5886 | 琉鹿絵巻〜巻ノ二〜 | mimoza | 7/2 12:32:19 | 2191cfz6tUCpbgnvA |
琉鹿絵巻の第二話です〜 前回、思ったより、感想いっぱいもらって、 すっご〜〜くうれしくて、 この際、テストなんか関係ねぇっと言うことで 来ちゃいました☆ 皆さん、ありがとうございますw 一話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5834.html ですww では、はじめますっ |
mimoza | 7/2 12:40:18 | 2191cfz6tUCpbgnvA||901 | ||
琉「封っ!!」 俺は、封印の札を使い、雑魚妖怪を封じ込めた。 このくらいの妖怪なら、楽勝だ。 俺の名前は、琉鹿。一応、妖怪退治屋である。 鈴「おぉ〜、さすがあたしの弟子3号っ!」 こいつは、鈴香。 突然、やって来て、すいかの入ったおにぎりという 殺人的なものを、俺に食べさせたあげく、 俺を弟子扱いする、ワケの分からん小娘である。 |
mimoza | 7/2 12:45:22 | 2191cfz6tUCpbgnvA||640 | ||
琉「おまえ何もやってないだろっ! 俺の師匠を名乗るんなら、なんかしろよっっ!」 鈴「師匠は、むやみに弟子の仕事に手を出さないものデス☆ 愛のムチってヤツ?」 琉「・・・そうやって、いけしゃあしゃあと・・・。」 ??「あの・・・終わりましたでしょうか?」 |
mimoza | 7/2 12:52:15 | 2191cfz6tUCpbgnvA||94 | ||
そういったのは、初老の女性。 今回の依頼者の和泉(いずみ)さんだ。 そうとう、妖怪に打ちのめされたらしく、 しわが深く刻み込まれている。 琉「はい、終わりましたよ。どうやら、この井戸が 原因だったようです。北東といえば、鬼門の 方向ですから、妖怪がたまりやすいんです。 お札をはっておいたので、はがさないように注意してください。」 俺は、すばらしき営業スマイルで応じる。 |
mimoza | 7/2 12:58:40 | 2191cfz6tUCpbgnvA||182 | ||
和「・・・そうですか・・・。」 和泉さんの表情は晴れない。どうしたのだろう? 琉「あの・・・まだ何かあるんですか?」 和泉さんは、眉根をひそめていった。 和「実は・・・猫又が住み着いているのでございます・・・。」 琉「大丈夫です。俺が何とかしましょう。」 これで、報酬は上乗せかな。ふふっ |
mimoza | 7/2 13:4:26 | 2191cfz6tUCpbgnvA||37 | ||
俺たちは、和泉さんに案内され、部屋に通された。 そして、和泉さんが指差す方向に・・・。 琉「あ、あれは・・・?」 それは、つぶらな緑の目で俺を見た。 琉「・・・子猫・・・だよな?」 和「猫又です!」 鈴「かわいい〜!」 和「猫又ですっ!!」 |
mimoza | 7/2 13:12:39 | 2191cfz6tUCpbgnvA||237 | ||
和泉さんが、すすり泣きをはじめる。 琉「(絶対子猫だろ)・・・具体的にどんな悪さをするんですか? この・・・猫又は。」 和「よくぞ聞いてくれました・・・。 この猫又は、夜になると・・・食べ物を全部食べてしまうのです。」 深刻な問題ではあるが、普通のネコでも食い物くらいは あさるのでは・・・? 和「しかも、熱いものでもペロリと平らげてしまうのです・・・。 ネコは猫舌のはずなのに・・・うぅ・・・。」 |
mimoza | 7/2 13:18:37 | 2191cfz6tUCpbgnvA||302 | ||
・・・地味に、迷惑なネコだな・・・。 和「この猫又は、文字通り、ネコをかぶっているのでございますっ。」 そういうと、和泉さんは泣き崩れた。 ・・・大丈夫か・・・この人。 琉「とにかく、落ち着いてください。 この猫又は、俺が引き取りますから。」 和「ありがとうございます・・・。」 |
mimoza | 7/2 13:25:48 | 2191cfz6tUCpbgnvA||790 | ||
こうして、俺は報酬をもらい、和泉さん宅をあとにした。 鈴「この子猫かわいいね〜」 琉「・・・はぁ、そいつどう見ても子猫だよな?」 鈴「名前とか考えなきゃ☆」 鈴香は、飼う気まんまんである。 ・・・食費・・・俺は出さないぞ・・・っ(←結局、金がすべて 俺たちは、家に着いた。 |
mimoza | 7/2 13:34:41 | 2191cfz6tUCpbgnvA||367 | ||
??『ふふふ、だまされたなっ』 琉「っ!?」 鈴「すご〜いっ!このネコしゃべれるんだっ」 琉「バカっ!ほんとに猫又だったんだよっ!」 ??『その通りやっ!うちは、齢100歳をこえる 妖怪、虎珠(こたま)や!!」 琉「なぜ大阪弁・・・?」 虎『大阪をなめちゃあかんで〜 大阪はなぁ、天下の台所ゆうて、 うまいもんがぎょうさんあるねんっ!』 |
mimoza | 7/2 13:41:10 | 2191cfz6tUCpbgnvA||961 | ||
べつになめてないし・・・。 てか、結局、食い物目当てかいっ! 虎『そっちが、来ないなら、こっちからいくでっ!』 いきなりっ!? 虎珠は、巨大に変化しはじめた。 鈴「名前、たまちゃんってゆうんだ〜 かわいい〜」 琉「のんきなこと言ってる場合かっ!」 |
mimoza | 7/2 13:48:36 | 2191cfz6tUCpbgnvA||54 | ||
虎『・・・たまちゃん・・・(撃沈)。』 なんか、めっちゃ沈んでるっ! 鈴「たまちゃんは、弟子2号にしてあげる〜」 琉「ちょっと待て、なんで俺が3号で、 ヤツが2号なんだよ?」 鈴「だって、前の2号がネコだったんだもんっ」 琉「・・・俺は、ネコ以下の呼び方されてたのか・・・」 鈴「だって、お手とか出来たんだよっ 2号すごいでしょ?」 |
mimoza | 7/2 13:54:53 | 2191cfz6tUCpbgnvA||338 | ||
琉「確かに、ネコとしてはすげぇけど・・・。」 虎『うちも、お手ぐらいはできるでぇ〜』 鈴「ほんとだ〜!すご〜いっ」 琉「おい、虎珠っ!お前はそれでいいのか?」 ・・・また、変なヤツが、うちに住み着くことになりそうである。 そして、鈴香が、妖怪をてなずけるプロだっていうのも うそでは、ない・・・かもしれない。 |
mimoza | 7/2 14:0:24 | 2191cfz6tUCpbgnvA||590 | ||
はい、今日はここまでです。 また、おかしなことになってしまいました。。。 読んでくださった方、ほんとありがとうございますw えっと、次回予告です。 鈴香が、なぜか琉鹿を実家に紹介(おかしいだろその展開 そして、そこでまた、琉鹿に試練が。 鈴香の素性も明らかにっ・・・て感じです 皆さんのレスの返事と、皆さんの小説の感想などは、 明日かきますっ では、よろしくお願いします〜 |
キーア | 7/2 14:13:30 | 2191cfal3PWP8VtfE||317 | ||
ネコがじゃベルなんて!! 面白いですよ^^ 鈴香cのんきすぎ・・・ 次回も見ますよ〜 |
リーナ | 7/2 16:50:59 | 2221cfBq2t2EM/nm6||51 | ||
鈴香、やはり凄いw 妖怪を手なづけてしまうとはw たまチャンって言われたらそりゃあまぁ撃沈するべw 次回が楽しみデス^^ |
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