6096 | 夏風 | natsumi | 7/23 20:1:56 | 2202cfzwcCIABQNHg |
お久しぶりです。 なぁんか最近何にもやる気がでず、 ぐぅたらな毎日を送っています。 食っては寝て起きては部活・・・ 帰ったらパソコンそしてあとは寝る・・・ ってちょっと選択肢が多いことに今気づくΣΣ(゚д゚lll) ちなみにタイトルの読みは『なつかぜ』 夏風といっても夏風邪ではないので注意ヾ(´∀`*)ノ 前作の作品のアドレスを載せておきますので、 良ければ見ていってください。 ・・・(´Д`||)ハァ |
natsumi | 7/23 20:4:1 | 2202cfzwcCIABQNHg||977 | ||
明日 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5400.html 羽根 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5471.html 蒼い星 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5496.html 想い出 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5527.html 水玉模様 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5590.html 色 http://bbs.chibicon.net/bbs/t12-5679.html ○。しゃぼん玉。○ http://bbs.chibicon.net/bbs/t125863.html |
natsumi | 7/23 20:8:7 | 2202cfzwcCIABQNHg||314 | ||
その日は夏真っ盛りだというのに ひんやりとした風が草原をそよそよを動かしていた。 |
natsumi | 7/23 20:10:55 | 2202cfzwcCIABQNHg||534 | ||
夏休みに入ってからというもの、 私は計画していたプールも、夏祭りも、 何もかもにやる気をなくし、 ソファーで一日中ごろごろしている日を過ごしていた。 自分でもなぜそうなったのかもわからなく、 かといってすべての理由が分からないというわけでもなかった。 そう、自分でもうすうすと気づいていたのだ。 |
natsumi | 7/23 20:11:24 | 2202cfzwcCIABQNHg||200 | ||
なぜ告白などと無謀なことをしてしまったのだろう。 |
natsumi | 7/23 20:13:13 | 2202cfzwcCIABQNHg||181 | ||
そもそも終業式であんな奴に告白したのが 間違いだったのだ。 せめて夏休みが終わって私が真っ黒になってから 告白していれば、このMyソファーの定位置は 妹に譲ってやれたかもしれないというのに。 |
natsumi | 7/23 20:13:57 | 2202cfzwcCIABQNHg||51 | ||
今更考えてみると なぜあんな奴に告白などと考えたのだろう。 |
natsumi | 7/23 20:15:34 | 2202cfzwcCIABQNHg||967 | ||
あのときは一日中頭に離れないほど 好きだった。 そう、あのときは確かにそう感じたのだ。 「準ー!」 などと勝手に名前で呼び、 笑顔であいつを追いかける日が好きだと 確かにそう感じたのだった。 なのに、 なぜ。 |
natsumi | 7/23 20:17:35 | 2202cfzwcCIABQNHg||417 | ||
私はすぐこういう終わったことを もやもや考えるクセがあった。 そういうときは、一度外に出て、3分ほど 自然の空気を吸っていると 何もかも忘れてしまうのだった。 私は重い体を引き起こし、 ドアを開けて家を出た。 |
natsumi | 7/23 20:22:35 | 2202cfzwcCIABQNHg||493 | ||
外に出た瞬間、スッとした風が 私の中を通り抜け、くるくると回りながら私の中を抜けていった。 私はこの自然の風が私の中を通り抜ける瞬間が好きだった。 そうして私は何度も深呼吸をした瞬間、 右側の壁に人間が隠れていることを察知した。 どうやら、向こうは私がそっちに気づいたことが分からないようだ。 私は脅かしてやろうと思って、 いきなり右に飛び出してやった。 |
natsumi | 7/23 20:26:40 | 2202cfzwcCIABQNHg||308 | ||
「うわっ!」 相手はよほど驚いたのか、がくんとひざを落とし その場に座り込んだ。 「・・・・準?」 私はまさかと思っておずおずと聞き出した。 「・・・・彩夏」 それは準だった。 私の悩みの張本人、安達準だった。 「・・・久しぶり。」 「気まずいな。」 「気まずくなった原因は準にあるんじゃ?」 |
natsumi | 7/23 20:29:2 | 2202cfzwcCIABQNHg||282 | ||
「なぜに俺」 「最近じゃあまた新しい女の子見つけたらしいじゃん」 「なんだよそれ」 「美玖ちゃん、西黒美玖ちゃん クラス一緒なんじゃ?」 「あいつがどうかしたかよ」 「・・・あたしがいうことでもないか。 フラれたあたしが、準になんでも言える権利もないし。」 |
natsumi | 7/23 20:29:25 | 2202cfzwcCIABQNHg||68 | ||
あまり気持ちのよくない ただ冷たいだけの空気が立ち込めた。 |
natsumi | 7/23 20:32:7 | 2202cfzwcCIABQNHg||963 | ||
「・・・・」 準は黙っていた。 何もいえないようだった。 「じゃ」 私はその空気に耐えられなくなって、 ドアを開いた。 「・・待てよ」 準は気の悪そうな顔で私を呼び止めた。 「何」 |
natsumi | 7/23 20:32:19 | 2202cfzwcCIABQNHg||461 | ||
「・・ごめん」 |
natsumi | 7/23 20:36:31 | 2202cfzwcCIABQNHg||628 | ||
その瞬間、私の頭は混乱した。 はっきり言ってなんのことについて言ってるのか 主語がわからず、そして述語もはっきりしない。 「・・・意味わかんない」 「・・あのさ」 そういうと準は気まずそうにしゃべりだした。 「彩夏が告白したときさぁ 俺、なんかうまくいかないことが続いてて。 なんかイライラしてたんだよ。 だからなんか普通に対応できなくて。 だからその―」 |
natsumi | 7/23 20:36:49 | 2202cfzwcCIABQNHg||759 | ||
「今更なによ」 |
natsumi | 7/23 20:39:39 | 2202cfzwcCIABQNHg||769 | ||
そういうと準はうつむいてた顔を パッと上げて 眉をひそめて私を見た。 私は正直に言ってやった。 「バカ。何考えてんの? だから告白の返事をキャンセルしたいと。 へぇー、私のことはもうどうでもいいわけですか。 人の気持ちも遠慮もなにもないんですか。 ふられたときの私の気持ちも なにも分からないんですか。 なによ、なによ、私が、私が・・」 |
natsumi | 7/23 20:43:52 | 2202cfzwcCIABQNHg||354 | ||
それ以上なにもしゃべれなくなった。 乾いた地面にポタポタと雫が落ちた。 準はただ誤り続けた。 そのひと言ひと言の誤りには 限りない自分への否定が感じられた。 私がやっと泣き止んだ瞬間、 準はちょっと微笑んだように笑った。 |
natsumi | 7/23 20:55:15 | 2202cfzwcCIABQNHg||489 | ||
その動作にはなんの意味もなくて。 でもなぜか私には それが告白の返事に感じられて。 |
natsumi | 7/23 20:56:32 | 2202cfzwcCIABQNHg||618 | ||
そのとき 二人の間に暖かくつめたい風が吹いた。 草原を揺らす、夏風が。 |
natsumi | 7/23 20:57:37 | 2202cfzwcCIABQNHg||100 | ||
夏風、それは人と人とを 和やかにする風。 そしてまたこの風に揺られる人々が 確かに増えていくのだ。 |
natsumi | 7/23 20:59:41 | 2202cfzwcCIABQNHg||441 | ||
□あとがきっぽいわるがき□ わるがきといえば夏。 そして水風船。(w 公園で水ためて穴開けて ぶわぁって。 え、そんなのやったのぁたしだけ?ΣΣ(゚д゚lll) ぁたしわるがきレベルこえて いい年したわる姉ですから(w 視聴覚室教えてくれるまでは 感想かいちゃいけませんよ、みなさん。 では御機嫌ようw(ぁ |
みりん | 7/24 11:40:46 | 2191cfB/jai/.Efz6||562 | ||
ナツ おはよ 夏風、爽やかで少しだけ熱っぽくて。 結果がどうであれ、想い、伝えることが大切で 結果がどうであれ、言葉、返して貰えたら 精一杯の夏に出来そうな気もするけれど、どうなんでしょうか。偽善者的発言? 告白したこと無い私が言ったところで何の変化も見られません; 取り敢えず、涙を乾かす風に揺らいでいたいです。 視聴覚室・・・何となくエロい響きw さよなら |
natsumi | 7/24 12:25:15 | 2202cfzwcCIABQNHg||856 | ||
おはよみりんゃん。 さきほど3分クッキングを楽しんできたょぁたし。 夏風は今も吹いてきてますよ。 ぁたしの地方は今日は涼しい模様。 告白してもフラれるのが落ちなんだったら ぁたしは告白なんてもん狙える奴にしかしなぃっつーの(嘘 涙を乾かすには洗濯機にドボーン。 乾燥機にジャー。 物干し竿につられてフラフラしている布団たちは よほど気持ちのいいことやら。(ぁ 一度でいいからしわくちゃのままほされてみたい・・。 人間の勘は結構いいものですよ、エロイのかはすぃらなぁいw 感想どぉもぁりがとでしたw |
鳳城亮 | 7/24 14:38:49 | 2192cfYK1fThgasm.||858 | ||
視聴覚室は ココからずっと先に行った 生命の木と知恵の木の間にあるよ(ナニ 夏祭り行くのも良いけど 行く奴いるかもしれないけど メンドクサイなぁ でも行こうって言われたら断れない俺(ぁ |
natsumi | 7/25 18:27:31 | 2202cfzwcCIABQNHg||69 | ||
ぁ、どうも校長。 でもぁたしもこれでも一人前だから 視聴覚室ぐらい分かりますょヾ(´∀`*)ノハハハ(爆 夏祭りの話題はしたくぁりません;; 行きたい人いるけどその人、 ぁたしのコト忘れてるから(´-ω-`)ハフゥ 行きたいんだけどなぁっと ちょっと期待をかけてみるぁたし(ぁ |
鳳城亮 | 7/27 13:21:22 | 2192cfilOyIUY5Zc6||623 | ||
アレっすかアレ 今度わらの首を絞めて(マテ |
特殊文字 by.チビファンタジー 過去ログ | ||||
![]() ![]() ![]() |