6066 | 〜オバちゃんはエージェント!?〜第三十四話〜 | OBATYAN | 7/20 16:59:54 | 2192cfSsjm/.A8kSA |
夏休みが始まりましたが、クラブの為、書けるのは週に一回か二回ほどになりそうです。話も終盤なので応援お願いしますm(__)m |
OBATYAN | 7/20 17:9:36 | 2192cfSsjm/.A8kSA||333 | ||
〜第三十四話〜 同時刻:ミシガン湖付近軍事研究所 警備兵「ドクタースミス、総司令部が反乱軍の攻撃を受けたそうです。」 スミス「何!こちらにも攻撃が無ければいいが・・・」 ここはセンチネルを生み出した合衆国軍事研究所。軍の最高機密である生物兵器を主に研究・開発している。ここの研究主任がドクター・マッド・スミスである。また、地下にミサイル発射場があり、いつでも発射できる。 研究員「主任、スティーブ長官がお見えです。」 スミス「応接室にお迎えしろ。」 |
OBATYAN | 7/20 17:22:0 | 2192cfSsjm/.A8kSA||301 | ||
5分後:応接室 スティーブ「お久しぶりです、ドクタースミス。」 スミス「こちらこそ、スティーブ長官。で、用件は?」 スティーブ「今日私はヘイゲン国防長官の代理で、ミサイルの発射を指揮させてもらいます。」 スミス「標的は?」 スティーブ「カンザス。それだけです。」 スティーブは煙草を吸い始めた。 スミス「ヘイゲン長官はお見えにならないのですか?」 スティーブ「最終段階の発射には立ち会うそうです。それまで私が指揮を・・・」 スティーブはすっと立ち上がり、スミスと共にミサイルサイロに向かった。 |
OBATYAN | 7/20 17:35:2 | 2192cfSsjm/.A8kSA||894 | ||
同時刻:ワシントン 広子「追手が多いなぁ〜。」 ようやくワシントンに着いた広子達だったが、ワシントン警察やスワットに追いかけられ、なかなかヘイゲンの邸宅が見えない。 坂本「あれとちゃうか?」 教官が指差す先には巨大な門があり、その奥には見上げるほどの大きな邸宅が構えていた。 広子「進路変更!警察を撒くでぇ〜。」 広子は撒きビシとスモークで警察を追い払い、ヘイゲンの邸宅に突撃した。門を壊して入り口のドアも撃ち壊し、大階段の前で停車した。 |
OBATYAN | 7/20 17:40:44 | 2192cfSsjm/.A8kSA||793 | ||
広子「邪魔するでぇ〜。」 広子は小型マシンガンを構え、車を降りた。 教官「誰も居らんな。」 パロ「手分けして探しましょうか。」 ヘイゲン「その必要はない。」 大階段の上から声を投げたのはヘイゲンだった。 ヘイゲン「この包囲から逃れられんぞ。」 いつの間にか米軍が広子たちを包囲していた。 広子「やっぱりここにおったんやな・・・」 ヘイゲン「罠を仕掛けておいたのだ。」 ヘイゲンの後ろから秘書兼護衛のアンジェラ、補佐のSP1、親衛隊が守りを固めた。 |
OBATYAN | 7/20 17:53:22 | 2192cfSsjm/.A8kSA||377 | ||
ヘイゲン「武器を捨てて降伏せよ。」 広子「しゃあないなぁ・・・」 広子達は武器を下ろし、米軍に捕らわれた。 ヘイゲン「これからお前たちは総司令部の拘置所に送られる。お前たちが司令部に着いたらカンザスにミサイルを撃ち込む。すべて計画通りだ。」 ヘイゲンは満足げに笑った。 SP1「カンザスにミサイル?そんな!それじゃあ周辺の住民が被害に・・・」 ヘイゲン「SP1、正義には犠牲が伴う。周辺の住民には悪いが、ミサイルの発射は総司令部の会議で決まった事だ。それに反乱軍の鎮圧には兵力だけでは到らん。もうスティーブ長官がミサイルサイロで指揮を取っている。」 |
OBATYAN | 7/20 18:0:20 | 2192cfSsjm/.A8kSA||508 | ||
広子「この悪魔め!!今攻撃に加わっている米軍兵士はどうなるんや!」 ヘイゲン「遺族には賠償金と勲章を与える。反乱軍鎮圧の犠牲者としてな。」 広子「あんたは人間の顔をした悪魔や!くそっ!!」 ヘイゲン「なんとでも罵るがいい。数時間後にはマーク長官のもとに行くのだからな。」 兵士達は広子達を護送車に乗せ、前や後ろを車で固めて走っていった。 ヘイゲン「いよいよ最終作戦発動の時がやってきたようだ。アンジェラ、スティーブ長官にミサイルの最終点検を始めろと伝えろ。」 アンジェラ「はい。」 ヘイゲン「SP1、私と共に総司令部へ。車の運転を頼む。」 SP1「解かりました。」 |
OBATYAN | 7/20 18:12:11 | 2192cfSsjm/.A8kSA||876 | ||
数十分後:ワシントン総司令部 兵士「バーバラ准将、反乱軍の者が3名拘置所に送られてきました。」 マダム「あらあら、落ちぶれたエージェントじゃないの。こんどこそ正式に処刑ね。電気椅子?それとも銃殺かしら?いやいや首を刎ねるのかも・・・」 広子「うるさいなぁ〜、はよ牢屋に入れんかい!!」 マダム「はいはい。牢屋にぶち込んどいて。」 兵士達は広子たちを一番奥の2重扉の拘置所に入れた。電子ロックが二つの扉についていて、警備兵も3人居る。 マダム「死までの時間、ゆっくり休むのね。」 マダムは高笑いしながら去っていった。 |
OBATYAN | 7/20 18:17:54 | 2192cfSsjm/.A8kSA||166 | ||
数分後:拘置所 広子「あぁ〜あ、どないしょ・・・」 教官「何とかなるよ。アンタに不幸は似合えへん。」 パロ「そうですよ、元気を出して。」 その時、扉からSP1が入ってきた。 警備兵「SP1少尉、何の用ですか?」 SP1「ヘイゲン長官からこの3人を部屋に呼ぶように言われた。連行させて欲しい。」 警備兵「では我々が護衛を・・・」 SP1「いや、ヘイゲン長官が私一人で連れて来いと・・・」 警備兵「それでは、どうぞ。注意してください。念のため手錠をさせていきます。鍵は少尉がお持ち下さい。」 SP1「協力に感謝する。では失礼。」 |
OBATYAN | 7/20 18:27:11 | 2192cfSsjm/.A8kSA||963 | ||
SP1は拘置所を出て、廊下を通り、司令室の隣にある武器庫に広子達を連れてきた。電子ロックをした後、SP1は口を開いた。 SP1「今まで皆さんを苦しめて申し訳ありませんでした。私はヘイゲンの一言で改心しました。反乱軍に協力させてください。今さらですが、お願いします。」 SP1は土下座して広子に頼んだ。 広子「頭を上げて。ヘイゲンがどんな人間かわかったやろ?」 SP1「はい。奴は人を人とも思わない、冷血な人間です。」 広子「それじゃあまず、手錠の鍵を外して。」 SP1「はい。あっ、それと僕の本名はジスクと言います。」 広子「アンタは悪人の目じゃない。善人の目や。」 こうしてジスクは反乱軍に入隊した。 |
OBATYAN | 7/20 18:33:46 | 2192cfSsjm/.A8kSA||178 | ||
広子達は武器庫から自分達の武器を取り、司令室に突撃した。 警備兵「貴様ら、拘束されていたんじゃ・・・ウワッ!」 広子達は各々の銃で兵士達を攻撃し、降伏させた。 広子「パロ、メインコンピューターの電源を落として。」 マダム「その前にあんた達の息の根を止めてやるわ。」 マダムは愛用の傘で広子たちを追い詰めた。しかし・・・ 広子「おりゃ!!」 広子がマダムの隙を着いて蹴りを入れ、傘を飛ばした。 マダム「素手で相手になってやるわ!」 マダムと広子は互角に戦い、最後には広子が馬乗りになった。 広子「おしまいや!」 広子はホルスターからグロックを抜き出し、マダムの頭に突き当てた。 |
OBATYAN | 7/20 18:43:4 | 2192cfSsjm/.A8kSA||26 | ||
パロ「電流を落としました。これでしばらくは交信が出来ません。」 広子「よっしゃ。ここに用は無い。行くで・・・」 広子は銃身でマダムを殴り、気絶させて司令部の車庫からBMWを探し、乗り込んだ。 広子「ミサイルは何処から発射されるんや?」 SP1「ミシガン湖付近にある軍事研究所からです。急がないと・・・」 広子「ナビに登録した。出発!!」 後ろから兵士達が銃を撃ったが、車の装甲はびくともせず、逆に兆弾で負傷した兵士も居た。 広子「スモーク!!」 スモークで狙いが定まらず、兵士達は已む無く銃撃を止めた。 車はターボブースターで時速300キロ以上を出しながら、ミシガンに向かった。 |
OBATYAN | 7/20 18:49:51 | 2192cfSsjm/.A8kSA||506 | ||
数分後:総司令部上空 ネギ「こちらネギ。各自攻撃準備に着け。繰り返す、攻撃準備に着け。今度こそ潰す。」 ネギ率いるフェニックス攻撃部隊は米軍の攻撃の為、一端逃亡したが、再び総司令部に標準を定めた。 ネギ「3、2、1、ファイヤ!!」 攻撃部隊は一斉に機銃・ミサイルを放ち、総司令部の砲台・対空砲を撃ち壊し、司令部の中心部、司令室・通信用アンテナタワーを破壊、旋回し、地上部隊の攻撃を始めた。 |
OBATYAN | 7/20 18:54:41 | 2192cfSsjm/.A8kSA||459 | ||
同時刻:司令室 兵士「マダム、起きてください。」 マダム「ウウ・・・奴らは?」 兵士「逃げました。今航空攻撃部隊が再び攻撃を・・・」 兵士が言い終わらないうちに司令室が爆炎に包まれ、コンピューターや通信機械が吹き飛んだ。 マダム「ここで終わりか・・・」 マダムは兵士を殴り倒し、拳銃を奪った。 マダム「レッドスコーピオンに栄光あれ!!!」 バン!! マダムは炎に包まれた部屋でこめかみに銃を撃ち、息絶えた。レッドスコーピオン首領の最後だった・・・ |
OBATYAN | 7/20 18:55:6 | 2192cfSsjm/.A8kSA||76 | ||
ここで切ります!!感想などお願いします。 |
ラフィーナ | 7/23 9:50:32 | 2192cfFtnUAjXxyYU||563 | ||
こんにちは〜^^ 最近クラブで忙しくチビやってませんでした。 カンザスはどうなってしまうのか・・・w 広子達はどうするのか・・とっても気になります〜>< ちかも今回はマダムが・・・・追い詰められた人間のすることって怖いですよね^^; ・・以上です〜^^; 短い感想で申し訳ない。 では〜♪ |
OBATYAN | 7/23 16:59:5 | 2192cfSsjm/.A8kSA||929 | ||
超おひさしぶリィ〜でございます〜w 我もクラブ忙しいですが頑張って書いております。あと少しですが宜しくm(__)m 短い感想でもいいのでこれからもお願いしますね〜 |
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