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5422ドッペルゲンガーtanpopo★5/21 10:15:402192cfWS2pUhoUbCE
午前6時42分。桜病院で双子の女の子が生まれた。
名前は「優梨」と「優愛」。
どちらとも、優しい子になってほしいと、つけられた名前だ。
二人とも、元気にすくすくと育った。
ところが、優梨と優愛の2回目の誕生日の日・・・。

tanpopo★5/21 10:43:392192cfWS2pUhoUbCE||709
〜第一話

優梨と優愛は2回目の誕生日の日、家の中で遊んでいた。
二人の側で洗濯物を干していたお母さんが、優愛の顔が赤いことに気がついた。
風邪をひいたのかと思って、体温計で熱を測った。
37度2分だったので布団の中で寝かせておくことにした。
優愛はすぐに寝た。
2時間くらい寝ても、優愛は起きない。
お母さんがもう一度熱を測ると、38度6分になっていた。
お母さんはあわてて優梨と優愛を車に乗せて、桜病院へ向かった。

tanpopo★5/21 10:51:212192cfWS2pUhoUbCE||519
〜第二話

「肺炎ですね。しばらく入院が必要でしょう。」
医者にそう言われて、お母さんは、
「私も付き添ってていいでしょうか?」
と聞いた。医者は、
「いいですよ。」
と笑顔で言った。
お母さんは早速実家に電話した。
「あ、もしもし、お母さん?」
「お母さん」とは、つまり優梨と優愛のおばあさんだ。
「優愛が肺炎なの。しばらく入院することになるって・・・。だから、その間優梨を預かっててくれない?」
おばあさんがいいと言ってくれたので、お母さんは優愛をおいて家に帰り、優梨の荷物をまとめると実家に向かった。
そして、実家に優梨を預け、また桜病院へ戻った。

tanpopo★5/21 10:54:482192cfWS2pUhoUbCE||981
名前、なんて読むかわかりますか?
優梨(ゆうり
優愛(ゆうあ
です。意味わからないところがあったら聞いてくださいね。

ピマ5/21 11:18:552194cfCCPStIMF2mY||668
カワイイ名前ですね〜。

頑張ってください!!!私の中ではゆうあcがどうなるか心配・・・。

tanpopo★5/21 12:48:402192cfWS2pUhoUbCE||180
ピマさん、ありがとうございます。
今から続き書きますね^^

ピマ5/21 12:56:92194cfCCPStIMF2mY||424
お願いします!!!(ナニ

tanpopo★5/21 14:43:32192cfWS2pUhoUbCE||181
〜第三話

数日後。
「優愛ちゃんの症状はだいぶ悪いですね。・・・」
医者が一瞬言葉を飲み込んだ。
「なんですか。遠慮なさらずに言って下さい。」
お母さんが顔を乗り出した。
医者は少し考えてから、
「もう、助からないかもしれません。」
と辛そうな顔で言った。

tanpopo★5/21 14:43:562192cfWS2pUhoUbCE||95
続き遅くなってしまってすみませんでした。

tanpopo★5/21 14:53:132192cfWS2pUhoUbCE||965
〜第四話

次の日。
医者に、もう助からないかもしれない、と言われてからお母さんは一度も優愛と顔をあわせていない。
優愛の笑顔を見ると、辛くなるからだ。
優愛がもう助からないかもしれないことはまだ、誰にも言っていない。
お母さんは優愛の病室の前で泣いていた。
そのとき、後ろに見覚えのある人が近づいてきて、
「由梨?どうしたの?」
といった。由梨、とはお母さんの名前だ。
「弘美・・・。実は」
弘美は、お母さんの高校時代からの友人だ。
お母さんは弘美に全てを言おうと思った。
弘美に全て言っても、どうにもならないことはわかっている。
でも、自分の気持ちが少し軽くなるかもしれない、と思ったのだ。


tanpopo★5/21 15:2:552192cfWS2pUhoUbCE||930
〜第五話

お母さんは弘美と会う約束をしたお店で時計をちらちら見ていた。
そのとき、店のドアが開いて弘美がやってきた。
「あっ・・・。弘美。」
「遅れてごめん。ちょっと桜病院に・・・。」
弘美はハアハア息を切らしながらやってきた。
「ううん・・・。それより、弘美はなんで桜病院に通っているの・・・?」
「ああ・・・。由梨には言っていなかったけれど、息子が入院しているの。」
「息子・・・?ああ、正太郎くん。大丈夫なの?」
「ええ、一週間後には退院できるわ。」
一週間後には退院できる、という言葉をきいたお母さんはテーブルの上に飲んだジュース代を置くと、走ってどこかにいってしまった。

ピマ5/21 16:2:362194cfCCPStIMF2mY||509
ぁらら・・・。由梨かわいそう・・・。

デモ弘美のコトせめられなぃね・・・。続きみたぃっ!!

楽しみで〜す。

tanpopo★5/21 17:24:492192cfWS2pUhoUbCE||410
由梨(お母さん)と弘美、同い年なのに由梨だけお母さんというのは変なので由梨とかきます。

tanpopo★5/21 17:35:202192cfWS2pUhoUbCE||691
〜第六話

由梨は、車で実家に行った。
本当なら、今すぐにでも母親の文子に相談したいのだが、言うに言えなかった。
何を言われるか、わからないからだ。
「ただいま〜・・・。」
言う言葉も思いつかないまま、由梨は家に入った。
「ママ〜!」
優梨が、走ってきて由梨に抱きついた。
優愛と同じ顔をした双子の優梨を見ると、また悲しくなってきた。
由梨は泣きながら、
「・・・お、お母さん・・・。優愛もう助からないかもしれないって・・・。」
優梨の側でニコニコしていた文子の顔から笑顔が消えた。
「・・・そ、そう・・・。」
文子はそれ以上何も言わなかった。

tanpopo★5/21 17:51:02192cfWS2pUhoUbCE||890
〜第七話

「と・・・とにかく、病院に連れて行って・・・!」
文子は青い顔で頼んだ。
「・・・うん。」
車の中はしいーんとしていて、会話がなかった。
「ねえねえ、優愛、どしてるの?」
優梨が聞いた。
「しっ。」
と言って文子は優梨を黙らせた。
そのうち、桜病院に着いた。
病室に:一番に入ったのは優梨だった。
「優愛!」
優梨は優愛にかけよった。
「あ、遊ぼう!」
優愛は久しぶりに優梨に会ったので遊びたがったが、やめさせた。

ピマ5/21 21:5:132194cfCCPStIMF2mY||746
はぅぁ(泣

何回も感想すいません・・・。覗いたら感想書くクセがありまして・・・。

次も絶対みます!

みるく♪ぼうや5/22 9:6:502191cf6KHTXshol0s||778
うぅぅぅぅううっぅう(何!?
優愛cどうなるのでしょう…
続きも見たいです^^

tanpopo★5/22 9:35:572192cfWS2pUhoUbCE||333
みんな、感想ありがとう!
今から続き書きますねー♪

tanpopo★5/22 9:39:502192cfWS2pUhoUbCE||140
〜第八話

「それじゃあ、優梨はおばあちゃんとバスで帰りなさい。ママはここにいるからね。」
と、由梨が言った。
「優愛、バイバイ」
優梨が優愛の方をちらっと見て、手を振った。
「バイバイ」
優愛も手を振った。
そして、その夜―

tanpopo★5/22 9:40:252192cfWS2pUhoUbCE||576
〜第八話

「それじゃあ、優梨はおばあちゃんとバスで帰りなさい。ママはここにいるからね。」
と、由梨が言った。
「優愛、バイバイ」
優梨が優愛の方をちらっと見て、手を振った。
「バイバイ」
優愛も手を振った。
そして、その夜―

tanpopo★5/22 9:41:332192cfWS2pUhoUbCE||655
すみませ〜ん^^;
二つしてしまいました。

ピマ5/25 19:34:222194cfHIKmM4yyGIU||403
つ・・・つづきぃぃぃぃ!
まってます!!!!

tanpopo★5/26 20:53:22192cfWS2pUhoUbCE||388
〜第八話

優愛は病室で倒れた。
不運なことにその時は、誰も居なかった。
そして・・・・
<15年後>
優梨〜私には双子の妹が居る・・・居た。生きていれば17歳のはずだ。
名前は・・・優愛。
妹は生まれてから、たった2年間でかけがえのない命を失ってしまった。〜



tanpopo★5/26 20:58:32192cfWS2pUhoUbCE||391
〜第九話

今日は桜中学校の入学式。
「お母さーん!準備できたぁ?」
優梨の元気な声が聞こえてくる。
「はーい、できてるよー!!」
由梨は優愛が逝ってしまったことで、ものすごく老けた。
そして、優梨は相変わらず元気そのもの。
「じゃあ、いってきまーす!」

<EDN>

ピマ5/27 16:30:402194cfCCPStIMF2mY||708
なんか終わるの早かった気がします・・・(泣
続編みたいなの見てみたい!!

ではでは。。。

tanpopo★5/27 18:54:172192cfWS2pUhoUbCE||650
続きあります★
新しいスレたてるので、見てね♪


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