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5768☆小さな物語〜夏〜☆前編玖音6/19 23:12:572201cfVzFU7KQR/LE
今回は2部に分けて書きたいと思います。
テーマは前回と同じで幼馴染みです。ただ違うのは前回は異性どうしの幼馴染みで今回は
女同士の幼馴染みをテーマにしてみました。
ちょっと長くなりますが読んでいただけると幸いです。

玖音6/19 23:16:182201cfVzFU7KQR/LE||522
「私決めた!!」

そう声を張り上げて言ったのは安藤美鈴16歳高校1年生ごく普通の女の子である。そして隣りでポテチを頬張りながらテレビを見ているのが佐々木加南子、美鈴の幼馴染みで良き理解者でもある。今は夏休み、特に何をするでもなく2人は美鈴の部屋でマッタリと時間を過ごしていた。そんな矢先の出来事だった。

「ねぇ、聞いてる?」

少し興奮気味の美鈴を尻目に加南子がキョロキョロとテレビのリモコンを探している。美鈴の事は全く気にしてないようだ。その態度に苛立ちを覚え美鈴は加南子に詰め寄った。

玖音6/19 23:17:502201cfVzFU7KQR/LE||650
「加・南・子ぉ〜聞・い・てよ〜」

その様子を見て加南子はヤレヤレと言うふうに美鈴を見た。

「・・・で?何を決めたの?」

どうせろくでもない事なのだろうと加南子は思った。美鈴とは長い付き合いなので加南子にとって美鈴の行動や言動などは容易に想像がつく。この間もいきなり「才女を目指す!」なんて言い出して何故か加南子が勉強をみるハメになった。・・・結果は全体の平均点は上がったものの美鈴の言う「才女」にはほど遠かった。そして美鈴は断念した。

玖音6/19 23:20:02201cfVzFU7KQR/LE||726
昔っからそうだ美鈴はいつもレベルの高い・・と言うより無謀な目標を立てては周囲の人間を巻き込み(特に加南子)いつも失敗する。だからと言って別に美鈴が嫌いなわけではないむしろそうゆうチャレンジ精神と言うか真っ直ぐな所は自分には無いので羨ましくもある。
美鈴が持ってるテレビのリモコンを取り加南子は静かに美鈴の言葉を待った。

「私・・・告白する!!」

突然の美鈴の言葉に加南子は驚く訳でもなく美鈴を見る。その瞳は真剣その物だ、まぁいつも美鈴は真剣なのだが。しかし一体どうゆう経緯でそうなったのか全く分からなかった。

玖音6/19 23:21:02201cfVzFU7KQR/LE||712
「・・・誰に?」

取り合えず聞いてみる。

「あのね・・2組の村田貴也君知ってるでしょ?」

美鈴は少し照れたように言った。加南子は少し考えてからこう言った。

「美鈴って村田の事好きだったの?」

「うん。一昨日好きになったの。」

さらに照れた様子で美鈴は言った。

「・・・別にいつ告白しようが本人の自由だけど、もっとこう時間をかけて気持ちを暖めると かしないの?」

玖音6/19 23:21:382201cfVzFU7KQR/LE||782
「だって今夏休みよ?もし2学期始まって村田君に彼女でも出来てたらどうするのよぅ。」

確かにその可能性は無いとも言えない。実際村田は特に目立つ存在ではないのだが何故か女子
にモテていた。唐突の告白もまぁ美鈴の性格から言えば予想できる範囲だ・・。

「・・・で、何処で告白するの?」

一度言い出したら聞かない性格も知っている。こうなったらとことん付き合うのが友達と言う
やつだろう。

玖音6/19 23:22:392201cfVzFU7KQR/LE||387
「ほら3日後に花火大会があるでしょ?その日に告白しようと思って。」

なるほど・・・ありきたりなパターンだが花火大会ならそうゆう雰囲気に持ちこみやすいだろうし浴衣でも着て女らしさもアピール出来る。妥当な案だろうな・・・。
ポテチを食べながら加南子はそんな事を思っていた。

「それで、私は何をすれば良いのかな?」

加南子は美鈴に聞いた。

「何もしなくて良いよ。」

ニコニコしながら美鈴は言った。

玖音6/19 23:23:542201cfVzFU7KQR/LE||401
「・・・・え?」

その言葉に加南子は驚いた。それもそのはず今だかつて美鈴が加南子に頼らず何かを成し遂げるなんてこと無かったからだ。加南子は予想外の美鈴の答えに戸惑いながら聞いた。

「なんで・・・?」

「なんでって・・だってこれは私がやらなきゃいけない事でしょ?ってゆうか私が1人でやり たいの!」

美鈴の言っている事は間違っていない。むしろそんな事でうろたえてる自分が情けなく思った
何時の間にか自分が頼られてる事に親しみと安心を覚えていたのだ。

玖音6/19 23:29:342201cfVzFU7KQR/LE||417
「大丈夫よ!!加南子に頼らなくても何とかなるから!!」

そう言って美鈴は加南子に笑顔を見せた。
そうじゃないんだけどな・・・などと思いながらも加南子は美鈴の笑顔につられて笑った。
無邪気に笑う美鈴に加南子は寂しさと何とも言えないもどかしさ、まるで1人取り残されたようなそんな気持ちになった。

玖音6/19 23:30:572201cfVzFU7KQR/LE||667

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前半終わりです。後半は美鈴の立場になって文を書きたいと思います。
前回の文章表現と違う風にしてみたら長くなってしまいました。
ココまで読んで下さった皆様ありがとうございます。
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mimoza6/25 15:40:142191cfz6tUCpbgnvA||857
おぉ、今回は夏ですねw
加南子の気持ちが、わかりますね〜
私はどちらかといえば加南子タイプなんで(ほんとかよ
ま、まぁとにかく次も楽しみにしています☆
頑張ってください〜


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