585 | 更新遅くなりました^^;「夢の在り処」3話目 | えりんぎ | 6/1 14:12:33 | 2101cfBWSn3Yqqg.Q |
ドサッ・・・。 永倉が五人目の犯罪者を斬り終った時、沖田は永倉に向かって問いかけた。 「ねぇ、新八さん?鈴音さんって、新八さんの妹さんですか?」 いきなりの事で驚いたのか永倉は剣をその場に落とした。沖田はその姿にクスクスと笑っている。ようは、楽しんでいるのだ。 「な、ななな何言ってるんだよ!沖田!俺に妹なんかいないって!!」 嘘バレバレな永倉の態度に、沖田は思わせぶりな笑みを浮かべさらに問いかけた。 「でも、確か新八さんの事[新八兄様]って言ってませんでしたか?」 |
えりんぎ | 6/1 14:17:44 | 2101cfBWSn3Yqqg.Q||284 | ||
永倉撃沈(笑)まいったというような表情を浮かべ、沖田に正直に話した。 「あぁ、そうなんだよ。鈴音とはなかなか会えなくてさ・・・。どっかで働いてるとはいってたけどまさか、あんな処で働いていたんだな。」 永倉は苦笑いを零し、落とした剣を拾い上げたその際着いていた鮮血が何度か毀れた。 「そろそろ行くか!沖田!」 「そうですね。そろそろ行かないと土方さんに怒られますからね。」 沖田も、少し伸びをしてその場を立ち去った。 |
えりんぎ | 6/1 14:42:21 | 2101cfBWSn3Yqqg.Q||655 | ||
その頃、土方は真っ直ぐな眼である一点を見つめていた。その眼は獲物を食らう狼によく似ている。見つめる視線の先には、ひとつの真っ白い団子。 土方は団子にあんこをかけるか、きなこをかけるか迷っていたのだ。土方はこう見えても色々とこだわる方だ。たとえそれが、ひとつの団子だとしても。(笑) 「プッ・・・ハハハ!!土方さん!そんな真面目な顔で団子を見つめなくても!」 「そうですね・・・!流石にあんな真剣な眼で団子見てたら笑っちゃいますよね!」 土方の姿を見ていた市村と、たまたま土方の団子を届けていた鈴音が爆笑した。 急に鈴音は笑うのをやめた。 「・・・沖田さん・・・。」 |
えりんぎ | 6/1 14:44:26 | 2101cfBWSn3Yqqg.Q||84 | ||
☆あとがきぃ☆ 第3話終了でございます!更新遅くなって申し訳ございませんでした。第四話あたりでこの話の題名の理由がわかると思います。ヘタレ土方さんにしてしまいました!! 次こそ!次こそは柳生ちゃんを出したいです!! |
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