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62381話で終わる小説8/3 15:29:572194cfYiKeGHts1ck
1話で終わる小説を書いてみました。
一応外国人設定です。
訳がわからないかもしれませんが・・・。
お願いします!!

8/3 15:30:92194cfYiKeGHts1ck||914
〜〜プロローグ〜〜
ある国のある家にマイティとミルキーという夫婦が住んでいました。
妻のミルキーという名前の意味は乳白色という意味で
夫のマイティは強いという意味でした。
そして、マイティは名前のとおり、とても力のある魔術師でした。
このことを知っているのはこの夫婦と魔術を勉強してるウェイと言う男の子、
そして隣りのおばあさんでした。

8/3 15:30:502194cfYiKeGHts1ck||50
「つまんない……」


 うららかな午後のひととき。

ミルキーは食卓に頬づえをつきながら、そう呟いた。


 なんとなく部屋の中を視線だけで見渡してみる。

 目に映るのは、午前中にミルキーが掃除をしてきれいになった棚やら壁ばかり。


 ふぅ…と小さく溜息をつく。

 
 

8/3 15:34:122194cfYiKeGHts1ck||906
 マイティは居ない。

 朝早くから急用があるとかで出て行ったきりだ。

 
 ウェイも居ない。

 マイティが居ないのをいいことに、遊びに行ったのだろう。

 その証拠に、出かけるときにお金の詰まった財布を手に持っていた。


 
 「つまんない……」


 再びミルキーはそう呟き、ゆっくりと目を閉じて見せた。

 そこは物音一つ無い、痛いくらいの静寂で。


 「一人……かぁ」


 そんな自分の言葉に、チクリと胸が痛む。



8/3 15:35:112194cfYiKeGHts1ck||704
ここにとついでから早一年。

 本当に色々なことがあって、毎日が充実していて、賑やかで、時間がたつのがあっという間だった。


 昔、母に手伝わされていた洋服店。

 マイティと出会う前。

 一人という状況は、決して珍しくはなかった。

 いつも一人でいた。


  
 いつも、同じ毎日。

 いつも、一人。
 

8/3 15:35:172194cfYiKeGHts1ck||149

 だから、こんな事は日常茶飯事だったはずなのに。

 もう慣れっこのはずだったのに。


 それなのに。


 「………さみしい」


 ポツリ、と口にする。

 と同時に、ミルキーはゆっくりと机に伏してみせた。

 頬に何かが伝っていくのを感じる。


 

8/3 15:36:162194cfYiKeGHts1ck||53
こんな自分、ガラじゃない。

 でも。確かに感じている、この気持ち。

 
 そう。「つまらない」じゃない。

 「さみしい」んだ。私。


 以前はなかったこの気持ち。

 一人が「さみしい」というこの気持ち。


 この気持ちを教えてくれたのは、ウェイに隣りのおばあさん。  


 そして。

 そして、誰よりも大切な――――――


 「マイティ………」


 と、ミルキーが小さくその名を呼んだ。

 瞬間。



8/3 15:36:422194cfYiKeGHts1ck||624
 「なんだい?ミルキー」

 「?!!」
 

 聞こえるはずの無い返答に、ミルキーは思わず思いきり顔をあげてみせた。

 するとそこには、今の今まで気配すら感じなかったマイティが立っていて。


 「な…なん……」


 口をパクパクさせながら驚きの表情を見せているミルキーに、マイティはゆっくりと近づいた。

 そして、ミルキーの頬に向かってそっと手を伸ばす。


 「僕の大切なミルキー。何を泣いているんだい?」

 「え?あ……っ」


 

8/3 15:37:322194cfYiKeGHts1ck||657
ミルキーはその言葉に自分が泣いていたことを思い出し、あわてて洋服の袖で涙をぬぐった。

 そして笑ってみせる。


 「なんでもないの。なんでも。気にしないで」

 「ふうん?」


 そんな苦し紛れの言い訳に苦笑いを浮かべたミルキーに対し、いまいち納得していなさそうなマイティだったが、とりあえずそう相槌をうった。

 そんなマイティを見て、ミルキーが気まずそうにうつむいた瞬間。


8/3 15:40:392194cfYiKeGHts1ck||235

「おいで、ミルキー」

「え?えぇっ?!」


そう言ったと同時に、マイティはミルキーの手を掴んで家の入り口へと向かって歩き出した。

「ちょ…っちょっと、マイティ?!」


しかしマイティは、そんなミルキーの抗議の声に耳をかす気配もない。

仕方なくミルキーは一つ溜息をついて、おとなしくマイティに着いていくことにした。


8/3 15:42:72194cfYiKeGHts1ck||794
一瞬、目の前が真っ暗になって気が付いたらミルキーのよく知っている、ココに嫁ぐ前に住んでいた町の街並み。


 「え………?」


 しかし、扉を開けてミルキーの目の前に広がったスイック町(町の名前)は、静まり返っていた。


 溢れかえるほどの人並みだったはずの道路

 赤や黄色の色とりどりの花々があったはずの家。

 きれいな洋服に身をまとった人たちがいつもいたはずのお店の数々。


 「あ……!」


 その様子を見て、ミルキーは小さくそう声を上げた。


 

8/3 15:42:272194cfYiKeGHts1ck||635
なんで・・・・・・。

 今日はなにかあったの?

 

 「祭だよ、ミルキー」


 そう耳元で聞こえる、今ではもう聞きなれたその声に、ミルキーはゆっくりと振り向いた。


 目の前には、今では見慣れたマイティの笑顔があって。

 胸が、熱くなる。


 「花がないのはパレードがココを通るからでしょ?僕より君の方が知ってるでしょ??」

 そんなマイティの言葉にミルキーは少し驚いた顔をして。

 対するマイティは、少々イタズラめいた表情を見せた。



8/3 15:47:112194cfYiKeGHts1ck||438
「行こ!!ミルキー。」

ミルキーが微笑むと

マイティは強引にミルキーの手をとって

「さぁ!!行こうか」

8/3 15:49:342194cfYiKeGHts1ck||17
その頃家に帰って来たウィンは・・・・

「またあの2人どっかいったのか・・・。

そういえばこの一週間マイティさんに魔術教わってないな・・・・。

いつもぼくを忘れるんだから・・・・・。隣りの家でもいこっかな」

8/3 15:51:22194cfYiKeGHts1ck||615
あとがき

長くなりました!!!!!!!読んでくれる人いるかなぁ??

心配・・・。

でも、読んでくれたあなた!!!!

感想くださいっ♪

リーナ8/3 21:45:82221cfDg/7Jpf6qyg||523
ぉ〜純愛w
『つまんない』⇒『独り』⇒『寂しい』
繋がるなぁぁ。。
マイティはどうやって嫁ぐ前の町につれていったのでしょうか…^^;
う〜む、、やはり魔法か?(ソレシカナイ
面白いです^^また書いてくださいね^_^

8/4 11:9:122194cfYiKeGHts1ck||379
リーナさん、ありがとうございます^0^
こんな長い物語を読んでくれて★☆
また違う「一話で終わる物語」を
かきたいとおもいます。


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