。だから、入学した時「仕事によっての、登校遅れは遅刻と見なさない。」と言われていた。でもそれを琉鹿が断った。特別扱いは嫌だったし、月に一回くらいの遅刻は新鮮と感じていたから。
おぐ5/30 8:59:192211cf6ehXl861bkI||44
学校に着いたときには３時間目だった。教科は社会。クラスのドアから先生の陽気な声が聞こえてくる。
「おはようございます！！」
琉鹿の声も陽気に響いた。琉鹿は自席である、窓際の列の一番後ろの席に座った。そこで初めて今日が綺麗な青空と言う事に気付くのだった・・・。

１つ気付くと、不思議な事に次々といろいろな事に気付いていった。
昨日まで蕾だったのが、花が咲いて喜んでいる木。友達の遥が長かった髪を切って、ショートヘアーになった事。窓から見える、学校の隣にある家の屋根にいつも集まる猫たちが一匹増えたという事・・・
おぐ5/30 9:6:12211cf6ehXl861bkI||340
そして何より驚いた事は、クラスに知らない男の子が居たという事だ。どうやら転校生が入ってきたらしい。
（どっかで見た事がある。）
それが一番最初に浮かんだ言葉。どこでだろうか・・・？それは思い出せない。けど、どこかであった事があるというのは絶対。前、お祓いをやった家の人？家にお守りを買いにきた人？うーん？思い出せない。
（べつにいっか。）
なんだかどうでも良くなってきて、琉鹿は深く考える事をやめた。すると今度は眠くなってきて・・・
おぐ5/30 9:7:442211cf6ehXl861bkI||209
実は・・・まだ１が終わってません・・・ありゃりゃ・・・
もうちょっとで１がおわりますんで！！待っててください・・・
おぐ5/30 9:54:452211cf6ehXl861bkI||763
感想待ってマス☆
ヨッピ〜5/30 10:22:502211cfCdy3PxWHTWA||112
早く続きが読みたいよぉ〜がんばってね
ア○コ仮面5/30 15:28:192190cfngdiD/Ooy9E||251
転校生とのラブストーリーになるの？
続きが気になるよ〜早く読ませてくれ〜
華奈5/30 18:13:512022cf7fHAVHeaUY2||228
おもしろかった！！こんなの書けるなんてすごいな〜・・・。
あ、私のこと、覚えてる？？
鼎5/30 19:22:352191cfucFkjzFdlqo||182
おぉ〜
いい展開
こういうの好きだ！！
続きたのしみにしてるよ(＞д＜)
おぐ5/31 17:46:402101cfGuqel0k6sO2||19
みんなありがとぉ〜
続きがどうなるかはお楽しみです☆
華奈の事は覚えてるよん

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