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5908バトルロワイアル連載＿【エラー】李亞7/3 8:13:162182cfPPkTUCF2dqo
こちらにある小説は、高見広春先生の作品である『バトルロワイアル』を自分流に再現してみた物です。
生と死の重さがまだ解らない方は読むのを止めた方がいいでしょう。

また、こちらにある小説はグロいという種類に分類されます。
血が流れます、痛いです、人が死にます。
そういったことが苦手な方も、読むのをやめましょう。
一応この小説は13禁です。そして週一更新と言うスローペース。
土曜の夜、または日曜に更新しております。

最後に。
途中でのレスはお控えください。一気に書く気が失せます。
李亞7/3 8:13:582182cfPPkTUCF2dqo||416
過去作品

名簿　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br-meibo.htm

序章　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br-zyosyou.htm
一章　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br1.htm
二章　　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/sousaku//ria/br2.htm

掲載HP　http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/
李亞7/3 8:14:132182cfPPkTUCF2dqo||272

―――ね、知ってる？歯車って、ひとつとれると他のも全部壊れちゃうんだよ。
　　　　　この前おもちゃで遊んでたら歯車1個とれちゃって、そしたらホントに動かなくなっちゃったの。
　　　　　でもねー、お父さんに新しいおもちゃかって貰ったんだ―――

李亞7/3 8:14:492182cfPPkTUCF2dqo||986


　　　　　　　　　　　　　　　　　　


―三章―


　　　　　　　　
　　　　　　　　
　　　　　　　　　
李亞7/3 8:15:42182cfPPkTUCF2dqo||803

「んー…」

だるい。

まず感じたのはそれだった。
酷い疲労が身体に充満してる様な感じ。
私は机に突っ伏したまま、その場で息を吐いた。
そこで気付く。


―――…………机って何よ。


「は？」

李亞7/3 8:15:282182cfPPkTUCF2dqo||663

身体を起こして下を見てみた。やっぱり机。
私がいつも使ってる机よりかなり古いこげ茶のタイプだった。
席は学校と同じ廊下側の一番後ろ。
夏は蒸し蒸しするし、冬は日が当たらなくて寒いという最悪なポジションだ。ちなみに、隣は日下で前は相沢。
教室を見回すと、他のクラスメートも皆同じ席で、違うところは皆揃って寝てることだけだった。
皆揃って不眠症ですか。異様に眠たくなるお年頃なんですか。なんだよ、私1人だけ仲間はずれじゃん。
小学校の頃仲間はずれはいけないって先生に教えてもらったろ？
泣くぞ、私泣いちゃうぞ。だって女の子だも……………おえっ、自分が気持ち悪い。

とまあ、そんな冗談は置いといて。

李亞7/3 8:15:512182cfPPkTUCF2dqo||824

「相沢、ちょっと起きてよ」

ガンガンガンガンと煩いほどに椅子を蹴っ飛ばし、相沢の色素の薄い髪が揺れる。
その音で何人かが起きたが、それは多分いいことだ。私仲間はずれじゃなくなるし。

「んぁッ…」

相沢は妙に色っぽい声を出しながら、そして頭をガシガシ掻きながら起き上がる。
一瞬喘ぎ声かと思っちゃったじゃないか。あー、吃驚した。
だからりーさんとかに受けだ受けだって騒がれるんだよ。

李亞7/3 8:16:162182cfPPkTUCF2dqo||569

「日比野、さっきから何なんだよ。
オレの安眠邪魔する奴は五体バラバラんなって虎にでも食われちゃえ」
「え、私安楽死希望だからバラバラは勘べ……じゃなくてさ。
ねえ、此処何処か解る？つーか学校だよね。それにしちゃ埃っぽいよ」
「あぁー？」

私が教室を再び見回すのに少し遅れて、相沢も半眼状態で教室を見回し、そして私に向き直った。

「何処だよ此処」
「…このスカポンタンめが」

一際力を込めて椅子を蹴る。ガツンと異様に大きな音がした。

そのとき。

李亞7/3 8:16:342182cfPPkTUCF2dqo||605


ガラガラガラッ


李亞7/3 8:16:522182cfPPkTUCF2dqo||338

ちょっとメジャーな音をたてて教室の扉が開く。
起きている生徒の目は全てそちらに向き、当然私もそっちを見た。
ソコにいるのは見知った…―――

「金子センセぇ？」

誰かが呟いた。
うん。確かに今、この古びた教室に入ってきた見知った影は紛れもなく副担任の金子 千秋先生で。
顔も仕草も歩き方も全く同じ本物。
でも、この状況で浮かべる微笑はどこか異質で怖かった。

李亞7/3 8:17:82182cfPPkTUCF2dqo||847

「はーい皆、おっはー。ほら、さっさと起きて頂戴。
近くの子が寝てたらちゃんと起こしてあげてねー」

些か時代遅れの挨拶をし、パンパンと手を叩きながら指揮を取る。
金子先生の言葉に、近くで爆睡している生徒を起こす者がちらほら。
相沢も、斜め前の席で寝ていた遠野を起こすべく席を立ち上がっていた。
私も日下を起こそうと思ったが、奴は既に起床済み。
常に無表情で暗い奴だが、寝起きは良い方と見たり。

元々起きている生徒のほうが大多数だったので、一、二分もすれば教室中の生徒が金子先生の方を向いた。
小さい声で囁きあっている生徒もいない。ホントに珍しい事だ。

李亞7/3 8:17:502182cfPPkTUCF2dqo||825

「で、皆が今一番知りたいのは自分達が何処にいるかってコトだと思うけどー…」

先生はそこで一旦言葉を切った。
数人の生徒が金子先生の言葉に同調するように頷く。

李亞7/3 8:18:42182cfPPkTUCF2dqo||691

「此処は皆が修学旅行で来た鹿児島県内の海にあるトカラ列島の中のひとつ、臥蛇島って所よ。
面積約4km2で周囲約9km。東シナ海に面してる小さい島ね。
昭和45年に村人が全員去ってからは無人島なんだけど、一応いくつかの建造物はちゃんと残ってるの」

言いながら、先生は臥蛇島って所の地図らしい物を広げ、黒板に貼った。
島の中央には御岳と書かれた山が聳え、島の周りには楠久浜・平瀬崎・岩屋崎と書かれている。

「で、場所が解ったら此処にきた目的よね。
はい、じゃあ先生回りくどい言い方とか嫌いなので率直に言いますがー」

李亞7/3 8:18:202182cfPPkTUCF2dqo||288


ゴホン


李亞7/3 8:18:302182cfPPkTUCF2dqo||350

先生がわざとらしい咳をして教室を見回した。
皆に話を聞いてもらいたいときにやる一種の癖だ。

李亞7/3 8:18:572182cfPPkTUCF2dqo||531

　　　　　　　　　　

「今日は皆さんに、軽く一発殺し合いでもしでかしてもらおうと思います」

　　　　　　　

李亞7/3 8:19:92182cfPPkTUCF2dqo||798

教室の中が静まり返ったのは言うまでもなく…
私を含めて誰もが自分の耳を疑ったのも言うまでもないと思う。

李亞7/3 8:19:262182cfPPkTUCF2dqo||682

―後述―

コチラBRパロディ連載作成本部ございます。
三話連続グロなし。随分ゆっくりペースで進んでおります。

金子先生の開始合図の台詞はかなりお気に入りだったり。
軽く一発…ハーイ、どんな殺し合いですか先生。

ちなみに、椅子蹴り攻撃は私しょっちゅうやられます。
酷いよRちゃん。授業中にガンガン蹴るのは止めてけれ。
センセに怪しい目で見られるンはおらなんだァ(訛り風味)。

足立りょう7/3 10:23:132111cfiSDfoVMsEd2||820
グロ無し・・・・それもいいんじゃないですか？
取り敢えず。前の｢エラー｣だと、一人・・・・やめとこ。
ま、楽しみにしてます。ファイト＾∀＾ｂ
sIs7/3 14:43:432182cf9tXTCvemDjk||738
ハイ先生、トカラ列島じゃなくて十島列島だと思います（ぁ）

前半部分は、バトロワが始まるとは思えない程のどかで、田舎の学校の一場面らしき感じでした。
つーか金子先生、怖いです。軽ーくって。

何が言いたかったかは置いといて、次章も期待しています。
★シュカ★7/3 17:54:372191cfdn.JjLRTAOc||705
こんにちは。
序章、一章、二章見ました。
おもしろかったです＾＾
金子先生こわい・・・。

次も楽しみです（≧∀≦）
李亞7/4 18:37:122182cfPPkTUCF2dqo||333
▼足立りょう殿へ

こんにちは。レス遅くなって申し訳ないです。

グロなしおｋですか。いや、でも一応バトルロワイアルパロなのでグロないとやってけませんよ。
あー、前はすぐ死んでましたね。計画性ないもんで。
グロにちょいと弱い方はそこらで止めといた方が無難ですね。

んー・・・四章が書けません。こりゃもうどうしましょうね。だはは。
李亞7/4 18:43:42182cfPPkTUCF2dqo||267
▼寿司殿へ

ホント返信遅れました。どうもスイマセン。お詫びに切ぷ【以下略】
ハイ生徒。yahooで検索したらトカラ列島って出たからトカラでいいんです。
yahooこそ我の全てじゃ。ぬぉお(棒読み必至)

前半は書いてて楽しかったかな。
いや、グロも楽しいんですけど、やっぱほのぼのですよね。

金子先生のモデル、実はσ(´Д｀me)のガッコのセンセです。
嫌に軽いんです。あの人。挨拶してもおっはーとか言ってくるし。
そのくせ笑顔だけは素敵と言う無敵スキルを持っております。

次章期待しないでくださいorz　ぶっちゃけ二行しか書けてませんorz
李亞7/4 18:45:382182cfPPkTUCF2dqo||161
▼シュカ殿へ

こんにちは。ホントもう3人もいたのに何してんだろ。
マジ返信遅れました。あー、これ言うのも3回めだわorz

あたぁ、全部みましたか。なら今すぐ目を洗ってくることをお勧めします。
この小説には感染性の肺結核が含まれていまして、実は目から感染するという吃驚病原体。
汚染されるのでお気をつけを。

金子センセは怖いってイメージついちゃいましたね。
アイタ、好きなの私だけですか。

んー…次は…まあ、うん。頑張ってみます。
雷木7/4 21:36:422021cfER1bBh1zyxU||376
ついに、本編が（・∀・）
と思ったら、いいところで区切りやがってorz
目ビームするぞ、目ビーム
ってのはおいといて、金子先生かすかに笑ってるのが怖かった。
リング2はどっちかつうと、なんか気持ち悪かった

こっちの先生は胸パットがずれてるせいか、乳首が二つに見･･･（強制終了
ぁ、管理人さんに、猛アピールしちゃったかな?

はい、次回期待してます
MOON7/6 18:3:522221cf2FebcCOqBqM||162
遅レスですがはたして見てらっしゃるでしょうか。
今回も面白かったです。全体的にすごいノリです（何
相沢くんの喘ぎ声（違う）というか寝起きボイスにドキッとした
のは私だけ・・・ですよね（当然

自分的には金子先生、けっこう好きです
というよりマトモな先生なんて日本にいないと思いますから（酷

色々おかしな事言いつつ続き楽しみにしております。

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