5966 | 琉鹿絵巻〜巻ノ三〜 | mimoza | 7/9 15:15:6 | 2191cfz6tUCpbgnvA |
一話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5834.html 二話:http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5886.html です☆ 今回は、鈴香の素性が明らかになります。 ・・・多分(ぇ |
mimoza | 7/9 15:23:26 | 2191cfz6tUCpbgnvA||376 | ||
琉「何なんだよ、これは・・・?」 俺は、鈴香から、手渡された、食べ物と見えなくもない シロモノを見て言った。 鈴「味噌汁。」 琉「じゃあ、中に入っているこの赤いものは?」 鈴「スイカ。」 琉「・・・。 あのなぁ、食べ物には、組み合わせというものが、あるだろっ スイカ好きなのは、分かるが、食べる方の身になれよっ!」 |
mimoza | 7/9 15:30:21 | 2191cfz6tUCpbgnvA||335 | ||
鈴「だって、スイカ美味しいじゃんっ」 悪びれる様子も無く、鈴香は微笑む。 この鈴香という、異常気象が俺を襲って早一ヶ月。 確かに、こいつのおかげで、妖怪退治の依頼が 来るようになったのは、事実だ。 だが、こいつの作る料理は、意外と腹持ちがよく、 生命維持が出来ることだけがとりえの、 とんでもない料理で、俺は、いつも死にそうである。 |
mimoza | 7/9 15:36:19 | 2191cfz6tUCpbgnvA||219 | ||
琉「どんな育ちかたしたんだか・・・。 ・・・親の顔が見てみたいぜ。」 俺が、そう言うと、鈴香はなぜか目を輝かせる。 琉「な、なんだよ?」 鈴「ねぇ、じゃあさ、あたしの家に来る?」 琉「は?」 俺は、この時、目が点になっていたことだろう。 ・・・どういう話の流れで、そうなったんだ? |
mimoza | 7/9 15:47:20 | 2191cfz6tUCpbgnvA||989 | ||
鈴「いや、たまには、弟子3号の願いも聞いてあげようと思って。 家に来れば、おとーさんがいるよっ」 琉「別に、お前の親に会いたいって意味で、言ったんじゃねぇしっ! てか、なんでその前に言った、食べ物の組み合わせを 考えろっていう、切実な願いは、聞かねぇんだよっ!」 虎『行ってくればええやん。せっかく鈴香はんが言ってくれたんやから。』 涼『そうよ。家の番なら、私たちがするから。』 猫又の虎珠と、幽霊のお涼が言う。 |
mimoza | 7/9 15:54:42 | 2191cfz6tUCpbgnvA||165 | ||
琉「お前らに家の番が出来るとは思えねぇが・・・。 って、そんなことを心配しているわけじゃねぇよっ!」 鈴「じゃあ、たまちゃんと涼さんがそう言ってくれたことだし、 いきましょうか☆」 琉「俺の意見は無視かっ!」 というわけで、皆のいらない親切のおかげで 俺は、鈴香の家に行くことになってしまった。 |
mimoza | 7/9 16:4:11 | 2191cfz6tUCpbgnvA||967 | ||
賑やかな町を、俺たちは歩く。 特に会話も無く、鈴香は俺の前を歩いている。 ・・・俺はいったい何をしてるんだろ。 俺は、火事で両親を失っている。 だから、はっきり言って、気は乗らない。 というより、嫌である。 鈴香は、そんなこと知らないだろうから、 しかたないが、幸せそうな彼女を見ていると、 嫉妬心が渦巻いてしまうのだ。 そして、そんな自分への自己嫌悪にとらわれる。 |
mimoza | 7/9 16:11:37 | 2191cfz6tUCpbgnvA||162 | ||
しばらく行くと、神社が見えてきた。 ・・・こんな所に、神社があったのか。 帰りに、ちょっとお参りにでも行くか。 そう思ったときである。 鈴「着いたよ☆」 え・・・?それじゃまさか・・・。 鈴「あたしは、この御代神社の巫女だよっ」 えぇっ!? |
mimoza | 7/9 16:17:7 | 2191cfz6tUCpbgnvA||688 | ||
琉「・・・お前・・・巫女・・・だったのか?」 鈴「うんっ」 こんなやつが、神に祈りを捧げているなんて・・・。 世も末というか、なんというか・・・。 鈴「じゃ、入ろうか☆」 鈴香は、俺の内心を気づくはずも無く、 どんどん、歩いていく。 |
mimoza | 7/9 16:28:10 | 2191cfz6tUCpbgnvA||652 | ||
鈴「おとーさんっ!たっだいまぁ〜」 すると、神主が出てきた。 神主がおとうさんと呼ばれるなんて・・・異様な光景である。 神主「おかえり。鈴香は元気でよいな。 ・・・おや、その少年はだれかな?」 鈴「琉鹿だよ。あたしの弟子3号っ」 琉「な!?その説明はちょっと・・・。 弟子じゃないですよっ 神主さん。」 |
mimoza | 7/9 16:36:11 | 2191cfz6tUCpbgnvA||14 | ||
神主「そうかそうか、鈴香に新しい弟子ができたか。 よかったな。」 俺の話、聞いちゃいねぇっ! 神主「わが娘ながら、たいしたものだ。 ふぉほっほっほほっ・・・っ・・ゲホッゴホッ。」 むせたーっ!?・・・大丈夫か、この人・・・。 なんか、鈴香と属性が一緒だ。 親子だな・・・ホントに・・・。 |
mimoza | 7/9 16:44:13 | 2191cfz6tUCpbgnvA||198 | ||
神主「ゴホン・・・。 だが、鈴香の弟子になるには、 ある程度の能力がなければいけないからな。 だから、私が、能力があるかどうか、調べてやろう。 私に認められたら、正式な‘鈴香の弟子‘にしてやろうっ!」 琉「いや、べつに弟子になりたいわけじゃ・・・。 てか、むしろ弟子から脱したいんですけど・・・?」 神主「問答無用っっ!」 ・・・俺の運命はいかに・・・。 |
mimoza | 7/9 16:49:25 | 2191cfz6tUCpbgnvA||669 | ||
はい、今日はここまでですっ 読んでくださってありがとうございますww 変な展開ですみません・・・。 いや、自分でも制御ができずに・・・。 しかも、御代神社が実在しちゃったら、神の裁きを受けそうだな。。。 ・・・あんな神主やだな。(自分でゆうなよ ま、まぁ、できれば次回もよろしくお願いしますっ |
キーア | 7/9 18:27:8 | 2191cfal3PWP8VtfE||412 | ||
キャ〜鈴香〜 味噌汁にスイカだなんて(オエッ それにしても琉鹿誰にも 話聞いてもらえてなかったね・・・ 次回どうなるんでしょうか!! |
リーナ | 7/10 11:37:4 | 2221cfBq2t2EM/nm6||396 | ||
鈴香… 親に似ちゃってますね、悪いところまで。(コラ もしかして、親も西瓜をいろんな料理に入れてたり…(ァァァ 面白いですw 琉鹿の運命は…西瓜食べ放題の店に連れて行かれるかも(ェェェ 次も見ます^^ |
mimoza | 7/10 12:54:38 | 2191cfz6tUCpbgnvA||836 | ||
2人とも、いつもありがとうございます☆ この小説って、まともなキャラが琉鹿しかいないという、 デンジャラスな小説だからな・・・。 琉鹿、かわいそうですよね(←書いた人がゆうなよ ・・・そのうち、琉鹿もいいことあるさ(ぇ 琉鹿を応援してやってください〜 |
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