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5979短編[sync]sync7/10 14:24:242191cf7rfq7JoYcXo
短編です。では早速逝くぜ(#゚Д゚)フォルァ

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始めはなんとも思ってなかった

彼なんて何処にでもいる男の一人だと思っていた

いつも私にくっついてきてきたけど

あのときの私は、彼を冷たく突き放した

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半年くらい前のことかな

彼が他の女の子と話をしているのを見たとき

急に胸が痛くなった

これが『好き』ってことなんだな、って

初めて分かった

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それから私は彼のことをよく見るようになった

けれども彼は、全然振り向いてくれない

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愛してる、って気持ちが強くなるほど

彼を見ていて耐えられなくなってくる

彼は気づいても知らないふりをしているかどうか

それさえも全然分からない

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私は、彼に振り向いて欲しくて

いろいろ目立つこともやった

髪を染めてみたし、スカートも短くしたし、

でも全然、彼は振り向いてくれない

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それでも、たまに眼が合うことがあるけど

取り乱しちゃって、

今日の私、カッコ悪かったなーって、自己嫌悪しちゃう

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もう、アイツなんて知らないって思っても

彼と出会っちゃうと

彼のことしか見れなくなる

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彼に告っちゃおうと思っても

ふられるのが怖くて

カッコ悪いところ見せるのが怖くて

全然話かけられない

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彼のことを想って何度も嬉しくなった

時には、泣いたこともあった

私の願い、彼に届いて

もう、私をこれ以上悲しくさせないで

sync7/10 14:28:262191cf7rfq7JoYcXo||242


       糸冬〜了〜

sync7/10 14:33:92191cf7rfq7JoYcXo||176
続きません。
あと、庵のことsvncって呼ぶの止めてください
正確には[sync]です


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