6029 | the・earth**世界に生きる3つの話** | どろっぷ☆ | 7/16 22:16:31 | 2195cfXoBeIf2t.ng |
はじめまして☆ 今回は、3作中の1つ 乾イタ土を送ります♪ 悲しいお話シリーズみたいな^^ ある意味見たことある人いるかもしれませんが まぁ、御心を広くして見てください!! それでは、始まり始まり――♪♪ |
どろっぷ☆ | 7/16 22:23:32 | 2195cfXoBeIf2t.ng||191 | ||
ここは、砂漠。 ある月夜の晩、レイラは、 水の音が聞こえてきた気がして・・・ 着いたのはとてつもなく大きな湖と 真ん中に咲く可憐で小さな例えて云うなら 地上の月の花・・・・・。 |
どろっぷ☆ | 7/16 22:46:5 | 2195cfXoBeIf2t.ng||66 | ||
その花は、語りかけた。 「酷く傷ついた少女・・。 私が治してあげましょう。」 その花の花弁がレイラの肌を撫でたと思った一瞬 レイラの身体光りだし、気が付いたら傷が全く無くなっていた。 「もう、自分を傷つけてはいけないですよ。 あなたは生きているんだから・・・」 レイラは、八ッとした。 そんなこと考えたこともなかった。生きていることが当り前だと思っていたからだ。 |
どろっぷ☆ | 7/16 23:6:44 | 2195cfXoBeIf2t.ng||956 | ||
その後もレイラは、その花の所に通った。 その花と居ると心が安らいでいた。 その時まではレイラは、その花の異変に気付いていなかった。 あくる日、レイラは喉が渇き、その花の周りの湖を・・・・・ ゴクッ 一気に3口分は飲んだだろう。 その花は寝ていたが、湖は、本当に小さくなり、 あと、1日分位しか無かった・・・・・。 それでも、レイラは気にせず眠りに付いた。 |
どろっぷ☆ | 7/16 23:34:15 | 2195cfXoBeIf2t.ng||147 | ||
その夜、レイラとその花は、満天の星空を見ながら語り合っていた。 「レイラは、あの星の中でどれになりたいですか??」 レイラは、1番小さな星を指差した。 「私は、レイラはあれだと思います。」 その花は、すごく生き生きとした明るい一等星を指差した。 レイラは、すごく吃驚した顔をした。 「だって、レイラは今すごく生き生きしてますもの。」 レイラは、嬉しくなって思わずにっこりと笑った。 今度は、その花が吃驚した。 今までで1回も笑顔を見せなかったレイラが、笑っているのだ。 嬉しそうに笑うレイラに思わず笑みがこぼれた。 |
どろっぷ☆ | 7/16 23:46:44 | 2195cfXoBeIf2t.ng||682 | ||
次の日、その花は、死んでいた。 周りには星の欠片と、水の渇いた跡だけが残されていた。 レイラは、自分のしたことを悔やんだ。 悔やんでも、悔やんでも、悔やみきれず、 声をあげて泣いた。 「ぅわあああぁぁぁぁ―――っっっ あああぁぁーーーーーっっっっ」 |
どろっぷ☆ | 7/17 0:2:53 | 2195cfXoBeIf2t.ng||783 | ||
頬をつたった涙は、 水溜りとなり、溢れて、 川となって流れ、 海になり、 蒸発して雲になり・・・ レイラの涙は、雨となった。 そして、少女は、眠りについた。 そのまま覚めることは無かった。 ******************************* ほら、貴方にも見えますか?? 乾イタ土の上の2つの一等星が・・・・・。 |
どろっぷ☆ | 7/17 0:7:15 | 2195cfXoBeIf2t.ng||607 | ||
いかがでしたか?? 宜しければ感想をお願いします♪♪ (特に、カーC、チセさんよろしくぅ!) |
カーヤ | 7/27 11:50:17 | 6120cf8zh/gN.j3Gs||116 | ||
気が付いたら傷が全く無くなっていた。>いつから傷があったのか??何故傷があったのか?? このへんが分かりません。 全体的には、表現が良いし、結末も良いと思います。 |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ | ||||