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5738星のカケラ§第8話§mimoza6/18 10:6:306120cfhTXw.//r5fs
1話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5222.html(旅立ち)
2話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5251.html(シルフィード)
3話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5332.html(魔の森)
4話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5353.html(森の夜獣)
5話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5507.html(スピリチュアル・ホープ)
番外編  http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5528.html(光と風のつむぎ歌)
6話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5588.html(影の始動)
7話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5666.html(四天王)

です☆

mimoza6/18 10:11:466120cfhTXw.//r5fs||815
8話です〜
ついに、ここまできましたよっ
ちなみに、私、「8」という数字が好きなんです!
だって、横にしたらエンドレス、漢字にしたら末広がりじゃないですかっ
星カケも、そんな小説にしたいですね〜
・・・すみません。関係ないですね。。。
読んでくださる方、いつもありがとうございます☆
それでは、とっとと始めます!

というわけで、今日の話。。。

mimoza6/18 10:18:346120cfhTXw.//r5fs||496
『あなたは、光になりなさい。
 人々を、導く希望の光に・・・。』

僕に呼びかける懐かしい声。
誰なんだろう?でも、すごく暖かい。

『あなたは、光になりなさい
 闇を、貫く強き光に・・・。
 あなたに、授けます。‘ブライト・スレイヴ‘を・・・』

そう言うと、子守唄のような声は、消えた。

mimoza6/18 10:25:16120cfhTXw.//r5fs||28
***********************
ク「・・・う・うーん・・・。」
僕は、どうなったんだろう?
ク「僕、助かったんだ・・・って、のわぁぁっ!?」

僕が奇声を発したのも無理はない。
だって、僕は葉っぱとつるによって、つくられたドームの
ようなもののなかにいたんだから・・・。
・・・動けないほど狭いってワケじゃないんだけど・・・。
ク「・・・この広さって牢獄っぽいし・・・。」

僕はものすごく悪い予感がした。

mimoza6/18 10:31:226120cfhTXw.//r5fs||834
・・・僕って、もしかして、囚われの身?
フ「クリスくん〜!目が覚めたんだっ
  よかったわっ」
ク「フ、フローラっ!」
フ「クリスくんっ、すごかったわよ!
  あいつを追い払っちゃうなんて・・・。」
ク「僕が・・・?あの・・・全然状況が理解できないんですけど・・・?
  ここどこ??」

mimoza6/18 10:38:166120cfhTXw.//r5fs||818
フ「これは、私がつくったバリアよ・・・。」
・・・えぇっ!?
ク「そ、そうだったんだ・・・。ありがとう。」
・・・これが、バリアと呼べるシロモノなのかは、わからないが
たしかに、敵は入れそうにない。でも・・・

ク「・・・質問なんですけど、僕らはどうやってここから
  出るんですか・・・?」
フ「あら、簡単よ。種に戻せばいいんだもの。」

精霊・・・すごいな。

mimoza6/18 10:44:76120cfhTXw.//r5fs||458
ク「あと・・・嫌なら答えなくてもいいけど、
  あのレイスって人は何者なんですか?
  フローラは知ってるんだよね??」
フローラは少し視線をおとして、答えた。

フ「あいつは、四天王の一人よ。
  この闇をつくった張本人・・・。」
ク「四天王ってことは、あんなのが、あと3人もいるのっ!?」
・・・やだなぁ、すごくやだなぁ・・・。

mimoza6/18 10:49:256120cfhTXw.//r5fs||594
フ「でも、クリス君はレイスを追い払えたじゃないっ!
  大丈夫よっ。あなたならできるっ!」
ク「ありがとう・・・。」
・・・がんばろう・・・。
ク「そういえば、シルフィードは?」
フ「・・・それが・・・。」

フローラは、視線でシルフィードを示した。

シ「・・・」

シルフィードがめっちゃ沈んでるっ

mimoza6/18 10:56:176120cfhTXw.//r5fs||267
ク「どうしたの・・・?シルフィード??」
フ「レイスの言葉に傷付けられたのよ・・・。」

そういえば、シルフィードが精霊を封印したレイスを、
非難した時、「お前にそんなことが言えるのか」みたいなことを
いわれてたっけ・・・。どういう意味なんだろう・・・?

ク「シルフィード、あんなヤツのいう事なんか、
  気にしなくていいんだよっ!!」
シ「・・・違うんだ・・・。」

mimoza6/18 11:4:116120cfhTXw.//r5fs||879
そういうと、シルフィードの綺麗な瞳から、澄んだ雫が
流れ落ちた。

ク「シ、シルフィード・・・?」
シ「私が、悪いんだ・・・。」
ク「・・・えっ?」
シ「私のせいなんだっ 夜に侵食されたのも、精霊が封印されたのもっ!
  私の力が足りないから・・・。こんなことに。」

今まで、僕に見せたことのない取り乱し様だ。

mimoza6/18 11:14:546120cfhTXw.//r5fs||668
シ「私の祈りが届かなかったんだ。力があれば防げた。
  こんなことにはならなかった・・・。」
そして、シルフィードは、聖霊だったころのことを話した。(番外編参照)
(タスクとの恋の話はもちろん抜きで)

ク「そんなの、シルフィードのせいじゃないよ・・・!」
シ「・・・それだけじゃないんだ・・・。」
ク「え?」
シ「星のカケラから、封印を解かれた精霊がどうなるか知ってるか?」
フ「・・・」

mimoza6/18 11:21:306120cfhTXw.//r5fs||31
シ「世界樹に吸収される。意識は残るが、精霊としては、
  存在できない。ヤツらがやっていることと、同じじゃないか・・・っ」
フ「そんなことで、クヨクヨするなんて、あなたらしくないわよ。
  あなたのためなら、協力するわ。だから・・・ね?」

そんなことが、あったんだ。
これは、僕がなんとかしなきゃ・・・。
こんな、間違った時代は、終わらせなきゃ・・・!

ク「・・・四天王を倒せばいいんでしょ・・・?」

mimoza6/18 11:29:166120cfhTXw.//r5fs||302
ク「僕が、絶対に四天王を倒すっ!
  そうすれば、夜の闇も倒せるし、世界樹にいる精霊たちも
  助かるしっ!人間たちだってっ」
シ「・・・そんなことを言うからには、ちゃんと勝算はあるんだろうな?」
ク「う・・・それは、またおいおい考える・・・とか・・・っ!」
シ「あまいな・・・おまえにそんなことができるとは思えない。」
ク「がんばりますっ!がんばりますから・・・っ」
シ「・・・ありがとう・・・」
ク「えっ、今なんか言った?」

mimoza6/18 11:35:416120cfhTXw.//r5fs||196
シ「・・・いくぞ。四天王をたおすんだろ?
  そのためには、星のカケラをもっと手に入れなくてはな。」
ク「はいっ」
フ「期待してるわよ、クリス君っ!」

結局、あの時シルフィードが何を言ったのかは、わからなかった。
でも、元気をとりもどしたシルフィードが今ここにいる。
だから・・・きっとよかったんだよね・・・?

こうして、新たな目標を胸に、僕らは歩き出す・・・。

mimoza6/18 11:41:256120cfhTXw.//r5fs||394
はい、今日はここまでですっ
読んでくださったかた、ホントにものすごく感謝ですっ
今回も長いな〜。皆様お疲れ様です。。。
今回はけっこう大切な話ですねっ
世界樹の秘密を暴露したり、目標変わっちゃったりで。。。

あ・・・レイスはもちろん生きてます。
やっぱ、下に四天王話書きますっ

mimoza6/18 11:48:136120cfhTXw.//r5fs||461
**********************
レイスは、城に戻っていた。
帰ってきて、そうそうリシウスに「ほら、見なさい」みたいな目で
見られたのには、むっとしたが、レイスは内心喜んでいた。
・・・期待以上だよ・・・クリス君は・・・。
リ「おやおや、レイス。もしかして負けたのですか?」
『負けた』の部分を強調してリシウスが言う。

レ「リシウス、もしかして嫉妬かい?
  僕だけ、城の外にいけたから。(にこにこ)」

mimoza6/18 11:54:166120cfzIyX7mljl8E||368
リ「負け惜しみにしかきこえませんねぇ・・・。」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォ(←二人の殺気

ル「やめんかっ!!」
ルーズベルトが、たまりかねて言う。

ル「レイス、足を引っ張るなといったはずだ!
  しばらく、外出は禁止だっ!!」
レ「・・・チッ・・・。」

mimoza6/18 12:0:186120cfzIyX7mljl8E||706
リ「くすくす・・・。」
レ(絶対こいつらには、クリス君のことは教えないっ・・・。)
そう思って、レイスは自室にひきあげた。
****************************

四天王、ガキっぽいな・・・。
でも、対立腹黒コンビは、書いてておもしろいからいいや(ぉぃ
こいつら、ほんとは、すっごく強いんだよっ
四天王はしばらく出さないけど、忘れないでやってください。。。
では、次回もできればよろしくお願いします〜
ではでは〜

キーア6/18 12:14:422191cfal3PWP8VtfE||765
おもしろいです^^
クリスはシルフィードのいったことが
聞き取れにくかったんですねぇ〜
(聞き取ってたら照れてたかな?)
次回も頑張ってください!!

mimoza6/19 13:33:242191cfz6tUCpbgnvA||547
キーアさん、ありがとうございますっ
シルフィードは、少しずつ、クリスを認め始めてるんです。
そんな感じをだそうと思って、「ありがとう」をいわせましたっ
シルフィードとクリスの関係を大切に書いて行きたいですね〜
次回もヨロシクです☆


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