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5748バトルロワイアル連載_【エラー】李亞6/19 11:21:342182cfPPkTUCF2dqo
こちらにある小説は、高見広春先生の作品である『バトルロワイアル』を自分流に再現してみよう、という小説です。
生と死の重さがまだ解らない方は読むのを止めた方がいいでしょう。

また、こちらにある小説はグロいという種類に分類されます。
血が流れます、痛いです、人が死にます。
そういったことが苦手な方も、読むのをやめましょう。

今年15歳になるので、12から13禁にLVアップしておきます。

最後に。
途中でのレスはお控えください。一気に書く気が失せます。

参加者の名簿は「http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/brsettei.htm」にて。

李亞6/19 11:22:122182cfPPkTUCF2dqo||236

           

                 


―序章―


             
       

        

李亞6/19 11:25:32182cfPPkTUCF2dqo||275
「はぁッ…はぁッ…はぁッ…」

木々が立ち込める森の中。不自然に蹲り、息を荒立てる少年の姿があった。
少年は、極普通の公立中学のブレザータイプの制服を着ていたが、それは赤い液体―血―に塗れていた。
少年自身の顔も、髪も、その「赤い液体」塗れで、どこかホラー映画を髣髴とさせるものがある。

「…チッ…」

しばらくして、彼は舌打ちをし、持っていたナイフを握りなおす。
充分に血で濡れたそれは握ると滑るが、彼には血を拭く余裕すら残っていない。
更に数秒間そこで呼吸を整えてから身体を起こし、また歩き出そうとした。

自分を追ってくる「アレ」から、少しでも逃げるために。

李亞6/19 11:25:182182cfPPkTUCF2dqo||685


ガサッ…



李亞6/19 11:26:72182cfPPkTUCF2dqo||361
「ッ…」

後ろの茂みが小さく音をたてた。
再度ナイフを握りなおし、奥歯を噛み締め、そちらを向く。
ゆっくりと、でも確実に、その茂みに近づいていった。

でたらめにナイフで切りつける。

「…いな…い…」


ふぅ、と息を吐き、その場に腰を下ろした。


―――よかった。気の所為だ。


安堵の表情が彼の顔に浮かび……それは直ぐに消えた。

李亞6/19 11:26:252182cfPPkTUCF2dqo||861

          
     

パンッ パンッ


        

       

李亞6/19 11:27:12182cfPPkTUCF2dqo||187
安堵の表情が消える少し前に響いた乾いた発砲音。
音と共に飛んできたのは銃弾。
それは寸分の狂いもなく彼を直撃し、

「ぐッ…あ、あぁあぁあぁあああッ!!ぎッ……ああッ…あ…あ…」

ひとつは足を、もうひとつはナイフを持っていた腕を吹き飛ばした。
倒れ、転げまわり、先程整えた息はまた荒くなった。

「バーカ」

冷たい声が耳に入る。

李亞6/19 11:27:332182cfPPkTUCF2dqo||198
先ほどまで自分がいた所に目を向ければ、自分と同じ制服を着、自分と同じく血にまみれた…“アレ”。
奥歯かカタカタと音をたてた。逃げようともがいても、片方の足が動かないのでうまく立ち上がれない。

「……お前…な…でッ…」
「なんでか…って?お前も同じ事してたんだし、理由はよく解ってんだろ」

李亞6/19 11:27:522182cfPPkTUCF2dqo||275


―――違う、違う、違うッ…



李亞6/19 11:28:512182cfPPkTUCF2dqo||239
そう叫びたかったが、それが事実なのと、傷が痛いのとで口から漏れたのは荒い息だけ。
自分が人を殺してたのは、ただ単純に生きたかったから。
人を犠牲にするのは多少の罪悪感が残るだけだった。
けど、人の犠牲になるのは此処まで惨めなことなのかと、少し哀しくなった。
それは自分の偏見的な考え方による産物だけど―――

「さて…残り時間も1時間ないし、終わろうか」

先ほどまで自分が持っていたナイフを拾い上げ、彼はまた笑った。
そのまま右手を振り上げ、また振り下ろし…

李亞6/19 11:29:192182cfPPkTUCF2dqo||843

        
      

うあぁああぁあぁぁあああぁああッ!!!

   
       
        

李亞6/19 11:29:552182cfPPkTUCF2dqo||235
先ほどより長く、大きい悲鳴が辺りに響き、そして聞こえなくなった。
そして、しばらく彼の目の前で立っていた、彼曰く“アレ”の首元から機械がかった声が聞こえる。


『優勝おめでとう。×××××君』

李亞6/19 11:31:22182cfPPkTUCF2dqo||374
バトロワパロディ小説、リメイクヴァージョンの連載がスタートいたしました、なんて、敢えて棒読みで述べてみます。
バがヴァなのに意味はないです。

つーか、初っ端からグロッ…。イメージダウンもいいところじゃないか。
やっぱ序章がグロイと作品全体がグロいように思えてきますね。
それが狙いです(ナヌ)。

ちなみに、×××××ってのはご存知キノの旅より引用させていただきました。
電撃文庫大好きです。最近じゃあ小学館のダレン・シャンですけどね。
双方とも適度なグロ描写が魅力的です。
残念ながら叫び声はあまり載っていなかったので、断末魔とか、凄い不自然です。
「あ」がイッパイだわorz

李亞6/19 11:31:562182cfPPkTUCF2dqo||40
あーあ、文字制限で消しちゃった仕切り、やっぱり入れとけばよかった。
後述解りにくいわorz

xxノキxx6/19 16:54:132191cf3p7nFZaTEP.||264
| 冫、)ジー こんにちは〜
この序章は・・・一体・・・?
自分は馬鹿なんで、よく分かりませぬ。(´・ω・`)ショボーン

きっとアレだ。十六年前の出来事とかだ!(死


李亞6/19 17:15:412182cfPPkTUCF2dqo||966
▼ノキ殿へ

んー。これは所謂伏線ってヤツです【意味違】
後に明らかになる謎ってやつですかな。自分でもよくわかりません。
確か「春なのに」を聞きながら序章と一章をいっぺんに書いた記憶があります。
視界の端っこじゃあ笑点のビデオ見てたので、色々テンションがおかしいのはご愛嬌。
ま、気長に見守ってくださいな【激嫌】

雷木6/19 20:13:322021cfER1bBh1zyxU||285
'`ィ(´∀`∩ 最近、ぐろいことを想像することが気持ちよくなってきました(・∀・)
ってのは嘘で
今回は、エロじゃなくてグロですか。ちょっとションボリ(´・ω・`)
×××××の、正体はわかったぞ(・∀・)b
双子山親方だ
ぁ、ちがう?
あぃ、おもしろかったですヽ(´∀`*)ノ

李亞6/19 20:40:582182cfPPkTUCF2dqo||745
▼雷つぉんへ

グロを想像して気持ちよくなる…所謂○ゾか。
雷つぉんもついに大人の世界に右足首を踏み入れ…―――

って、フィクションなのねorz

×××××は文字数に関係してません(ぁ)。
双子山親方が亡くなったのは修学旅行の最中…。
ちょっとファン気味だったのでショックで八橋を6箱しか買って帰りませんでした(ぇぇぇ)
でも親方じゃあないから。絶対。うん。

sIs6/19 23:20:322182cf9tXTCvemDjk||969
前とは全然違う感じの始まり方だけど、雰囲気はそのまま受け継がれていて、以前の連載と変わらないスリルを感じました。
続きが凄く楽しみです。

双子山親方、いつの間に亡くなってたんですかorz
(情報の遅い奴)

李亞6/21 17:55:522182cfPPkTUCF2dqo||172
▼寿司殿へ

はい、始まり全然違います。
つーか、これを入れたことによって一話ずつずれてくのが悩みの種。
まあ、そこまで悩んでもないんですけどね(何)。
雰囲気はあれです。書いてる奴が同じなので否応にもそうなっちゃいます。

双子山親方は五月の二十九日か三十日か三十一日にお亡くなりになりましたorz


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