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6091〜オバちゃんはエージェント!?〜第三十五話〜OBATYAN7/23 17:2:122192cfSsjm/.A8kSA
いよいよ物語りも終盤に・・・最後までお付き合い下さいm(__)m
では始まり始まり〜

OBATYAN7/23 17:7:22192cfSsjm/.A8kSA||157
数分後:合衆国軍事研究所
ヘイゲン「スティーブ長官、準備は宜しいかな?」
スティーブ「ええ。全て完了しています。」
ヘイゲンは総司令部からこの合衆国軍事研究所のミサイルサイロに到着し、ミサイル発射の最終指揮を執っていた。
兵士「ヘイゲン長官、たったいま総司令部が陥落したと・・・」
ヘイゲン「うぬ・・・あの航空部隊か?」
兵士「はい。バーバラ准将が爆発に巻き込まれた模様です。」
ヘイゲン「こうなれば発射を早めるしかなさそうだな。」

OBATYAN7/23 17:16:292192cfSsjm/.A8kSA||8
ヘイゲン「エージェント共は?」
兵士「警備兵によるとSP1少尉が連れて行ったと・・・」
ヘイゲン「あの腰抜けめ・・・捻り潰してくれよう・・・」
ヘイゲンは持っていた書類を握りつぶした。
ヘイゲン「アンジェラ、航空部隊の破壊を最優先課題とし、続いて研究所の防衛を。奴らはここに攻撃をしかけるであろうからな。」
アンジェラ「かしこまりました。直ちに護衛部隊『ガーディアン』の出撃を・・・」
アンジェラは携帯で連絡を取った。
ヘイゲン「主任を呼べ。」
兵士「はい。それと長官、メルセデス中佐の遺刀を打ち直しました。」
ヘイゲン「うむ。」
ヘイゲンが受け取ったのは真新しく作り直された『阿修羅』であった。



OBATYAN7/23 17:25:322192cfSsjm/.A8kSA||120
同時刻:ミシガン湖付近
広子は遂にミシガンに到着し、地元警察と派手にカーチェイスをやらかしていた。
広子「あのでっかいのが研究所やな。」
広子が指差したのは灰色の大きな建物だ。煙突が何十本も突き出している。それは不気味な要塞のようだった。
広子「門に突撃!!」
広子はミサイルで鉄の門を吹き飛ばし、護衛兵を倒した。
広子「突っ込むでぇ〜。」
広子はヘイゲン邸の時と同じく、厳重な鉄扉をぶち破って急停車した。
警備兵「奴らだ、撃ち殺せ!」
警備兵は厳重に守りを固めていたのだが、精鋭揃いの広子達にはかなわない。巧みな連係プレーで警備兵をやり過ごした。

OBATYAN7/23 17:32:02192cfSsjm/.A8kSA||47
同時刻:ミサイルサイロ
ヘイゲン「発射まで1分。最終チェック開始。」
兵士達がパソコンで色々し始めた。
ヘイゲン「5、4・・・」
ドカーン!!
広子が鉄扉を吹き飛ばし、突撃してきた。
広子「もうおしまいや。手を上げい!!」
ヘイゲン「惜しかったな、エージェント。もう発射する。」
ドォーという発射音と共に前方の大型ウィンドウの奥にあるミサイルが発射した。
ヘイゲン「お前もスーパーマンではない。ミサイルは止められん。」
広子はアサルトライフルを連射してコンピューターを破壊した。

OBATYAN7/23 17:38:262192cfSsjm/.A8kSA||825
広子「くそっ!!あんたの思うようになるか!!」
広子達は必死に奮闘した。
同時刻:ミシガン上空
ネギ「あのミサイル・・・撃ち落す!!」
仲間「おい、ネギ何処に行くんだ?」
ネギ「あれを潰さないと基地が・・・」
ネギは機銃を乱射して、5機のミサイルの内、2機を撃ち落した。
ネギ「よし!!」
ネギは続いて2機ミサイルをロックオン、戦闘機のミサイルで狙い撃ちした。
ネギ「最後の一機が問題だ・・・」
ネギは覚悟を決めた。
ネギ「特攻するか・・・」
戦闘機のミサイルも弾切れ、機銃の弾丸ももう無い。燃料も限られている。

OBATYAN7/23 17:42:352192cfSsjm/.A8kSA||199
ネギ「俺からの最後の言葉だ。よく聞け。ミサイルを4機撃ち落した。後1機、俺が特攻して落とす。後は頼んだ・・・」
ネギは無線の電源を落とし、高度な操縦技術でミサイルに激突した。
ドォーン!!!
上空で凄まじい爆発が起こった。ネギの行いが、反乱軍を救ったのだ。

OBATYAN7/23 17:47:302192cfSsjm/.A8kSA||796
同時刻:ミサイルサイロ
兵士「ん?ヘイゲン長官、ミサイルが空中で爆発しました!」
ヘイゲン「何と言うことだ・・・」
広子「ネギ・・・」
広子は涙を浮かべながら、兵士を倒した。
ヘイゲン「ええい、主任に命じてカンザスにセンチネルの大量投下を行え!徹底的に殲滅するのだ!!」
ヘイゲンの目は血走り、腰に差していた軍刀『阿修羅』を引き抜いた。
ヘイゲン「疎ましい奴らめ・・・消してくれるわ!!」
ヘイゲンは素早い刀捌きでパロの肩を掠めた。
パロ「ウワッ・・・」

OBATYAN7/23 18:0:172192cfSsjm/.A8kSA||897
ヘイゲン「我が手で裁きを下そう。」
ヘイゲンの攻撃に後ずさりを始めた。薬品保管室の上、連絡通路の上で戦いが始まった。
ヘイゲン「ここから落ちたら薬品プールにドボンだ。死ぬがよい!!」
ヘイゲンは刀を振り回し、廊下の床に叩きつけた。広子も負けじと銃を撃つが素早く避ける。
広子「悪魔に殺される覚えは無いで!!」
後ろからやってくる親衛隊は教官が撃った薬品パイプから流れ出る硫酸で、金網で出来た連絡通路はいとも簡単に崩れた。
親衛隊「ウワッ・・・」
親衛隊の数名は薬品プールに落ち、見えなくなった。他は床に叩きつけられた。

OBATYAN7/23 18:6:162192cfSsjm/.A8kSA||266
ヘイゲンもパロと広子の連携にはかなわない。捕らえられ、手錠をはめられた。
広子「おしまいやで。アンタの悪ふざけも・・・」
ヘイゲン「どうかな・・・」
ドッ、ドッという音と共に生物兵器センチネルが一体現れ、教官を吹き飛ばした。
広子「出たなぁ〜。」
広子は銃で応戦し、センチネルを怯ませた。
広子「落ちろ!!」
広子は銃の台尻でセンチネルを殴り、パロと協力して薬品プールに落とした。
広子「ふぅ〜。」

OBATYAN7/23 18:12:172192cfSsjm/.A8kSA||26
広子は全部隊に活動停止を命じ、研究所は機能しなくなった。
同時刻:生物兵器保管室
スティーブ「これこれ・・・」
スティーブは一番奥のコンピューターからフロッピーを取り出した。
スティーブ「これでヘイゲンとおさらばだ。」
スティーブは他国のエージェントで、混乱に乗じて生物兵器に関する機密データの入ったフロッピーを奪って逃げようという算段だ。
スティーブは兵士に無線で屋上にヘリを用意して待っていろと言った。
兵士「わかりました、5分後には用意します。」

OBATYAN7/23 22:30:252192cfSsjm/.A8kSA||216
同時刻:研究所応接室
アンジェラ「スティーブ長官がいません。」
ヘイゲン「さっきここから出て行ったが・・・」
スティーブがフロッピーを盗み出し、逃げようとしていることなど露知らず、二人は広子達から逃げ出して、応接室に数名の部下と共に隠れていた。
アンジェラ「もしかして・・・ちょっと見てきます。」
速くもスティーブの動きに勘付いたアンジェラは、生物兵器保管室に駆けつけた。
アンジェラ「無い・・・フロッピーが・・・」
アンジェラはヘイゲンとバーバラ、アンジェラ、スミス、スティーブしか取り出せないフロッピーが、消去法でスティーブが盗み出した事に気付いた。


OBATYAN7/23 22:53:112192cfSsjm/.A8kSA||683
その後、アンジェラはスティーブの無線使用記録を見た。
アンジェラ「五分前スティーブ長官屋上無線に接続。やはり・・・」
アンジェラは愛銃べレッタをホルスターから抜き出して、安全装置を外し、5名の部下を引き連れて屋上のヘリポートに急いだ。
同時刻:ヘリポート
スティーブ「準備はいいか?」
兵士「はい。」
兵士がヘリの点検をしている間に、スティーブは後ろからブローニングで兵士の頭を狙った。
スティーブ「チェックメイト。」
スティーブは引き金を引いた。
ズドン!!

OBATYAN7/23 22:58:432192cfSsjm/.A8kSA||125
兵士が倒れた後、スティーブは急いでヘリに乗り込んだ。
スティーブ「これで任務完了だな。」
スティーブは溜め息をし、ヘリを動かした。
アンジェラ「止まりなさい!!」
アンジェラはべレッタを数発機体に撃った。
スティーブ「ヘイゲンに伝えとけ!俺はイギリスのMI6のエージェントだってよ!!」
スティーブはヘリに付いている機銃で部下を撃ち殺した。
アンジェラ「逃がさないわ!!」
べレッタでは間に合わなくなり、隅にある倉庫からミサイルポッドを取り出し、今飛び立ったヘリに2発撃ち込んだ。
ドォーン!!

OBATYAN7/23 23:3:142192cfSsjm/.A8kSA||700
ミサイルの1発は掠めただけだったが、2発めは機体の後尾を破壊し、機体を支えきれなくなったヘリは、そのままゆらゆらと数秒空中を漂った後、ミシガン湖の中央に爆発と共にドボンと落ちた。
アンジェラ「ふぅ・・・」
アンジェラは撃ち落した達成感と疲れでドスッと倒れこんだ。
                             続く

OBATYAN7/23 23:4:382192cfSsjm/.A8kSA||448
さぁもうすぐ最終話です。最後まで応援お願いしますm(__)m
ここで切ります。感想下さい。

さの7/25 20:58:352111cfsry6/a5JFjc||504
頑張れ!頑張れ!おばちゃん。
ファイトね〜!!
ファイト一発!!
おばちゃんは、おもろいわ。


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