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602魔剣「極」いおり♪6/1 18:43:132184cfLLIShuLI3Y6
魔王が倒れて１０００年が経ち、魔王が残した数多くの魔剣はたくさんの人の心を魅了した。
その中でも最強の魔剣を歌われたものがあった。「極」と書いて「ぎょく」と読む。
そして今、数多くの人間は魔剣「極」を求めて旅立ったのである。
いおり♪6/1 18:43:422184cfLLIShuLI3Y6||194
草むらで二人の男が対峙している。一人が無精ひげを生やした冴えない男、もう一人はこちらもひげを生やしているが、鋭い眼光を光らしていた。二人の共通点はひげの他に、剣を構えていること。いや、眼光の鋭い男が持っている物のは鞘に収められているから恐らく刀だろう。長い沈黙のあと、冴えない男が口を開く。
「我が剣は「砕」と書いて「さい」と読む。いざ参られい！」
鋭い眼光の男が言う。
「私の刀、「鋭」と書いて「えい」と読む。いつでもかかってきても良い」
冴えない男は眼光の鋭い男の言葉が勘に触ったようだ。
「ほう、ずいぶんと余裕を見せる。ならば、我から向かわせてもらおう」
いおり♪6/1 18:44:22184cfLLIShuLI3Y6||906
冴えない男が走る。それほど速いわけではないが、一気に間合いをつめて眼光の鋭い男に切りかかった。
　　　　　　　　　　　ドゴォ！！
砂煙が舞う。砂が晴れて見えてきたのは、冴えない男と粉々に吹き飛んだ岩だった。
「見たか！我が剣はいかなる物でも砕くことができる。岩もろともに吹き飛んだようだな・・・」
冴えない男が笑い声を上げる。が・・・
「その程度か・・・」
冴えない男の後ろから声が聞こえた。
「何！？貴様いつの間に・・・」
冴えない男の後ろにいたのは眼光の鋭い男、冴えない男の攻撃は瞬時に避けたようだ。
「貴殿の動きとその魔剣の能力、もう十分に見せてもらった。今度は私の魔剣の能力を見せよう」
いおり♪6/1 18:44:372184cfLLIShuLI3Y6||215
眼光の鋭い男は鞘に収められていた刀に手をかける。そして、閃光が走った。眼光の鋭い男が目に止まらない速さで刀を鞘に納めると冴えない男が持っていた剣が折れてしまった。
「い、今何をした！？太刀筋が見えん・・・」
冴えない男が叫んだ。
「これが私の刀の能力、魔剣「鋭」鋭く磨かれた刀はどんな物でも切り裂く。そして・・・」
眼光の男がもう一度、刀に手をかけて、今度はゆっくりと刀を抜いた。
「な・・・」
冴えない男が驚いた。眼光が鋭い男が持っていた刀は刀身がない、いや見えないのだ。
いおり♪6/1 18:50:362184cfLLIShuLI3Y6||379
「鋭く磨かれた刀身は限りなく細く、目を凝らしても見えないほどに細い。貴殿は太刀筋が見えんと言ったが実際は刀身じたいが見えんだけだ」
男の鋭い眼光は何もかも切り裂いてしまいそうだった。そのまま、呆然とした冴えない男を残し、眼光の鋭い男は立ち去った。
「・・・この程度ではだめだ・・・私はもっと強い剣を戦いたい！そう、最強の魔剣「極」と・・・」
眼光の鋭い男の行き先は冴えない男には知る由もない。
いおり♪6/1 18:51:572184cfLLIShuLI3Y6||258
これは思いつきで書いたので続きを書くか決めてません。ですので皆さんの意見を聞いて決めたいと思います。
おぐ6/1 19:5:482022cftO7L9oK9Tvw||215
続き読みたい☆★☆
ぜひ書いておくれ。
いおり♪6/1 19:11:592184cfLLIShuLI3Y6||959
ありがとうございます！
花枕6/1 19:16:22202cfPTJrtIlFCbg||773
おもしろいです〜
がんばってください！
マジュニア6/1 19:21:92031cf3bsMkaB7C7.||398
面白いです
いおり♪6/1 19:26:12184cfLLIShuLI3Y6||786
ありがとうございます！もう一つの小説と共にがんばって見ます
リンリン6/2 16:56:72192cf7ErwugDvzTo||246
いおりさんすごい〜＾＾
何か迫力があって、すごくかっこいい小説でした＾＾
またこれからも頑張ってくださいね＾＾
いおり♪6/3 17:59:102184cfLLIShuLI3Y6||882
ありがとうございます！リンリンさんの小説も好きです。頑張ってくださいね
くらら6/9 17:2:72191cfcrT80/P6oWM||254
続きぜひっ！！！がんばってね〜！
いおり♪6/13 16:58:282184cfLLIShuLI3Y6||296
ありがとぉ！くららも頑張ってね！

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