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5844バトルロワイアル連載＿【エラー】李亞6/26 20:39:32182cfPPkTUCF2dqo
こちらにある小説は、高見広春先生の作品である『バトルロワイアル』を自分流に再現してみた物です。
生と死の重さがまだ解らない方は読むのを止めた方がいいでしょう。

また、こちらにある小説はグロいという種類に分類されます。
血が流れます、痛いです、人が死にます。
そういったことが苦手な方も、読むのをやめましょう。
一応この小説は13禁です。そして週一更新と言うスローペース。
土曜の夜、または日曜に更新しております。

最後に。
途中でのレスはお控えください。一気に書く気が失せます。
李亞6/26 20:41:132182cfPPkTUCF2dqo||324
過去作品

名簿　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br-meibo.shtml

序章　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br-zyosyou.shtml
一章　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br1.shtml

掲載HP　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/
李亞6/26 20:41:472182cfPPkTUCF2dqo||107

修学旅行。

それは中学校生活最大の行事とも言われるイベントだ。
友人と観光地を回り、友人とバスに揺られ、友人と食事をし、友人とホテルに泊まり、プライバシーなんて殆ど守られない地獄の旅行。
小学六年時の修学旅行を風邪で休んだ私にお姉ちゃんはそう話していて、どれほど行かなくて良かったと思った事か。
ああ、でも…

李亞6/26 20:41:522182cfPPkTUCF2dqo||851

「あ、財布忘れてた」

ちゃんと持ち物確認とかやっちゃう自分がいて、やっぱりちょっとだけ楽しみにしてるんだと思う。
行き先は鹿児島。私が在住している名古屋から少し離れてるが、とりあえず飛行機とバスに乗るのは好きなので良しとしよう。

「行ってきまーす」

未だ夢の中であろう姉と両親に小声で挨拶をし、玄関のドアを開けた。


空は快晴。

李亞6/26 20:42:332182cfPPkTUCF2dqo||401


　　　　　　　　


―二章―


　　　　　

　　　　　　
李亞6/26 20:44:242182cfPPkTUCF2dqo||17

まず、名古屋から1時間半くらいかけて鹿児島へ旅立った。
飛行機に乗るのは初めてだったので、離陸時は夏江にしがみ付いて耐えた。
でも、シートベルトを外す頃になると大分落ち着いてきて、トイレにも一人で行けるようになって安心。
流石に中学三年で連れションは遠慮したい。
着陸時はやっぱり怖かったけども。ほら、最近飛行機って怖いじゃん。


―――で、現在は鹿児島空港に降りたち、バスで1時間かけて鹿児島市内へ移動中だ。

バスが稀に砂利道を走るので、身体がガクガク揺さぶられるのはご愛嬌。
急カーブとかだと窓に顔が押し付けられてホントに間抜けだ。

李亞6/26 20:45:592182cfPPkTUCF2dqo||26

「で、その挙動不審なオバサンってば金が足りなかったらしくて冷や汗掻きながら本戻すの。
そのとき偶然見えたんだけど、その本の山の中に官能小説がちらほら混じっててさァ。
ほら、「美人OLを狙う課長の魔手」とか「熟女の淫靡な生活」みたいなタイトルのあれ。
ちょっと放送コードに引っかかりそうなのはR-13ってので大目に見てもらって、あたし思わず“うわッ”とか声漏らしちゃってそのオバサンの視線もろに浴びちゃったわけよ。
マジ焦って急いで隣のレジで会計済ませて逃げたんだけど、絶対見てたの気付かれたって。うん」
「へぇー」

李亞6/26 20:46:232182cfPPkTUCF2dqo||509

私の隣の席に座る少女―君下 理紅―は頭も良く、先生からの人望も厚い優等生タイプで、傍から見れば品行方正な14歳だった。
だが、下ネタを話しだすともう止められない。
この前は…そう、お兄さんの部屋でみつけたマニアックなビデオの事話されて困ったっけ。

腐った思考回路してるのは貴方(と日本列島に巣食う腐女子)だけ、私は至ってノーマルな常人なんです。

だが、ついこの間の水曜日の昼休み。
数学のノートを見せてもらったという恩があるのでそんな事は言えず、彼女は未だに人の道から外れた言動を繰り返す。
適当に相槌をうちながら、心の中で溜息を吐いた。

李亞6/26 20:46:492182cfPPkTUCF2dqo||383

その時、胃の辺りの異様なムカつきに気付く。


―――…酔ったかもしれない。


エチケット袋が完備されていないバスで酔うなんて、私としたことがッ…。
いや、でも今時エチケット袋が完備されてないバスなんて時代遅れだよ。
春なのにまたため息が………あれ。6月って春だっけ？
梅雨ってイヤに微妙な位置にいるからな…よくわかんないや。

そう、酔った時は窓を開けるのが世間の常識。寧ろ私の常識。

李亞6/26 20:47:242182cfPPkTUCF2dqo||470

「よいしょ…っと」

後ろに手を伸ばして窓に手を掛ける。
私の真後ろに座っている茶髪の女子―南空 花梨―と、もう1人―島津 りり―は思いックソ熟睡中。


―――そういえば、声あんまり聞こえなかったよな…。


いつもキャーキャー騒いでるのに。なんて本人たちの前では絶対言えないようなことを思いつつ、窓を思いっきり引っ張った。
開かない。思いっきり引っ張ったからちょっと指痛かったぞ。

李亞6/26 20:47:472182cfPPkTUCF2dqo||429

「ねえりーさん。ナニとは言わないけど、口から出てくるピーを被りたくなかったら窓開けるの手伝…―――」

振り向いたら、先ほどまで下ネタ大爆発中だったりーさんは、大口開けて後ろと同じく熟睡中。
なんだよ、まだお菓子食べてないのに勝手に寝やがって。プリッ○とフ○ン交換しようっつったのに。

「ふぁ…ぁああ…」

りーさんに(心の中限定で)恨み言を連発していると、いきなり欠伸が出た。
酔いの次は睡魔ですか。昨日はちゃんと八時に寝たのに、おかしいな。

李亞6/26 20:48:272182cfPPkTUCF2dqo||771


皆さんも小生と同じく眠気が襲った模様であります、隊長。

よし、日比野隊員、そのまま爆睡用意。

イエッサー、隊長。これより爆睡体制に入ります。


李亞6/26 20:48:412182cfPPkTUCF2dqo||281

って？ちょっと待ってよ。私飛行機の中でも数十分寝た記憶があるぞ。
自分が此処まで寝るのが好きだったなんて思わなかったわ。
誰に似たん―――


「……」


ここで　暗転。

李亞6/26 20:51:502182cfPPkTUCF2dqo||392
―後述―

終わり方を考えるのに数時間かかったという罠orz
今回のBRは案外短め進行です。
大抵スクロールバーが2、3cmになるまで書き詰めるんですが、どうしたんでしょうね。
それに週一更新の癖にもううｐしてますよ。どうしたんでしょ。
それは笑点を見て舞い上がっちゃったので物の弾みでうｐりました【爆】
ま、受験生ってことで許してくだｓ【蹴】

李亞6/26 20:52:32182cfPPkTUCF2dqo||521

ちなみに、別に名古屋から鹿児島ってのに意味はありません。
地図帳でどれにしようかな(×10回)やったら名古屋と鹿児島が当たっただけです。
まあ、行き先は島のある県じゃないと困るんですけどね。
ちゃんと舞台の島も決めました。学校の位置とか捏造してますが。
次からはちゃんと週一更新守りますよ、と。

李亞6/26 21:18:542182cfPPkTUCF2dqo||670
(´Д｀)…どことは恥ずかしくて絶対言えないけど、気付きそうであんまり気付かないミスがあるわ…。
ちょっとこのまま掲載するのがアレなので一旦完了。
やっぱ週一更新のまんまの方が良かったorz
チバ6/27 15:45:352182cfMew65vQI0mw||625
李亞さん、リンクの件どうなっているのでしょうか？
５円玉6/28 16:15:32182cfRUvPz7oIbC.||498
主役がある。

最初の方はお決まりのクロロホルムだすえ。
ＢＲは普通主役が無いんでﾋﾞｯｸらこきますた。３章もお待ちしとります


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