5897 | あの青空にもう一度 | アマグリ | 7/2 18:14:48 | 2220cfp2NKIFzL5ZM |
ホントーにお久しぶりでござぁます(ぇ 自分でもドコまで言ったか忘れる所存でござぁます(をい まぁそんなこんなで頑張っていきとぉござぁます。 それで本編スタアアァァァァァァァトオオオオォォォォ(゚ロ゚) |
アマグリ | 7/2 18:18:35 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||772 | ||
柊兵「ちっ・・・」柊兵の気分とは裏腹に、窓の向こうの空は晴れていた。 彰都「おぉ〜!!目が覚めたんだね、柊兵クン」柊兵が振り向くと、彰都がいた。 柊兵「オッサン・・・俺・・・・・・そうだ!!砂助は!?」柊兵は身を乗り出した。 彰都「あァ、砂助クンならだいじょーぶ!!むしろ修行をしてるよ。」 柊兵「そっ・・・か・・・」柊兵はまた暗い表情に戻った。 彰都「・・・・・・柊兵クン・・・コレだけは言っておくよ・・・」 |
アマグリ | 7/2 18:22:37 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||423 | ||
柊兵「・・・・・・??」柊兵は黙り込んだ。 彰都「彼女を追おうだなんて、考えるな。」彰都はこれまで見せた事の無い形相で、柊兵を睨んだ。柊兵は思わず息を呑んだ。そして、やっと口を開いた。 柊兵「な・・・なんでだよ!!俺の・・・幼馴染だぞッ!!!」柊兵は叫んだ。 彰都「だからこそ・・・なんだよ。柊兵クン。わかるかい??愛する人を目の前で失う気持ち・・・まだキミは知らないんだ。」彰都は静かに言った。そして、部屋を出た。 |
アマグリ | 7/2 18:33:16 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||565 | ||
柊兵「・・・分かってるよ・・・小2の時から・・・」柊兵は小さく言った。 砂助「おいっ!!柊兵!!ど〜した!?暗いな〜!!」砂助が部屋に入ってきた。 柊兵「砂助・・・」柊兵は少しホッとした。何故かは分からないが。 砂助「・・・どうした??」砂助はまじめな顔をして訊いた。 柊兵「・・・誇鳥はどうなるんだ??拘束・・・されてたぞ・・・」 |
アマグリ | 7/2 18:42:54 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||656 | ||
砂助「・・・六年前のあの事が遭ったからな・・・死刑・・・かもしれない・・・」 柊兵「死刑・・・ってエエエエエエエエ!!!?」柊兵は叫んだ。 砂助「・・・??別におかしくないだろ。」砂助はさらっと言った。 柊兵「ナンだよ六年前って!?みすみす放っておけるかよ!!」 砂助「・・・知らねぇのか??」砂助は不思議そうに言った。 柊兵「知るかッ!!教えてくれよ!!」柊兵は身を乗り出した。 |
アマグリ | 7/2 18:44:4 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||245 | ||
砂助「・・・そうだな。お前も知らねばならん事なのかもしれん・・・。」砂助は目を閉じ、一息ついた。そして六年前に遭った、忌まわしい出来事を話し始めた―・・・!! |
アマグリ | 7/2 18:55:12 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||685 | ||
1992年3月1日。冬の季節が残る日だった。 ????「ダメだっつッたらダメだ!!危ないだろ!?」紫色の頭が目立つ青年が言った。隣には妹らしき少女が立っている。彼女も口を開いた。 ????「何でよっ!!いいじゃん!!隼人を信じてないの!?」 瞬竜「あのなァ、いくらなんでも、落ち場に恋人呼ぶなんて・・・ありえねぇっての!!やっぱりあいつは影なんだ!!光の凛を殺す気なんだよ!!」 麻凛「じゃぁ、そういうお兄ちゃんは隼人のこと知ってるの!?」 |
アマグリ | 7/2 19:0:28 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||201 | ||
瞬竜「落ち場があやしいんだっつッてんだ!!」 麻凛「お兄ちゃんの勘の方が怪しいよ!!お兄ちゃん、そう言って当たったためしないよ!?それに落ち場って・・・過去の戦で廃墟と化した場所なだけだよ!?」 瞬竜「うッ・・・!!」 麻凛「・・・ね??良いでしょ??」麻凛は言った。 瞬竜「・・・うるせぇッ!!もう、とっとと行け!!隼人に嫌われるぞ!!」 麻凛「やったぁ♪ありがと、お兄ちゃん!!」そう言うと麻凛は走っていった。 なぜ 阻めなかったのだろう あいつの往く手を 命を懸けて。 |
アマグリ | 7/2 19:4:12 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||746 | ||
麻凛「は〜や〜と〜♪」麻凛は1人の青年に向かって走った。 隼人「お!!麻凛!!あの堅物の兄貴、許してくれたのか!?」 麻凛「うん!!あたしの可愛さがあればチョチョイのチョイだね〜♪」 隼人「うっわ・・・コイツ何気に悪女・・・。あれ!?」隼人は何かに気づいた。 麻凛「どしたの隼―」麻凛がいい終わる前に、隼人が麻凛を突き飛ばした。 隼人「アンタ・・・何しに来たんだ・・・!?」隼人は刀を抜いていった。 |
アマグリ | 7/2 19:8:47 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||451 | ||
????「・・・お前がこそこそしていたのは知っていた。何か思い、隠密機動に尾けさせてみれば・・・光の女か。見損なったぞ、隼人。」一人の男は言った。 隼人「・・・やっぱり尾けてたのか・・・コソコソしてんのはそっちだ!!」 ????「裏切り者にどうこう言われる筋合いは無い。その女を斬るのみだ。」 隼人「下がってろ・・・いや、逃げて兄貴を呼んで来い、麻凛。」 麻凛「そんな・・・できないよ隼人!!」麻凛は叫んだ。 隼人「うるせぇ!!早くしないと死―」隼人が気づいたときにはもう、麻凛は倒れていた。 |
アマグリ | 7/2 19:11:55 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||1000 | ||
隼人「今・・・何をしやがった・・・」隼人は麻凛を抱え言った。 ????「わからぬか??斬ったのだ。呆けているお前が悪い。」 隼人「麻凛に・・・麻凛に・・・」隼人は刀を握りなおした。 隼人「麻凛に何しやがったァ!!!!!」隼人は突っ込んだ。 ????「二度は言わぬ。刀を引け。」????は言ったが隼人は引かない。 ????「二度は言わぬと言った筈だ。・・・良かろう。お前を・・・斬る。」 |
アマグリ | 7/2 19:19:53 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||414 | ||
瞬竜「何!?影反応だと!?どこだよ、そりゃ!!」瞬竜は叫んだ。 彰都「知らん!!さっさと行くぞ!!落ち場だッ!!」彰都は言った。 瞬竜「何・・・落ち場だと・・・!?あそこには・・・凛がッ!!」 彰都「なッ・・・なんでだよ!?まさか、賢輔隼人のところか!?」 瞬竜「そのまさかだ・・・ちくしょうッ!!」瞬竜は駆け出した。 |
アマグリ | 7/3 16:12:54 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||371 | ||
隼人「ぐッ・・・」隼人は立てなかった。同じ隊の隊長を倒す事は不可能なのだ。 ????「隼人・・・貴様は副隊長。私は隊長。階級は1つしか違わぬ。しかし、格が違うのだ。 そして貴様に敗けを知らしめるには、解放するしかない。」 隼人「じゃぁ・・・その代わりに・・・麻凛を・・・」 ????「何を言うかと思えば・・・貴様も斬る。女も斬った。終わりだ、賢輔隼人。第三解放、『斬斬舞』。」その途端、隼人から見えた空が紫で、黒くなったと思った時、隼人は体中を斬られ、血まみれとなった。 |
アマグリ | 7/3 16:17:25 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||95 | ||
????「鎌鼬の如く舞い散る刀・・・その動きを把握、視覚化する事などできぬ。躱す事等、なおできぬ。思い知れ、隼人。そして誇れ。斬斬舞を受けてなお・・・人の形である事を。」 瞬竜「・・・麻凛!!麻凛ッ!!」ようやく着いたかと思うと、瞬竜は叫んだ。 彰都「おい!!しっかりしろ!!どうしたんだ!?」彰都が叫んでいるのに気づいた瞬竜は、彰都のところへ向かった。そして、驚愕した。隼人だったのだ。 |
アマグリ | 7/3 16:20:33 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||141 | ||
隼人「すまねぇ・・・兄貴・・・麻凛を・・・俺は・・・」 瞬竜「誰だ!?こんなことをやったのは!!麻凛は!?」隼人は向こう側を指差すと、また喋り始めた。 隼人「アンタは信じてくれないかも知れねぇが・・・俺は・・・アンタより麻凛を想い、愛していた・・・グフッ!!そして・・・俺は麻凛を斬った奴に刃を向けた・・・!!でも・・・勝てなかったんだ・・・!!!!相・・・手は・・・たい・・・ちょう・・・だったんだ・・・」 |
アマグリ | 7/3 16:25:7 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||117 | ||
瞬竜「誰だ!?その・・・隊長とは!?」瞬竜は叫んだ。 隼人「そ・・・いつの・・・名は・・・か・・・み・・あ・・・・・れ・・・」それだけ言うと、隼人は動かなくなった。瞬竜は隼人をそっと撫でた後、指差された方へ行った。 瞬竜「・・・・麻凛・・・!?」瞬竜は倒れ、血を流している1人の少女を見つけた。 瞬竜「凛・・・!!凛!!目を開けてくれよ!!凛ッ・・・どうしてだ・・・・・・」 享年十八歳。凩 麻凛の葬儀は、しめやかに後日、行われた。 |
アマグリ | 7/3 16:28:49 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||697 | ||
砂助「その時・・・瞬竜が影に乗り込んだんだ・・・。そして・・・隊長格を4人も斬ってしまったんだ。相手も怒り、数日、冷戦状態にあった。ある情報によると、影の内部では、光との怪しい会話、恋愛は勿論の事、公とはならない場で会う事を禁じたんだ。」 柊兵「・・・そういうことか・・・」柊兵は目を閉じた。 瞬竜「お前がそんなにお喋りだとはな、砂助。」瞬竜がいつの間にか隣にいた。 砂助「こいつは知らなければならないことだと思うが・・・」 |
アマグリ | 7/3 16:31:58 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||716 | ||
瞬竜「必要かどうかは俺が決める。お前が決めることじゃないな。」 砂助「待てよ。お前は柊兵と隼人を混同したくせに、何を言ってるんだ!?」 瞬竜「貴様には関係無い。他人の過去に首を突っ込むのは止めるんだな。お前に何がわかるんだ??そしてコイツにも。知った風な事をいうのは止めろ。」 柊兵「アンタ・・・逃げてるだけだろ!!」ついに柊兵が叫んだ。 瞬竜「・・・何だと?何も分からん奴に口を挟まれたくは無いな。」 |
アマグリ | 7/3 16:34:38 | 2220cfp2NKIFzL5ZM||642 | ||
柊兵「ああ・・・わかんねぇよ!!死んだ人のことゴチャゴチャ言って、引きずって、他人巻き込んどいて文句言う奴の気持ちなんてわかんねぇよ!!だけどな・・・そんなことして、アンタの妹は戻るのか!?」 瞬竜「・・・五月蠅いな。お前には分からぬ原理だ。いちいち口を―」 柊兵「てめぇ1人が特別じゃねぇんだよ!!皆それぞれ色々背負って生きてんだよ!!」 |
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