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6011【ティータイム】李亞7/14 18:34:292182cfPPkTUCF2dqo
バトルロワイアルうp日までまだ結構時間があり、土曜日は外出するのでうpできず。
土曜日の間に結構スレ流れるかな、とか思って短編を掲載いたします。

恐らく不発ギャグ満載で、ナンパな主人公と驚き・突込み要員なヒロインのお話。
そして短編ファンタジーという無理矢理すぎる設定だったり。

色付け・文字サイズ修正などを施した完全版は
http://kamakura.cool.ne.jp/kadukiria/
に掲載してあります。
多分そっちの方がマシだよ、うん。

コピペ中のレスはお控えください。

李亞7/14 18:34:522182cfPPkTUCF2dqo||994

「お嬢さん。オレと素敵なティータイムでもいかがかな?」
「え?」

明るい太陽の下で、夕食の買い物を済ませたときだった。
パンと野菜が複数入った買い物籠をぶら下げた、いかにも庶民で貧乏そうなオーラを漂わせている私に声をかける人がいようとは吃驚だ。
しかもそれが…

「…兵隊さん?」

王直属部隊の制服(寧ろ鎧?)を着た兵隊だったなんて、誰が想像できようか。


李亞7/14 18:35:232182cfPPkTUCF2dqo||280


         


ティータイム


         



李亞7/14 18:35:572182cfPPkTUCF2dqo||929

「そうそう、オレこう見えても第一部隊の副隊長なの。
でさ、奢るからそこ等の店でお茶でも飲まない?」
「…遠慮しておきます」

控えめに且やんわりと断った。

この奇妙な銀髪オニーサンが第一部隊の副隊長?うっそだぁ。
第一部隊副隊長って言えば、あのディーティス・ウェグナガン氏だ。
自分の鎧が血で赤くなるまで戦っちゃうっていう、あの…ある意味男の憧れが―――

「えー、遠慮なんてしなくていいからさぁ」

こんなヤツでいいんですか?


李亞7/14 18:36:492182cfPPkTUCF2dqo||494

「じゃあ拒否します。全身全霊をもって
「え、是非ともお供させていただきますだって?よっし、いい手ごたえだ!
じゃあお嬢さん。オレいい店知ってるからそこ行こうか」
「ギャー!現実を見ろお前ッ!そんな事何処のマウンテンゴリラが仰った!」
「君だろ?」

おいこら

うぉおい!それ遠まわしに私がマウンテンゴリラっつってるのと同じだよ!しかも笑顔で!
訂正しろこのロンゲ野郎!」


李亞7/14 18:37:402182cfPPkTUCF2dqo||215

ゲシゲシと自称第一部隊副隊長様の足を蹴りながら必死で逃げる策を練る。
辺りは人だらけで、無闇に逃げられやしない。
しかも皆私等の周りに集まってギャラリーと化しているので尚更だ。
本当なら見せ物じゃねェんだよ馬鹿めッ!なんて叫んでるところだが、
そうすると私の清いイメージがガラガラに崩れるので却下。

さてさて、この状況の打開策は…


李亞7/14 18:38:342182cfPPkTUCF2dqo||844

「まあまあ、そうカッカしないで。ほら、行こうぜ」
「はーい……じゃねぇよッ!!なんで私がお前と楽しい三時のお八つ時間を過ごさなきゃなんねぇんじゃボケッ!」
「いーじゃん。ほら、ケーキでもパフェでも奢ってやるからさ」
「……パフェ?」

今の言葉に、ぐらりとキた。

「オニーサン、バニラアイスが三つ入ってるチョコパフェが食べたい」
「よぉっしきた!」

銀髪オニーサンはにっこり笑うと私の手首を掴んでギャラリーの間を進んで行く。

安物の買い物籠は、人にぶつかり押されたりで、中のパンと野菜諸共潰れ掛けていた。


李亞7/14 18:38:552182cfPPkTUCF2dqo||205

     



    


李亞7/14 18:39:162182cfPPkTUCF2dqo||782

「…美味しい」
「そーだろそーだろvここオレのお気に入りなの」

声をかけられた場所から5分ほど歩いた路地にある喫茶店。
そこがオニーサンのお気に入りのお店だった。
店内は案外広くて綺麗だが、外は酷い物だった。
蔦は這ってるし看板は斜めにずれてるし、窓が無いので内装がよくわからない。
オニーサン曰く、此処のマスターは変わり者なんだそうだ。

「マスター、チョコケーキひとつ追加ね。すンげーでかいの希望!」
「バーカ、ウチは作り置きだから大きさ指定はできねぇんだよ」
「じゃあふたつでいーや」


李亞7/14 18:39:422182cfPPkTUCF2dqo||689

チョコレートソースのかかったバニラアイスを口の中で溶かしながら、オニーサンとマスターのやり取りを眺めていた。
なんだかこのオニーサン、随分と大食いだ。
ショートケーキとチーズケーキをふたつずつ、モンブランをひとつ頼んでたはずだぞ。
私がパフェ半分も食べないうちに全部平らげちゃって。
胃袋解剖するよ。麻酔なしと包丁のコンボで

「それね、新作なんだ。二週間くらい前に出たばっか」
「ふぁ?」

あ、しまった。
スティックチョコレート、二本いっぺんに食べるんじゃなかったな。
変な声がでた。


李亞7/14 18:40:12182cfPPkTUCF2dqo||572

「でさ、オレここ来るとどーにもケーキ食っちゃって、それまだ食ったことないんだよね」
「そーなんですか」
「そーなんですよ」

ここで会話が一時中断されたが、頬杖をついてじっとこちらを見られているのでどうにも食べにくい。
パフェに内蔵されたバニラアイスを口へと運ぶ手を一旦止めた。

「…オニーサン、何?」

食べにくいんだけど、と付け足すと、オニーサンは不意に笑顔になり、

「一口頂戴v」

なんてのたまった。


李亞7/14 18:40:522182cfPPkTUCF2dqo||921

「…そうすると、俗に言う関節キスになるんだけど」
「うん、それが狙殺すぞこら」…って言うのは嘘でー」

嘘をつけ

明らかに目が泳いでるぞオニーサン。声も裏返ってるぞオニーサン。
別に自意識過剰なわけじゃないけど、今のは絶対嘘だろう。

「じゃあ、新しいスプーンで食うからそれでいい?」
「…一口だけなら唾液つかないし、別にいいよ」
「うっわぁ、酷い言い草」


李亞7/14 18:41:502182cfPPkTUCF2dqo||863

カラカラ笑いながら、オニーサンはマスターにスプーンひとつ、と叫んだ。
程なくして、チョコケーキとともにスプーンがやってくる。
オニーサンは、自分で頼んだチョコケーキより先にスプーンをとり、

「いただきまーす」

がっぽり持って行きやがった

「…」

だが、一応奢ってもらっている分際なので何も言えず。


李亞7/14 18:44:82182cfPPkTUCF2dqo||780

「うん、確かに美味しいな」


ぺろりと口周りを舌で舐め、満足そうに微笑むオニーサン。
いやー、この人真性甘党だわ。血糖値滅茶苦茶高そッ…

「ね、ついでにもう一口頂だ「駄目

何のためにスプーンをもうひとつもらったと思ってるんだ。
いくらオニーサンが金出すからって、関節キスは嫌なんだぞ。
私は絶対綺麗な身体のまま結婚式を迎えるんだから。

李亞7/14 18:44:262182cfPPkTUCF2dqo||805

「けちー」
「何とでも言ってください」

オニーサンの所為で半分ちょっとに激減したパフェを突きながら鼻を鳴らした。
オニーサンはそんな私を見て“まーいいや”なんて言うと、チョコレートケーキを切り分けていった。

その最中。

「ディーティスッ!」
「うぉッ」

バァン、なんて景気のいい音と共に、金髪の少年と茶髪の少女が店に殴りこんできた。
少年少女と言っても、少年の方はもう青年になりかけていて、背も高い。
そんな事より、


李亞7/14 18:45:02182cfPPkTUCF2dqo||84

「ディーティス?」
「あ、それオレの名前ね。知らなかった?」
「いや、知ってたけどさ」

まさか、本当に第一部隊の副隊長だったとは思いもよらず。

「またこんなとこで女引っ掛けて!訓練の最中に抜け出すってお前最低!」
「やぁっだリヴェちゃんったら、そんなに怒ると血圧上がるわよぉ」
キモいッ!

ゴツッ、と嫌な音がした。


李亞7/14 18:45:552182cfPPkTUCF2dqo||30

「ほら変態、さっさと帰るわよ」
「えー!今せーっかくいい所まで行ったのに!
そしてオレはまだチョコケーキ食ってる途中だ!」
「…ここは持ち帰りOKだろ。それに、彼女お前の心配なんてしてないって」

ごもっとも

金髪の少年(通称リヴェちゃん)の仰るとおり、
オニーサンが暴行を受けているにも拘らず、私は延々とパフェ突っついてました。


李亞7/14 18:46:532182cfPPkTUCF2dqo||529

「オニーサン、忙しいんだったら帰ったほうがいいよ。
あ、でもパフェ代払ってってね。私お金持ってきてないし」
「げ、そこちょっと冷たいぞ!こういうときは“割り勘にでもする?”とかニッコリ笑顔で相手の財布に気を使いながら尋ねる物なのに!」
「ディーティス、お前言ってる事意味不明」
「ふふっ、何考えてるのか常人には解りかねる下等な下半身生物はさっさと隔離しないといけないわね。
さーてッ。帰ったら何してくれようかしら」

何をする気だお前


李亞7/14 18:47:322182cfPPkTUCF2dqo||361

なんだか口に出して言うと生命の危機が訪れる予感がしたので、心の中で突っ込んだ。
この少女から只ならぬオーラが生まれてる気がする。そう、笑顔で人を射殺すようなオーラが。
微笑みの爆弾が数十個投下された店内にいればきっと私も殺られるだろう。
そうなる前にパフェを食べて帰らなければッ。

妙な使命感に駆られた所で、パフェを食べる手を早めた。


李亞7/14 18:48:172182cfPPkTUCF2dqo||881

「ほぉら、さっさと帰って地獄にでも小旅行しましょうねv
背中はあたしがどついてあげるわ」
「え…遠慮させていただきま…」
「マスター、このケーキ持って帰るから用意よろしく」
あいよ
マスタァァアァアア!

必死の形相でちょび髭が素敵なマスターに縋りつくオニーサン。
するとマスターは白い歯をキラりと光らせ、

「グットラック!」

と親指をおったてた。


李亞7/14 18:48:432182cfPPkTUCF2dqo||242

そこで丁度パフェを食べ終わり、潰れ掛けた買い物籠を手に持つ。
茶髪少女に襟首を捕まれて怯えているオニーサンを一瞥した。
別に放っておいても大丈夫だろう。
……多分。

足早にドアに近づき、取っ手を引いた。
風が頬をかすめる。
そこで、

「おじょーうさん!」

背後から声。


李亞7/14 18:49:102182cfPPkTUCF2dqo||563

「オレさ、毎週土曜は大抵此処にいるんだ。
土曜日に、パフェ食べたくなったらいつでも奢ってあげ「来週の土曜日まで生きてられるかしら

オニーサンの笑顔の横で、茶髪少女が爆弾発言。
地獄への小旅行とか、生死に関わることなのか。危ないぞそこの少女。

「…考えとくね」

ドアを閉めたとき、中でカランと音がした。


李亞7/14 18:49:352182cfPPkTUCF2dqo||640

んー…土曜日の予定、埋まっちゃったな。
キャシーさん家でケーキ予約してたけど、日曜日にしてもらおう。

そんな事を思いながら、私の足は家と反対方向へ向かって行った。


李亞7/14 18:50:272182cfPPkTUCF2dqo||955

―後述―

中指が痛い中必死で打ち込んでました。
完全オリジナル設定ファンタジー(短編)とか、初めて書いたんでぶっちゃけ微妙。
えー、本来ならばディーティスさん・リヴェちゃん・茶髪少女は長編のキャラクターなのです。
しかも長編の主人公はリヴェちゃんだよ。ネタバレするから本名明かせないけどね。
ディーティスさんは迷脇役なのですが、書いてて楽しいキャラなので使ってやりました(ぁ)。
ちなみにヒロインさんは執筆予定の長編とは全く関係ありません。

今回久々にギャグ書いたかも。
ちょっと疲れたわ自分。

5円玉7/14 20:59:32182cfRUvPz7oIbC.||361
序盤、ホテル行くかなと思って見てたんだけどガックリしました
(´Д`川)

李亞7/14 21:9:62182cfPPkTUCF2dqo||459
(;´Д`)チビでホテルはねーっぺよ。即スレ消されるだぁ。
いや、ディーティスさんは白昼堂々ラブホに誘うようなキャラだけどね、うん。

希真7/14 21:55:462212cftEjum/3qzwA||616
読ませて頂きました。
一言で言うと、「とっても面白かった」です。
ディーティスさんが、結構好きなタイプだったので、ホントに楽しかったですね。
主人公の女の子や、茶髪少女の突っ込みも、すんごく笑えました。

5円玉様>ホテルなんて、言っちゃぁダメじゃないスか。
青少年が、親に聞いちゃいますよ。「なんでホテルに行くの?」って。
まぁ、そこまではいいですけど、李亞さんの、
「チビでホテルはねーっぺよ。」と、「ラブホ」発言は、
爆弾に火ィつけたみたいなモノですよww
まぁ、読んでて面白いんですけどねw
それでは長々とこんなに書いちゃって・・。ご迷惑おかけしました。

李亞7/15 15:24:302182cfPPkTUCF2dqo||32
▼希真殿へ

初めまして。とっても面白かったなんてスンゲ勿体無いお言葉ありがとうございます。
ディーティスさん好きなタイプなんですか。
ちょっと吃驚です。ヘタレた虐められっ子キャラなんて人気でないとばっかり思ってましたから。
名無しの女の子は思考がちょっと別世界に飛んでて、茶髪少女は黒い世界の住人です。
二人とも、現実にいたら関わりたくない人種1ですね、ハイ。

ラブホ発言ヤバかったんだorz大変、早く水を持ってこなくちゃ。

いや、長い感想は貰うと嬉しいので、迷惑でもないです。
また書いてくだs【ry】

メロディ7/17 10:50:412111cflLwAb5zVZEQ||399
なんだか大人的ですね〜・・・w
あ、そかw大人ですものねw

いやー、顔が画面にくっつきそうでヤバかったw
視力落ちたかも・・・ヤバ。怒られちゃうw(キモッ

最初に少しお話が入ってから題名がかいてありましたよね
そうゆうのってすっっっごくいいと想います!
『うわ〜〜!!格好イイ!!』ってビックリしましたよ(^m^*)ムフフ

同意です♪確かにディーティスさん好きなタイプっぽいです(‐`*)ポッ
顔とかはわからないですけどなんかおもしろそうな所がw

とっても楽しいお話ですよね^^
次回があるならば絶対見たいですね^^


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