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5444BR12ベガ5/23 17:26:322191cfs0W7839FxGY
情緒はまだなんとか
1話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4083.html
2話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4117.html
3話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4142.html
4話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4166.html
5話http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-4346.html
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名簿http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-3977.html

ベガ5/23 17:27:162191cfs0W7839FxGY||223
今まであまり構造を説明していなかったが、階段を上った所から左に曲がった廊下から入れる
女子3人の倒れた部屋と向かいにもう一つ部屋がある。
その部屋の中にマシンが倒れているのだが、とても階段を上がってきた犬飼には見えなくて。
「お前、何やってんの?」
と、銃を向けるしかなくて。
ネスタは混乱した。犬飼から見れば仲間を殺したと思われる人間に銃を向けているだけなのだが、
ネスタからしてみれば犬飼の仲間の敵を取っただけなのだ。
何故銃を向けられているかが瞬時に分かるはずもなかった。

ベガ5/23 17:27:262191cfs0W7839FxGY||175
「何?どーいう事?それは。」
「何やってるんだって聞いてんだよ!」
「は?いやちょっとまてってつか落ち着けまず何を差し置いても落ち着けよ頼むから」
「落ち着け」を連打している方が落ち着くべきなのは秘密だ。
犬飼は、気づいた事を口にした。
「藤内は、裏切ったのか?」
「冗談言うんじゃねえよ。何で裏切らなきゃいけない?」
「そうかそうか。それは安心した。」
「全くだ。うん。そうだとも。最高にそうだ」
多分、怒っている相手に反発するのはあまり賢い人間のやる事ではないと考えた。

ベガ5/23 17:27:292191cfs0W7839FxGY||925
「ところで――これは、何だ?」
「それとは?」
「この状況全て、だ。」
「それだったらお前こそどうしてここを離れてたんだよ!お前を頼ってきてたんじゃないのか!?」
「それは…それは、すまなかった。謝って済む事ではないんだが」
と、そのとき。

ベガ5/23 17:28:92191cfs0W7839FxGY||197
近くで

「藤内!」
「先生?」
と、ここで藤内の首輪に集音マイクがついている事を思いだしたが、
気がつくのが遅かった。自分の声は聞かれた。
「く、、まあいい。一人確保か。」
「一人?犬飼君達は?」
「二人はこれからだ。」
二人。そう、今ここにいる藤内を除いて、もう二人しか残っていないのだ。
絶対に助けなくてはならなかった。
例え、どれだけ罪が重くなろうとも早乙女には心配する要因はなかった。

本部を出た時点で、既に死罪は確定済みだった。

ベガ5/23 17:28:222191cfs0W7839FxGY||201
「犬飼とネスタの居場所を知っているか?」
早乙女が出た時点ではネスタはここにいたはずだが、ここには藤内しか居なかった。
「二人とも、あっちの方の家にいるはずだけど」
本来『あっち』では解らないが、早乙女は来る途中で見ていた。
「そうか。二人とも…か。」
二人が一緒なら藤内を連れて行けばそのまま脱出出来る。
だが、二人のいる場所にはマシンが向かっているはずだ。
自分の離脱が未だ知られていないなんて事でもなければ情報は元通りに送られているはずだ。
恐らく戦闘は避けられない状況に突っ込むのなら、藤内は置いていくべきか。
だが、置いていっても危険は危険だ。

ベガ5/23 17:28:372191cfs0W7839FxGY||146
しかし、問題なのはネスタは既に人を殺しているという事だ。
だが、藤内と一緒にいたとは、どういう事だ?
ネスタを連れて行けば全滅の可能性がある。
置いていっても助かる生徒は一人減るだけに過ぎない。
「どうすれば…」
「先生は、助けに来てくれたんですか?」
「ああ、そのつもりだ。助けられるか解らないがね。21年前の借りを返すつもりだ。」
「21年前?」ネスタの父親がプログラムに参加した年だ。
「当時水島 契という名前をまだ名乗っていた頃の犬飼の父に、命を救われているのでね」

ベガ5/23 17:29:22191cfs0W7839FxGY||453
本州 あるPCの前にて

「やはりあいつがプログラムに参加しているのは間違いない様だな」
「そう、そしてまだ生きていますね」
「やはり我が息子と言う事か」
「助けには行かないのですか?」
「行かずとも帰ってくるだろう。恐らく二人以上でな」
「意地っ張りですからね」
「だが、救出人数で私に勝つ事はもう出来ないだろう。もう4人も救える奴が残ってないぞ」
「不謹慎ですよ」

ベガ5/23 17:29:142191cfs0W7839FxGY||768
プログラム本部にて

「マシン部隊、応答せよ」
「部隊って言ってももう一人しかいませんよー」
「主任が21年前の逃亡者である事が発覚。警告無しの射殺を許可する」

ベガ5/23 17:29:582191cfs0W7839FxGY||246
プログラム会場にて

「犬飼って名字じゃなかったんですか!」
「(何でそんな発想が出てくるかな?)いや、改名しただけだよ。
まさか指名手配されている名前で暮らす訳にも行かないだろう?」
それにしても、良くこんなに21年前のプログラムに関係してる奴が集まったもんだ。陰謀か?


 


因みに、陰謀だった。

ベガ5/23 17:30:232191cfs0W7839FxGY||344
本州 あるPCの前にて

「それにしても、あの時に救ってやった奴の娘が死んでるな。
全く、恐ろしさは知ってるんだから鍛えておけば良かったものを」
恐ろしさを知っている口調ではないが、当然そんなことは無視。
「仕方がないですよ。あの人の娘って知れた時点で首輪爆破されてますから」
「そんな情報どこから手に入れたんだ?自殺になってるぞ?」
「裏ルートから」
「…我妻ながら底が知れないな、全く」
「いえ、それほどでも」

ベガ5/23 17:31:102191cfs0W7839FxGY||653

因みに、二人とも21年前のプログラムを脱出している。

もう一つ因みに、21年前のプログラム関係者を集めたのはこの二人だ。
「それでは、サービスタイム行きますか?」
「うむ、21年前にはこんなに規制厳しくなかったからな。手伝っても±0という所だろう。」


 


直後、プログラム本部のブレーカーが落ちた。
二人はウィルスで動きを止めるなどは考えず、ブレーカーを落とす準備をしていた。
何故か、と問われれば、答えは簡単だ。

思いつかなかった。                              「残り4人」

ベガ5/23 17:32:152191cfs0W7839FxGY||746
後記

短いんだか長いんだか。
いや、もう無理矢理な展開ですが、無理矢理に終わる事はなさそうなので御安心下さい。
途中っぽい所で切っちゃったんで何も書けません。では。

カケルA75/24 11:54:512211cfqYEqetwMBaI||982
レスOKですか?といいつつすでにレスする人。
いよいよ終わりそうで・・・一応全話読んでいるんですけど1話1話の感想が短いですよね・・・
今回は一言で
「おもしろい」以上です。
最後まで見届けるつもりですので、では。

カケルA75/25 11:42:236120cf.jGc9QcAjg6||230
意味不明な感想になってしまいしまいました・・・

ベガ5/27 21:40:92191cfEhCqBUl5g6A||207
ああ、暫くチビ来れなかったので何も言えませんでした
毎回感想有難うございます。

5円玉5/28 15:9:442182cfRUvPz7oIbC.||569
BR.

http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aasaloon/1097995722/ 


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