6169 | †カラの言の葉† | ナイト | 7/28 19:13:24 | 6144cf9CDX.wHBkG. |
紡ぐ言葉はあまりに虚ろ 鮮やかな色彩を纏えども その実体はただのカラで 紡ぐ者も、紡がれる者も 共に等しく風船人形の様 ふわふわふわりと夜の街 質量を持たずに彷徨った |
ナイト | 7/28 19:16:43 | 6144cf9CDX.wHBkG.||92 | ||
†蛍† 『♪ほ、ほ、蛍来い♪』 小さく儚い命の光を追いかけて 走る子どもの影はない 失われた儚い光 失われた儚い命 小川のせせらぎは都会の喧騒に ささやかな命の灯はネオンの明かりに それぞれ塗りつぶされて今はない |
ナイト | 7/28 19:43:33 | 6144cf9CDX.wHBkG.||577 | ||
†花火† 華やかな光の花が宙を舞う 色とりどりの踊り子達は 瞬きの夢のために舞い踊る 見上げる人々の唇から零れる感嘆の吐息 父のため、客のため 小さく大きな踊り子たちは 光の布を翻す |
ナイト | 7/28 19:47:46 | 6144cf9CDX.wHBkG.||460 | ||
†檸檬† 色鮮やかなその身を切り裂けば 澄んだ色の飛沫が弾ける コリリと刃に当たる種 そっと指で摘んで 白日の下に晒し出す 小さなその種を庭の片隅へ 小さなその種から小さな芽が 生えるか否かはその種次第 |
ナイト | 7/28 19:52:35 | 6144cf9CDX.wHBkG.||643 | ||
†人魚† 魚の尾を持つ水の乙女達 笑い声を上げながら 打ち寄せては帰る波の狭間を 髪を揺らめかせて泳いでいく きらりと光る 色とりどりの鱗 鰭を持たぬ人間は 船の上より彼女らを見送る |
marinoe | 7/29 14:42:22 | 2101cfycCfHLn/G36||732 | ||
ナイト様、こんにちは☆もう、感想を置いても大丈夫かしら、失礼します。 一発目からガツ〜ンと直球勝負、カキ〜ンといい音をさせて場外スリーランを打ちたいですね。 いつか・・・・ま、のんびりいきます。 蛍はホテルのお庭で見るのだな、結構高い夕食代と人ごみも味わってね。 後、某遊園地でも本物じゃない蛍を見る事ができます。 ビオトープでは見る事ができるようになったと聴いたけど、どうなんだろうね。 花火は光の踊り子か、ほぅ。色で彩られた空間は結構居心地がよくて、私は好きです。 とりとめもない感想になってしまいました。 |
ナイト | 7/30 13:35:10 | 6144cfPDAWn9xSSeE||301 | ||
|w-≧ノシ マリーさんこんにちわw 今回あとがきを書き忘れていた事に今更気づきました^^; 蛍は、俺の知る範囲の中にはいないみたいです まだ絶滅はしていないようなので、いつか観に行ってみたいと密かに思っております 夏は花火をやりたくなります 心の中でのトリは線香花火です あの最初は激しく、最後には静かに燃えるあの様子がなんとも言えず・・・ こちらもとりとめのない返事になってしまいましたね^^; |
ナイト | 7/30 19:8:29 | 6144cfX3AgaVj74R.||995 | ||
†歯車† 軋む歯車 噛み合って廻り合う 始まりがどれかは分からない 終わりがどこかは分からない ギシ ギリ ギシ・・・・・ 回る 回る 目が回る じっと見つめていれば まるで眩暈でも起こしたかの様 歯車は回る 歯が欠ける時が己の最後とも知らずに 回る回る ギシギリギシリと |
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