6019 | 〜オバちゃんはエージェント!?〜第三十三話〜 | OBATYAN | 7/15 21:34:53 | 2192cfSsjm/.A8kSA |
第三十話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5661.html 第三十一話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5734.html 第三十二話 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5807.html 書くのが遅れましたが宜しくお願いしますm(__)m ↑の話を読んでから三十三話を読んでください。 |
OBATYAN | 7/15 21:57:49 | 2192cfSsjm/.A8kSA||720 | ||
〜第三十三話〜 広子「教官付いてきて〜。パロとネギは別方向から攻撃を・・・」 反乱軍兵士が米軍と応戦して、広子を援護している間に広子達は巨人センチネルに攻撃を仕掛けた。今まで反乱軍兵士を殺していたセンチネルは振り返って広子達に狙いを定めた。 広子「隠れて!!」 広子達はとっさに近くにあった砂袋とブロックで作られた塹壕に隠れた。そのおかげでセンチネルの強力な武器、ヘビーマシンガンの一斉掃射に遭わずにすんだ。 坂本「あの弾丸に当たったら最後、あの世逝きやで。」 広子「ここもいつまで持つか・・・」 センチネルは塹壕にむかって惜しみなく撃ってくる。 |
OBATYAN | 7/15 22:3:57 | 2192cfSsjm/.A8kSA||542 | ||
マシンガンのマガジンを使い切ったのか、一旦銃撃はやんだ。 広子「今や!!」 広子はアサルトライフルの引き金をマガジンを装填しようとしているセンチネルにひいた。 センチネル「ウウゥ・・・」 センチネルは怯んでマガジンを落とした。それでも広子は撃ち続け、マガジンが無くなるまで撃った。 広子「弾切れか・・・それっ!」 広子は腰のベルトにつけていた手榴弾を2つ放り投げた。 ドカーン!! 土埃がたって一瞬しんとした。 |
OBATYAN | 7/15 22:18:8 | 2192cfSsjm/.A8kSA||699 | ||
センチネル「ヌァァ〜!!」 土埃の中から皮膚が所々剥げたセンチネルが拳を振り上げて襲ってきた。近くの反乱軍兵士が殴り殺され、塹壕も破壊された。 広子「撃って!!」 広子は今度は短銃身ショットガンでセンチネルを攻撃した。 センチネル「ゥゥ・・・」 センチネルは体のバランスを保てず、倒れた。 広子「よっしゃい!!」 だが米軍の勢いはとどまる事を知らなかった。センチネルが倒れてもなお援軍が到来し、広子達は基地に撤退するしかなかった。 |
OBATYAN | 7/15 22:25:58 | 2192cfSsjm/.A8kSA||420 | ||
同時刻:カンザスの米軍臨時基地 研究員「中佐、センチネルが倒れました。」 メルセデス「所詮試作段階。仕方ないわ。援軍を要請しなさい。世界最強の武力を持つ米軍に戦いを挑むなんて・・・どうかしてるわ。」 メルセデスは煙草をもう一本吸った。 兵士「中佐、ファブスター長官がお見えになっています。」 ハマーから降りてきたのは補佐官のSP1と付き添いのスペンス少佐、アンジェラ秘書だ。 ヘイゲン「作戦は上手く行っておるかな?」 ヘイゲンはメルセデスに話しかけた。 メルセデス「これはこれはファブスター長官。こんな田舎町にようこそ。」 |
OBATYAN | 7/15 22:31:51 | 2192cfSsjm/.A8kSA||158 | ||
ヘイゲン「挨拶は結構。」 メルセデス「戦力の1つであったセンチネルは倒れましたわ。ご愁傷様です。」 ヘイゲン「中佐はセンチネルの本当の力を知らぬようだな・・・」 ヘイゲンは話し始めた。 ヘイゲン「奴の攻撃力・防御力は然る事ながら、独自のヒーリング能力も持ち合わせておる。つまり、一度倒れても自動的に超回復するのだ。見ておれ・・・」 パソコンに写ったセンチネルのサーモグラフィはどんどん赤くなり、再び立ち上がった。 ヘイゲン「マイクを貸せ。」 SP1「はい。」 ヘイゲンは全軍に行き渡るスピーカーに通じるマイクを手に取った。 |
OBATYAN | 7/15 22:39:20 | 2192cfSsjm/.A8kSA||395 | ||
ヘイゲン「全軍に告ぐ、油断せず攻撃の手を緩めるな!敵軍の殲滅は目の前だ!臆せず武器を手に戦え!戦って勝つのだ!」 ヘイゲンは大声を張り上げた。 ヘイゲン「マイクを切れ。」 SP1「はい。」 ヘイゲンは近くの椅子に座った。 メルセデス「それでは私が戦地に赴きましょう。一行に埒が明きません。私の側近と共に・・・」 ヘイゲン「好きにするがいい。君の戦地だ。」 メルセデスは煙草を灰皿に押し付け、日本刀『阿修羅』とマシンガン、拳銃を持ってジープに乗り込んだ。 |
OBATYAN | 7/15 22:49:53 | 2192cfSsjm/.A8kSA||542 | ||
同時刻:反乱軍基地 トクガ「基地のシールドが持ちません!砲台と塹壕からの攻撃で何とか持っていますが、いつ崩れるか・・・」 広子「諦めたらあかん!諦めたら最後・・・」 どんどん駆り出される兵士達に武器を渡す美樹や宏、夫の正。彼らを見ていると無駄死には絶対に避けたい。広子は弾切れのショットガンを置いて、アサルトライフルのマガジンを持ってきた。 通信兵「たったいまルノー氏からメッセージが届きました。」 トクガ「メインスクリーンに映せ。」 大富豪ジャックルノーがスクリーンに映り、メッセージを発した。 |
OBATYAN | 7/15 22:56:33 | 2192cfSsjm/.A8kSA||510 | ||
ルノー「前から購入していた戦闘機をそちらに輸送した。裏ルートで手に入れたものだ。戦闘機は7台。これで航空攻撃部隊を編成してくれ。反乱軍の勝利を祈る・・・」 広子「ありがたいなぁ〜。」 パロ「そういえばネギさんは元空軍兵士でしたよね?」 ネギ「ええ、まぁ・・・」 広子「ほんなら部隊のキャプテンを頼むわ。大役やけどがんばって。」 ネギ「空軍の仲間を呼び寄せます。それで何とか・・・」 ネギは自室に戻っていった。連絡を取るつもりだろう。 広子「戦闘機が着き次第航空攻撃部隊の編成を。トクガ、後は頼んだで!」 トクガ「お任せを・・・」 |
OBATYAN | 7/15 23:7:9 | 2192cfSsjm/.A8kSA||644 | ||
広子「私とパロと教官は私の車でカンザスの敵基地を壊す。その後前進してヘイゲンの邸宅に突撃する。随時連絡するから、情報を宜しく。」 通信兵「はい。」 広子「行くでぇ〜。みんな武器と弾丸の用意を・・・」 広子は皆が武器庫に行っている間にトクガと車庫に行った。 トクガ「これが最改良したBMWです。走行をさらに強くし、レーザーサイトで機銃の命中率も上げました。」 広子「よし、行ってくる。」 パロと教官も乗り込み、シャッターが開いた。地下の基地から地上へ気付かれないように走ることが出来る。 広子「レッツラゴ〜!!」 |
OBATYAN | 7/15 23:13:5 | 2192cfSsjm/.A8kSA||976 | ||
同時刻:カンザス反乱軍基地付近 メルセデス「ジープのマシンガンで反乱軍兵士を撃って。車も。」 メルセデスは前方から走ってくる広子の車に気付いた。 メルセデス「何!まさか基地を攻撃する気?そうはいかせない!!」 メルセデスは引き返して広子達を追った。 |
OBATYAN | 7/15 23:19:20 | 2192cfSsjm/.A8kSA||38 | ||
同時刻:カンザス米軍臨時基地 兵士「長官、前方から未確認車両が・・・」 ヘイゲン「これは・・・くそ、守りを固めろ!!敵車両だ!!」 ヘイゲンは言い終わるとアンジェラとスペンス、SP1をハマーに乗せ、車を走らせた。 ヘイゲン「一旦ワシントンに戻るぞ。総司令部にな。」 ヘイゲン達が避難し終ると、ぞろぞろと兵士達は銃を構えた。しかし遅すぎた。広子の車はターボブースターで基地に突撃し、簡易門を突破した。 広子「援護するからパロ、武器倉庫と燃料倉庫の壁に爆弾を!」 パロは手際よく時限爆弾を設置した。 パロ「完了しました。行きましょう!」 広子は草むらを走り抜けた。 |
OBATYAN | 7/15 23:25:10 | 2192cfSsjm/.A8kSA||723 | ||
数分後に到着したメルセデス一行は破壊された門とコンピューター、負傷した兵士を見ていた。 メルセデス「追いかけるのよ!武器庫から武器を取ってくる。」 メルセデスは二人の側近と共に武器庫の鍵を開けようとした。しかし・・・ メルセデス「こ、これは!!!時限爆弾!!?」 メルセデスが言った頃には遅かった。何故なら爆弾のタイマーは3秒を指していたから・・・ ドッカァーン!!!!!! 米軍の臨時基地はあっけなく、そして跡形も無く吹き飛んだ。残ったのは風に舞う灰と土埃、そこらに散らばる瓦礫の山だけだった・・・ |
OBATYAN | 7/15 23:38:34 | 2192cfSsjm/.A8kSA||583 | ||
同時刻:ワシントン総司令部 通信兵「バーバラ准将、非飛行地帯に7機の戦闘機が・・・うわぁ!!」 マダム「なんてこと・・・」 ここ反乱軍殲滅作戦総司令部の指令長はヘイゲン、副指令長のバーバラ准将で現在の指令長はバーバラになっている。そして今、総司令部はネギ率いる航空攻撃部隊『フェニックス』の攻撃を受け、メインコンピューターにダメージを受けた。 マダム「ミサイルで撃ち落して!」 通信兵「やっているんですが、動きが早くて・・・」 マダム「あの方が居ない間に壊されては困るわ。守りきらなければ・・・」 マダムは険しい表情で言った。 |
OBATYAN | 7/15 23:40:17 | 2192cfSsjm/.A8kSA||722 | ||
広子達は猛スピードでワシントンに向かった。これから更なる魔手が迫ることも知らずに・・・ 続く・・・ |
OBATYAN | 7/15 23:40:53 | 2192cfSsjm/.A8kSA||582 | ||
ここで切ります。感想などお願いしますm(__)m |
ジスク | 7/18 13:59:9 | 2191cfo616wztXAqg||562 | ||
潜入任務から、とんでもない大事になってきてますね♪ これから、どんな展開になっていくのか・・・。 楽しみにしているであります。 |
OBATYAN | 7/20 15:32:53 | 2192cfSsjm/.A8kSA||387 | ||
感想ありがとうございますm(__)m 残りあとわずか?なので応援お願いします^^ |
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