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5724二度と通らない道〜読み切り恋愛小説〜リヵ6/16 21:42:112102cfkUJWEVYXCcQ
あれっ?
送ってもらって帰宅する途中、彼はいつもは直進する交差点を左折した。この道は私たちにとっては一種のタブーになっていたはず。でも、いつもと違うことをした彼に「どうしたの?」とはきけなかった。

初めて彼とデートした夜、ちょっとだけお酒も飲んでいたのに、彼は私を送るといってきかなかった。私もそんな言葉が嬉しくって、ついうなずいてしまった。とってもわくわくした楽しい気分のまま帰宅して眠りにつくはずだったのに、道路の端から登場した2人のおまわりさんによってじゃん。

リヵ6/16 21:42:412102cfkUJWEVYXCcQ||967
「はい、端によってください」
私たちのような人は他にもいっぱいいて、そこここに停められた車がたくさん。順番に呼ばれている中、私たちは言葉がどんどん少なくなり、深呼吸したりガムをかんだり。ついに私たちの番がきて、おまわりさんが窓から顔を覗かせる。
「ん?ちょっとお酒くさいねぇ」

頭の中が真っ白になって、私は思わず叫んでいた。
「飲んでるのは私だけなんです!彼は送ってくれるだけなんです!」

リヵ6/16 21:43:132102cfkUJWEVYXCcQ||524
その言葉に効果があったとは思えないけど、お酒の量も少なかったせいか、私たちは無罪放免となって無事帰宅した。でもそれ以来、なんとなくいやな感じが残って、私の家までのルートからその道路は自然にはずされてしまった。そんな思い出に一人でひたっていたら、急に彼がつぶやいた。

「もうこうやって送ることもなくなるかもしれないから、最後にこの道を通ってみたかったんだ」

思いがけない言葉に、目の前が真っ暗になった。彼が言いたかったのは別れの言葉だったのか。そんなそぶりは全く感じなかったのに。目の前がぼんやり霞みはじめた頃、彼がまた口を開いた。

リヵ6/16 21:43:302102cfkUJWEVYXCcQ||929
「これからは同じ家に帰ろう」

リヵ6/16 21:43:442102cfkUJWEVYXCcQ||954
彼が何を言いたいのか、本当の意味が判るまで、もう少し時間が必要だったみたい。でも彼の言葉を理解したとき、別の意味で目の前がどんどん霞んでいくのを止めることができなかった。

リヵ6/16 21:45:502102cfkUJWEVYXCcQ||901
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おゎりoooしょぼぃ話しでした
ぁっコレ、他のトコに書いたヤツをコピペしたので、とって
も早かったでしょぅヽ(=´▽`=)ノ
ぅちのポリシーにしょヵな??
ってヵ、出来れば、感想お願いしますooo

炎髪灼眼の討ち手6/16 22:5:545917cfYkzZ6Wxx87s||281
いや、しょぼくなんかないです!
とっても面白いです。
彼女はこの後どうなったのでしょう・・・・。

リヵ6/17 23:18:422102cfkUJWEVYXCcQ||693
名前を見て、男!?ヵと思ってビックリしましたo
女の方だったんですねぇ(失礼スミマセン)
感想ありがとうござぃましたワーイ♪ゝ(▽`*ゝ)(ノ*´▽)ノワーイ♪


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